SDM(スタビライザーディスコネクト機構)

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グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

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フロントスタビライザーの状態を切りかえることによって、舗装路・オフロード走行時の安定性や走破性などを確保するシステムです。

SDM(スタビライザーディスコネクト機構)のしくみ

スイッチ操作や車速により、スタビライザーのロック状態が変化し、次のような効果を発揮します。

舗装路での走行時は

スタビライザーをロックすることでサスペンションの動きが抑制され、安定した走行が可能になる

オフロード走行時は

  • スタビライザーのロックが解除されることによってサスペンションが伸縮しやすくなり、悪路走破性の向上につながる

  • 車体の揺れが低減し、乗り心地の向上に貢献する

システムを作動させるには

SDM スイッチを押す

スタビライザーのロックが解除され、SDM 表示灯が点灯します。

もう一度押すと、ロック状態となり、表示灯が消灯します。

スタビライザーのロック状態の切りかえ中は、表示灯が点滅します。

知識

スイッチ操作による作動条件について

エンジンスイッチがONで車速が約30km/h以下のとき

車速による自動制御について

車速が約30km/hをこえると、スタビライザーがロック状態にもどります。

作動音について

スタビライザーのロック状態が切りかわるときは、車両の下部から作動音(“コン”という音)が聞こえることがありますが、異常ではありません。

スタビライザーの状態と表示灯の点灯状態と一致しないとき

路面に凹凸があるときは、スタビライザーの状態が切りかわらず表示灯の点灯状態と一致しない場合があります。走行によりサスペンションが伸縮したあとでスタビライザーの状態が切りかわります。

外気温が極めて低いとき

-30℃を下まわるような極寒時は、システムが正しく作動しないおそれがあるため、使用しないでください。

エンジンスイッチOFF後の状態について

エンジンスイッチをOFFにしても、スタビライザーの状態は保持されます。状態を切りかえたいときは、再度エンジンスイッチをONにしてSDMスイッチを押してください。

スタビライザーのロックが解除されているとき

Toyota Safety Senseの一部が作動しません。(→SDM(スタビライザーディスコネクト機構)が作動している時

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