クロールコントロール

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

メニュー
 
ブックマーク
あとで読む

アクセルペダルやブレーキペダルを踏まなくても、凹凸の大きなオフロードを一定の低速度で走行でき、すべりやすい路面でのスリップや車輪の空転を最小限に抑え、安定して走行できます。

警告

クロールコントロールをお使いになる前に

クロールコントロールを過信しないでください。車両の限界性能を高めるものではないので、常に路面状況をよく確認した上で、安全運転に心がけてください。

クロールコントロールを使用するときは(プラスサポート装着車)

プラスサポートを使用しないでください。プラスサポートの急アクセル時加速抑制が作動した場合、駆動が制限され思わぬ事故につながるおそれがあります。

正しく作動しないおそれのある状況

次の路面を走行する場合、車両の一定速度を維持できないことがあり、思わぬ事故につながるおそれがあります。

  • 極端な急勾配

  • 凹凸の激しい路面

  • 積雪路などのすべりやすい路面

クロールコントロールを作動させるには

  1. DAC/CRAWLスイッチを押す
    スイッチ上のインジケーターとメーター内のクロールコントロール作動表示灯が点灯し、スリップ表示灯が点滅します。
  2. MODE SELECT スイッチを左右に操作し、メーター表示からモードを選択する
    1. マルチインフォメーションディスプレイ(7インチディスプレイ装着車)
    2. マルチインフォメーションディスプレイ(12.3インチディスプレイ装着車)

選択可能なモード

次の5つのモードから路面状況に合わせてモードを選択することができます。

  1. マルチインフォメーションディスプレイ(7 インチディスプレイ装着車)
  2. マルチインフォメーションディスプレイ(12.3 インチディスプレイ装着車)
  1. LO
    岩石路や下り坂を走行するときなどに適しています。
  2. Lo - Mid
    岩石路・下り坂・モーグル路の登り坂を走行するときなどに適しています。
  3. Mid
    モーグル路の登り坂を走行するときなどに適しています。
  4. Mid - Hi
    モーグル路の登り坂・ガレキ路の登り坂、雪・泥・ぬかるみ・砂利・草地などの上を走行するときなどに適しています。
  5. Hi
    モーグル路の登り坂・ガレキ路の登り坂、雪・泥・ぬかるみ・砂利・草地などの上を走行するときなどに適しています。

クロールコントロールを解除するときは

  • DAC/CRAWL スイッチのインジケーター点灯時

    DAC/CRAWL スイッチをもう一度押す

  • DAC/CRAWL スイッチのインジケーター消灯時

    DAC/CRAWL スイッチを押してインジケーターを点灯している状態にします。

    点灯している状態でDAC/CRAWL スイッチをもう一度押す

    クロールコントロールが解除されるとクロールコントロール作動表示灯とスリップ表示灯が消灯し、マルチインフォメーションディスプレイにクロールコントロールが解除されたことを示すメッセージが数秒間表示されます。

    走行中にクロールコントロールを解除するときは、とくに慎重に運転してください。

知識

クロールコントロールの作動条件
  • エンジンがかかっているとき

  • シフトレバーがP・N 以外にあるとき

  • トランスファースイッチがL4にあるとき

  • 運転席ドアが閉まっているとき

クロールコントロールの自動解除

次のいずれかのときに、ブザーが継続的に鳴り、クロールコントロール表示灯が点滅後、消灯し、マルチインフォメーションディスプレイにクロールコントロールが解除されたことを示すメッセージが数秒間表示され、クロールコントロールが解除されます。

  • シフトレバーをP またはN にしたとき

  • トランスファースイッチをH4 にしたとき

  • 運転席ドアを開けたとき

クロールコントロールの機能制限
  • 次の場合は、下り坂を一定の速度で降りるようなブレーキ制御はできますが、上り坂を一定の速度で登るエンジン制御はできません。

    • 走行モードにセカンドスタートモードを選択したとき

    • 車速が約10km/h をこえたとき

    ★:

    グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

  • 次の場合は、エンジン制御・ブレーキ制御とも一時的に機能を停止します。この場合、クロールコントロール表示灯が点滅します。

    • リヤデフロック状態:車速が約10km/h をこえたとき

    • リヤデフロックが解除状態:車速が約25km/h をこえたとき

    ★:

    グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

長時間の使用について
  • クロールコントロールを長時間連続的に使用すると、ブレーキシステムが異常過熱します。このときは、ブザーが鳴り、マルチインフォメーションディスプレイに異常を知らせるメッセージが表示され、クロールコントロール表示灯が点滅した後消灯します。一時的にクロールコントロールが作動しなくなりますので、速やかに安全な場所に停車して、表示が消えるまでブレーキシステムを十分に冷却してください。また、この間の通常走行は可能です。

  • クロールコントロールを長時間連続的に使用すると、オートマチックトランスミッションが異常過熱します。このときは、ブザーが鳴り、クロールコントロールが自動的に解除されます。また、マルチインフォメーションディスプレイに異常を知らせるメッセージが表示されることがあります。この場合は、表示が消えるまで、安全な場所に停車してください。

作動音や振動について
  • エンジン始動時や発進直後に、エンジンルームから作動音が聞こえることがありますが、異常ではありません。

  • クロールコントロールが作動すると、次のような現象が発生することがありますが、異常ではありません。

    • 車体やハンドルに振動を感じる

    • 車両停止後もモーター音が聞こえる

システムに異常があるときは

警告灯や警告表示が点灯します。(→スリップ表示灯, 警告メッセージが表示されたときは

このページは役に立ちましたか?