マルチテレインモニターは、車両周辺の状況確認を補助するシステムです。オフロード走行時の状況把握や車庫入れ時の障害物の確認など、幅広い場面で運転者の状況判断を支援します。

知識

  • 本文中で使用している画面のイラストは例であり、イラストと実際に映し出される映像では車両の映り込みなどが異なることがあります。

警告

安全にお使いいただくために

次のことをお守りください。お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

  • マルチテレインモニターを過信しないでください。
    一般の車と同様、必ず後方や周囲の安全を直接確認しながら慎重に運転してください。特に周辺に駐車している車や障害物などに接触しないようにしてください。

  • カメラのレンズの特性により、マルチテレインモニター画面に映る人や障害物などは、実際の位置・距離と異なります。必ず周囲の安全を直接確認した上で運転してください。

  • 運転操作時は、必ず後方や周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

  • 画面だけを見ながら運転操作することは絶対にしないでください。画面に映し出されている映像と実際の状況は異なることがあります。また、カメラの映し出す範囲は限られていますので、画面だけを見て右左折、後退することは絶対にしないでください。車をぶつけたり、思わぬ事故を引き起こすおそれがあります。必ず目視やインナーミラー、ドアミラーなどで周囲の安全を確認し、十分注意したうえで運転してください。

  • 乗車人数、積載量、路面の勾配などにより、画面のガイド線の示す位置はかわります。必ず後方や周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

  • 外気温が低い場合、画面が暗くなったり、映像が薄れたりすることがあります。
    特に動いているものの映像がゆがむ、または画面から見えなくなることがあるため、必ず周囲の安全を直接目で確認しながら運転してください。

  • タイヤを交換すると、画面に表示されるガイド線の示す位置に誤差が生じることがあります。

注意

マルチテレインモニターについて

カメラが故障したときは、画面が次のように表示されることがあります。

  • シフトレバーをR 以外にしたときに、カメラ映像が表示されたままになる

  • シフトレバーをR にしたときに、画面の一部、もしくはすべてが黒映像で表示される

  • シフトレバーをR にしたときに、カメラ映像に切りかわらない

  • カメラ映像にガイド線などが表示されず、着目マークや注意文が表示される

マルチテレインモニターで表示できる画面

走行状況に応じて、次の各画面表示を選択できます。

  • 現在のシフトポジションや車速などの条件により、選択できる画面は異なります。(→画面表示条件について

  • 表示する画面によっては、通常表示から全画面表示への切りかえが可能です。

トランスファーレンジがL4またはH4かつマルチテレインセレクトがONのとき

トランスファーレンジがH4かつマルチテレインセレクトがOFFのとき

カメラスイッチについて

マルチテレインモニターの表示と画面の切りかえをします。

画面表示条件について

エンジンスイッチがONの状態で、カメラスイッチを押したときに次の画面が表示されます。(以下は一例です)

トランスファーレンジがL4 またはH4 かつマルチテレインセレクトがONのとき

シフトレバーがP・D・Nのとき

  1. ナビゲーション画面・オーディオ画面など
  2. フロントビュー&両サイドビュー
  3. アンダーフロアビュー&両サイドビュー
  4. フロントビュー(拡大時)
  5. アンダーフロアビュー(拡大時)
  6. アンダーフロアビュー(後輪)(拡大時)
  7. アンダーフロアビュー(後輪)&両サイドビュー
  8. カメラスイッチを押す
  9. 表示画面をタッチする
  10. アンダーフロアビュー(後輪)表示スイッチを選択
  11. アンダーフロアビュー(後輪)解除スイッチを選択
  12. 画面切りかえスイッチを選択

シフトレバーがRのとき

  1. バックビュー&両サイドビュー
  2. ワイドバックビュー&両サイドビュー
  3. バックアンダーフロアビュー&両サイドビュー
  4. バックアンダーフロアビュー(拡大時)
  5. ワイドフロントビュー&両サイドビュー
  6. カメラスイッチを押す
  7. バックアンダーフロアビュー表示スイッチを選択
  8. バックアンダーフロアビュー解除スイッチを選択
  9. 表示画面をタッチする
  10. 画面切りかえスイッチを選択

トランスファーレンジがH4 かつマルチテレインセレクトがOFFのとき

シフトレバーがPのとき

  1. ナビゲーション画面・オーディオ画面など
  2. カメラスイッチを押す
  3. ムービングビュー
  4. シースルービュー
  5. 画面モード切りかえボタンをタッチ

