ソーラー充電システム

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グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

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車両のルーフに搭載された大型ソーラーパネル(ソーラールーフ)により太陽光発電を行い、その電力を駆動用電池および補機バッテリー系統へ供給するシステムです。

充電設備がない駐車場や災害等で停電した場合でも、太陽光さえあれば、特別な操作をすることなく、駆動用電池の充電が可能になります。

※:

ソーラー充電システムによる充電量は、季節や天候などの条件により異なります。

ソーラー充電システムの働き

車両のルーフに搭載されたソーラーパネル(ソーラールーフ)で太陽光発電を行います。

  • 駐車中(普通充電中または急速充電中、外部電源供給中、V2H充電/V2H給電中を除く)は駆動用電池を充電します。

  • 走行中・外部電源供給中・V2H給電中は駆動用電池の消費を低減します。
    太陽光発電した電力により補機バッテリー系統の消費を補うことで、駆動用電池の電力消費を抑え、EV 走行距離の向上に貢献します。

  1. 補機バッテリー
  2. ソーラールーフ
  3. ソーラーECU
  4. 駆動用電池

ソーラー充電システムに関する情報表示

マルチインフォメーションディスプレイやマルチメディア画面などで、ソーラー充電システムに関する情報を確認することができます。

  1. メーター操作スイッチ(→表示を切りかえるには
  2. マルチインフォメーションディスプレイ
  3. マルチメディア
  • マルチインフォメーションディスプレイ

    1. メーター操作スイッチのまたはを押してを選択する。
    2. メーター操作スイッチのまたはを押してソーラー充電画面を選択する。
      1. 瞬間発電量
      2. 発電した電力の走行距離換算値
      ※:

      前回走行終了時から現在までの換算値を表示します。発電電力を走行距離に換算した数値であり、実際に走行できる距離とは異なる場合があります。また、オプションタイヤを装着した場合は、表示される値が実際に走行できる距離とは異なります。

  • マルチメディア画面

    • エネルギー画面の見方

    1. を押す。
    2. “ソーラー発電”を押す。
      エネルギー画面以外が表示されたときは、“エネルギー”を押す。

      表示画面については実際の状況とわずかに異なる場合があります。

      1. 現在の発電電力
      2. 本日の発電電力
      3. 累積発電電力
      4. 履歴削除
        日ごとのデータをリセットできます。
      5. 日ごとの発電電力
      ※:

      特定の作業によりリセットされる場合があります。

    • 距離画面の見方

    1. を押す
    2. “ソーラー発電”を押す
      距離画面以外が表示されたときは、“距離”を押す

      表示画面については実際の状況とわずかに異なる場合があります。

      1. 現在の発電電力
      2. 本日の発電した電力の走行距離換算値
      3. 累積の発電した電力の走行距離換算値
      4. 履歴削除
        日ごとのデータをリセットできます。
      5. 日ごとの発電した電力の走行距離換算値
      ※1:

      発電電力を走行距離に換算した数値であり、実際に走行できる距離とは異なる場合があります。また、オプションタイヤを装着した場合、表示される値は実際の値とは異なります。

      ※2:

      特定の作業によりリセットされる場合があります。

知識

ソーラー充電システムについて
  • 次の場合は、ソーラー充電システムによる駆動用電池への充電は行われません。

    • パワースイッチがOFF以外のとき

    • 駆動用電池ヒーター(→駆動用電池ヒーター)の作動中

    • リモートエアコンシステムの使用中

    • V2H充電またはV2H給電中

    • 駆動用電池が満充電状態のとき

    • 駆動用電池が電欠状態のとき

  • 次の場合は、ソーラー充電システムによる太陽光発電、駆動用電池および補機バッテリー系統への電力供給を停止します。

    • ボンネットを開いたとき

    • 普通充電中または急速充電中

    • マイルームモード使用中

    • ソーラー充電システムの温度保護機能が働いているとき

    • ソーラー充電システムが故障したとき

  • 太陽光発電量は、季節や気候、天候、車両の角度、周囲環境などの状況により異なります。

  • ソーラールーフの一部にでも影がかかっていると、極端に発電量が低下する場合があります。

  • ソーラールーフの性能を十分に発揮させるために、次のことをお守りください。

    • ルーフは定期的に清掃する(特に落ち葉や鳥のふんなどは極端な発電量低下につながります)

    • ルーフに雪が積もったときはすみやかに取り除く

    • シールやステッカーなどをルーフに貼り付けない
      必要がない場合は、ルーフキャリアなどの装備も取り付けないことをおすすめします。

  • 駆動用電池が満充電の状態では、ソーラー充電システムによる充電が行われません。日中に外部電源からの充電を行う必要がないときは、日没まで可能な限りソーラー充電システムで充電しておき、夜間に外部電源からの充電を行うことで、ソーラー充電システムの機能を効果的に利用できます。

  • 夏場、炎天下の長時間放置は車内が高温になり、温度保護機能が働きやすくなります。

  • ソーラールーフにガラスコーティングを施すと光の屈折率が変わり、発電量が低下する可能性があります。

  • ソーラールーフ内に小さな点や線、しみのようなものが見えることがありますが、発電機能や安全性には問題ありません。

注意

ソーラー充電システムの故障を防ぐために
  • 次のことをお守りください。

  • ソーラールーフを改造しない

  • ソーラールーフに太陽光を集光しない

  • ソーラールーフの上に乗ったり、ものを載せたりしない

  • 車室内の天井部分からソーラールーフに強い衝撃を与えたり、先のとがったもので力を加えたりしない

  • ソーラールーフが破損したときは、破損個所にはふれず、ただちにトヨタ販売店に修理を依頼してください。

ルーフに荷物を積むとき

荷物を積むとき(パノラマムーンルーフ、またはソーラールーフ装着車)

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