設定温度に合わせて吹き出し口と風量を自動で調整します。
- ウインドシールドデアイサースイッチ
- AUTOスイッチ
- リヤウインドウデフォッガー&ミラーヒータースイッチ
- フロントデフロスタースイッチ
- OFFスイッチ
- 運転席側温度調整スイッチ
- 冷房・除湿スイッチ
- 風量調整スイッチ
- 吹き出し口切りかえスイッチ
- 助手席側温度調整スイッチ
- SYNC(シンクロ)スイッチ(各席連動モード)
- 外気導入スイッチ
- 内気循環スイッチ
- REARスイッチ
グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
温度を調整する
設定温度を上げるときは温度調整スイッチを上に、下げるときは下に操作する
冷房・除湿スイッチが押されていない場合は、送風または暖房で使用できます。
風量を切りかえる
風量を増やすときは風量調整スイッチを上に、減らすときは下に操作する
風量は7段階に調整できます。
OFFスイッチを押すと、ファンが止まります。
吹き出し口を切りかえる
吹き出し口切りかえスイッチを上下に操作する
操作するたびに、次のように吹き出し口が切りかわります。
- 上半身に送風
- 上半身と足元に送風
- 足元に送風
- 足元に送風・フロントウインドウガラスの曇りを取る
内気循環/外気導入を切りかえるには
外気導入スイッチ非装着車
内気循環スイッチを押す
スイッチを押すたびに内気循環/外気導入が切りかわります。
内気循環を選択しているときは、スイッチの表示灯が点灯します。
外気導入スイッチ装着車
内気循環に切りかえるときは内気循環スイッチを押す
内気循環スイッチの表示灯が点灯します。
外気導入に切りかえるときは、外気導入スイッチを押す
外気導入スイッチの作動表示灯が点灯します。
冷房・除湿機能を使用する
冷房・除湿スイッチを押す
冷房・除湿機能がONのときは、ディスプレイに“A/C ON”が表示されます。
フロントウインドウガラスの曇りを取る
フロントデフロスタースイッチを押す
除湿機能が作動し、風量が増えます。内気循環にしている場合は、外気導入にしてください。(自動的に外気導入に切りかわることがあります)
風量を強くし、設定温度を上げると、より早く曇りを取ることができます。曇りが取れたら再度フロントデフロスタースイッチを押すと前のモードにもどります。
フロントデフロスターがON のときは、スイッチの作動表示灯が点灯します。
リヤウインドウデフォッガー&ミラーヒーター
リヤウインドウガラスの曇りを取るときや、ドアミラーから雨滴や霜を取るときに使用してください。
リヤウインドウデフォッガー&ミラーヒータースイッチを押す
リヤウインドウデフォッガー&ミラーヒーターがONのときは、スイッチの作動表示灯が点灯します。
リヤウインドウデフォッガーとミラーヒーターは、約60分後に自動的にOFFになります。ただし、外気温や充電システムなどの条件により、約15分後に自動的にOFFになる場合があります。
知識
- ガラスの曇りについて
車室内の湿度が高いときはガラスが曇りやすくなります。その場合は、冷房・除湿機能をONにすると、吹き出し口から除湿された風が出るため、効果的に曇りを取ることができます。
冷房・除湿機能をONからOFFにすると、ガラスが曇りやすくなります。
内気循環を使うとガラスが曇る場合があります。
- 外気導入・内気循環について
トンネルや渋滞などで、汚れた外気を車内に入れたくないときや、外気温度が高いときに冷房効果を高めたい場合は、内気循環にすると効果的です。
設定温度や室内温度などにより、自動的に切りかわる場合があります。
- 外気温度が0℃近くまで下がったとき
冷房・除湿スイッチを押しても除湿機能が働かない場合があります。
- エコ空調モードのエアコン作動について
エコ空調モードは燃費性能を優先させるため、空調システムが次のように制御されます。
エンジン回転数やコンプレッサーの作動を制御し、暖房/冷房の能力を抑制します。
オート設定での使用時、ファンの風量を抑制します。