シフトレバーがD・Nのとき

  1. ナビゲーション画面・オーディオ画面など
  2. パノラミックビュー&ワイドフロントビュー
  3. パノラミックビュー&サイドクリアランスビュー
  4. パノラミックビュー&コーナリングビュー
  5. カメラスイッチを押す
  6. 画面モード切りかえボタンをタッチ
  7. 直進状態から180 度以上ハンドルを操作

シフトレバーがRのとき

  1. パノラミックビュー&バックビュー
  2. パノラミックビュー&ワイドバックビュー
  3. パノラミックビュー&ワイドフロントビュー
  4. カメラスイッチを押す
  5. 画面モード切りかえボタンをタッチ

知識

マルチテレインモニター画面の表示について
  • 車速が約20km/h 以下でカメラスイッチを押した場合、約8 秒間マルチテレインモニター画面を表示します。車速が約20km/h 以上になると、マルチテレインモニター画面が消えてもとの画面に戻ります。

  • 車速が約20km/h 以上でカメラスイッチを押した場合、車速が約20km/h 以下にならない限り、約5 分間はマルチテレインモニター画面が表示されます。ただし、車速が約20km/h 以下になった場合は、約8 秒間はマルチテレインモニター画面が表示され、車速が約20km/h 以上になると、マルチテレインモニター画面が消えてもとの画面に戻ります。

  • 画面表示タイマー機能を作動していないとき、車速が20km/h 以上になると、マルチテレインモニター画面が消えて元の画面に戻ります。

  • ガイド線モードなどの表示設定は、ドライバー登録をすることでマイセッティングとして保存され、乗車時に呼び出すことができます。

  • 画面表示タイマー機能はカスタマイズ設定で変更できます。

画面表示の見方や機能などについて

トランスファーレンジがL4 またはH4 かつマルチテレインセレクトがONのときに表示される各画面には、前進・後退時の障害物の確認や、オフロード走行時の路面状況の把握など、さまざまな走行状況を補助する情報が表示されます。

フロントビュー&両サイドビューについて

車両前方付近の状況確認に利用できます。

  • 車両前方の映像に加えて、進行方向を決定する際の目安となる、ガイド線が合成表示されます。

  • 表示されている画面をタッチすると、通常表示から拡大表示に切りかわります。(再度画面をタッチすると、通常表示にもどります)

  • ハンドルを約270°以上操作しているときは、右左折を補助するガイド線などが自動で表示されます。

画面を表示する

  1. シフトレバーをP・DまたはNにする
  2. カメラスイッチをフロントビュー&両サイドビューが表示されるまで押す

フロントビュー&両サイドビューについて

  1. ハンドルを約270° 以上操作しているとき
  2. 表示画面をタッチする
  3. 0.5m距離目安線(赤)
  4. 1.0m距離目安線(青)
  5. 2.0m距離目安線(青)
    は、それぞれ車両前端からの距離の目安を示します。
  6. フロントタイヤ進路線(黄)
    ハンドル操作に連動して、前輪の進路の目安を示します。
  7. 車幅延長線(青)
    自車幅から約0.5mの距離の目安を表示します。
  8. フロントタイヤ接地線(青)
  9. リヤタイヤ接地線(青)
    は、それぞれ映像上におけるタイヤの位置の目安を示します。
  10. リヤタイヤ進路線(黄)
    後輪の軌跡の目安を示します。
  11. 前進ガイド線(青)
    最も小まわりして前進した場合の軌跡の目安を示します。
  12. クリアランスソナー/スリップ表示
    空転しているタイヤの表示色が変化し、点滅します。また、クリアランスソナーがONのときは、クリアランスソナーが静止物を検知すると、画面にインジケーターが表示されます。(→クリアランスソナー/ スリップ表示
  13. 画面消去スイッチ
    カメラ映像を消して、オーディオ画面など以前表示していた画面にもどります。
  14. 画面モード切りかえスイッチ
    スイッチを押すたびに、画面モードが切りかわります。
  15. アンダーフロアビュー(後輪)表示スイッチ
    アンダーフロアビュー(後輪)&両サイドビュー表示に切りかわります。(→アンダーフロアビュー(後輪)&両サイドビューについて
  16. 自動表示モード切りかえスイッチ
  17. カスタマイズ設定スイッチ
    表示される車両のボディーカラーやクリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
  18. 傾斜計
    車両の傾き具合の目安を表示します。(→傾斜計

