タイヤの点検は、法律で義務付けられています。日常点検として必ずタイヤを点検してください。
タイヤの摩耗を均等にし寿命をのばすために、タイヤローテーション(タイヤ位置交換)を5,000kmごとに行ってください。
タイヤは次の項目を点検してください。
点検方法は別冊「メンテナンスノート」を参照してください。
タイヤ空気圧
空気圧の点検は、タイヤが冷えているときに行ってください。
タイヤの亀裂・損傷の有無
タイヤの溝の深さ
タイヤの異常摩耗(極端にタイヤの片側のみが摩耗していたり、摩耗程度が他のタイヤと著しく異なるなど)の有無
知識
- タイヤ空気圧の数値
前輪:260kPa (2.6kg/cm2)
後輪:260kPa (2.6kg/cm2)
タイヤの指定空気圧は、運転席側のタイヤ空気圧ラベルで確認することができます。
※:タイヤが冷えているときの空気圧
- タイヤ関連の部品を交換するとき
タイヤ・ディスクホイール・ホイール取り付けボルトを交換するときは、トヨタ販売店にご相談ください。
- タイヤの交換について
お客様の車には、タイヤ交換に使用する次の工具とジャッキが搭載されていないことがあります。その場合、タイヤを交換するときは、工具とジャッキを購入してください。工具とジャッキはトヨタ販売店で購入することができます。
輪止め
ホイールボルトレンチ
ジャッキ
ジャッキハンドル
警告
- 点検・交換時に警告
必ず次のことをお守りください。
お守りいただかないと、駆動系部品の損傷や不安定な操縦特性により、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。タイヤはすべて同一メーカー・同一銘柄・同一トレッドパターンで、摩耗差のないタイヤを使用する
メーカー指定サイズ以外のタイヤやホイールを使用しない
ラジアルタイヤ・バイアスベルテッドタイヤ・バイアスプライタイヤを混在使用しない
サマータイヤ・オールシーズンタイヤ・冬用タイヤを混在使用しない
他の車両で使用していたタイヤを使用しない
以前どのように使用されていたか不明のタイヤは使用しない
- 異常があるタイヤの使用禁止
異常があるタイヤをそのまま装着していると、走行時にハンドルをとられたり、異常な振動を感じることがあります。また、次のような事態になり、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
破裂などの修理できない損傷を与える
車両が横すべりする
車両の本来の性能(電費・車両の安定性・制動距離など)が発揮されない
- 異常があるホイールの使用禁止
亀裂や変形などがあるホイールは使用しないでください。
走行中にタイヤの空気が抜けて、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
注意
- 走行中に空気もれが起こったら
走行を続けないでください。
タイヤまたはホイールが損傷することがあります。
- 悪路走行に対する注意
段差や凹凸のある路上を走行するときは注意してください。
タイヤの空気が抜けて、タイヤのクッション作用が低下します。また、タイヤ・ホイール・車体などの部品も損傷するおそれがあります。