エアコン操作画面のオプション画面からエコ空調モードのON/OFFを切りかえることができます。(→エアコン操作画面について)
走行モードをエコドライブモードにすると、自動でエコ空調モードに切りかわります。(→ドライブモードセレクトスイッチ)
エコ空調モードがONのとき、エアコン操作パネルのディスプレイに“ECO”が表示されます。
空調の効きをよりよくしたいときは、次の操作を行ってください。
風量を調整する
エコドライブモードを解除する(→走行モードを選択するには)
エコ空調モードをOFF にする(→エアコン操作画面について)
- ナノイーXについて
エアコンにはナノイーX発生装置が搭載されています。この装置はフロントセンターの吹き出し口からナノイーXを放出し、車室内を快適な空気環境に導きます。
ナノイーXがONのとき、ファンが作動すると、自動的にナノイーX発生装置が作動します。(→オプション画面)
ナノイーX発生装置が作動中、次の条件で効果を発揮します。次の条件以外では、効果が十分に得られない場合があります。
吹き出し口が上半身に送風、上半身と足元に送風、足元に送風のとき
フロントセンターの吹き出し口が開いているとき
ナノイーX発生装置作動時は、微量のオゾンが発生し、かすかに臭うことがありますが、森林など、自然界に存在する程度の量なので、人体に影響はありません。
ナノイーX発生装置作動中、かすかに作動音が聞こえることがありますが、故障ではありません。
ナノイーX発生装置が作動するまでに多少時間がかかることがあります。
作動直後は作動音が大きい場合があります。
※1:nanoe、ナノイーおよびnanoeマークは、パナソニック ホールディングス株式会社の商標です。
※2:ナノイーXは、ナノイーにくらべて、効果のもとであるOHラジカルをより多く含む微粒子イオンです。
※3:温湿度環境、風量・風向きによってはナノイーの効果が十分に得られない場合があります。
- 換気とエアコンの臭いについて
車室外の空気を車室内に取り入れたいときは、外気導入にしてください。
エアコン使用中に、車室内外のさまざまな臭いがエアコン装置内に取り込まれて混ざり合うことにより、吹き出し口からの風に臭いがすることがあります。
エアコン始動時に発生する臭いを抑えるために、オート設定での使用時にはエアコン始動直後、しばらく足元からの送風に切りかわったり、送風が停止したりする場合があります。
駐車時に自動的に外気導入に切りかえることにより駐車中の換気をうながし、始動時に発生するにおいを緩和します。
- 音声対話サービスについて
- ★:
グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
音声対話サービスを使用して、エアコンを操作することができます。
音声対話サービスについては、別冊「マルチメディア取扱説明書」を参照してください。
- エアコンフィルターについて
- カスタマイズ機能
AUTOスイッチを押したとき、除湿機能を連動させるかどうかなどを設定できます。(カスタマイズ一覧:→ユーザーカスタマイズ機能)
警告
- フロントウインドウガラスの曇りを防止するために
外気の湿度が非常に高いときにエアコンを低い設定温度で作動させているときは、フロントデフロスタースイッチを押さないでください。外気とガラスの温度差でガラスの外側が曇り、視界をさまたげる場合があります。
- リヤウインドウデフォッガー&ミラーヒーターが作動しているとき
ドアミラーの表面が非常に熱くなります。やけどをするおそれがあるのでふれないでください。
- ナノイーX発生装置について
高電圧の部品を含むため、分解・修理はしないでください。修理が必要な場合は、トヨタ販売店にお問い合わせください。
注意
- バッテリーあがりを防ぐために
エンジン停止中は、エアコンを必要以上に使用しないでください。
- ナノイーX発生装置の損傷を防ぐために
フロントセンターの吹き出し口の近くでスプレーを使用したり、吹き出し口にものをはめ込んだり貼ったりしないでください。正常に働かなくなるおそれがあります。