傾斜計

0° ~約30°までの範囲で、車両の前後・左右のおおよその傾きを表示します。

  1. 前後傾斜角目盛り
    前後方向の傾きを角度で示します。
  2. 左右傾斜角目盛り
    左右方向の傾きを角度で示します。
  3. ポインター
    水平状態に対する車両の傾き具合を示します。

クリアランスソナー/ スリップ表示

タイヤの空転を検知すると、空転しているタイヤの位置をお知らせします。

  1. タイヤアイコン
    空転しているタイヤが橙色に点滅します。
  2. クリアランスソナーの割り込み表示
    クリアランスソナーがON のとき、障害物を検知すると表示されます。

自動表示モードについて

カメラスイッチの操作による表示に加え、車速に応じて自動的にパノラミックビュー&ワイドフロントビュー、パノラミックビュー&サイドクリアランスビュー、パノラミックビュー&コーナリングビュー、アンダーフロアビュー&両サイドビュー、フロントビュー&両サイドビューが表示される自動表示モードを設定することができます。

  • 自動表示ボタンにタッチすると、自動表示モードがON にかわります。

  • 自動表示モードをON にすると、次の場合に自動で表示することができます。

    • シフトレバーをDまたはNにしたとき

    • 車速が約10km/h 以下に減速したとき(シフトレバーがR 以外)

知識

フロントビュー&両サイドビュー表示について

シフトレバーがP・D・Nのときに表示できます。

傾斜計表示について
  • ポインターの移動と車両イメージの回転により、車両の傾きを角度で示します。

  • 現在の傾きに応じて、前後・左右傾斜角目盛りの色がかわります。

  • エンジンスイッチをON にしたあと、傾き角度の情報が確定するまでは、傾斜角度が表示されません。

  • 傾斜計が示す角度は目安であり、他の計測装置によって計測した角度とは異なる場合があります。

  • 現在の傾き角が30°よりも大きい場合は、30°を超えたメモリに表示されます。

  • システムに異常があるときは、車両イメージ及びポインターが表示されません。その場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。

スリップ表示について

システムに異常があるときは、タイヤアイコンが表示されません。その場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。

アンダーフロアビュー&両サイドビューについて

現在の車両位置より手前で撮影された映像の上に、現在の車両位置・タイヤ位置を示す線が合成表示され、車両下方の状況や前輪位置の把握などを補助します。

  • 映像が表示されるには、一定以上の距離を走行する必要があります。

  • 表示されている画面をタッチすると通常画面から拡大表示に切りかわります。(再度画面をタッチすると、通常画面にもどります)

画面を表示する

  1. シフトレバーをP・DまたはNにする
  2. カメラスイッチをアンダーフロアビュー&両サイドビューが表示されるまで押す

アンダーフロアビュー&両サイドビューについて

  1. 現在の車両の位置
  2. アンダーフロアビューで表示される映像(現在より手前で撮影された映像)
  3. 撮影時の車両の位置(現在より後方)
  4. 表示画面をタッチする
  5. 車幅延長線(青)
    自車幅から約0.5mの距離の目安を表示します。
  6. フロントタイヤ接地線(青)
  7. リヤタイヤ接地線(青)
    はそれぞれの映像上におけるタイヤの位置の目安を示します。
  8. 0.5m 距離目安線(赤・黒)
    車両前端からの距離の目安を示します。
  9. リヤタイヤ進路線(黄)
    後輪の軌跡の目安を示します。
  10. タイヤ形状線(黒・白)
    タイヤのある位置、および接地面の目安を示します。
  11. 車両形状線(青)
    車両前端の位置の目安を示します。
  12. クリアランスソナー/スリップ表示
    空転しているタイヤの表示色が変化し、点滅します。また、クリアランスソナーがONのときは、クリアランスソナーが静止物を検知すると、画面にインジケーターが表示されます。(→クリアランスソナー/ スリップ表示
  13. 画面消去スイッチ
    カメラ映像を消して、オーディオ画面など以前表示していた画面にもどります。
  14. 画面モード切りかえスイッチ
    スイッチを押すたびに、画面モードが切りかわります。
  15. アンダーフロアビュー(後輪)表示スイッチ
    アンダーフロアビュー(後輪)&両サイドビュー表示に切りかわります。(→アンダーフロアビュー(後輪)&両サイドビューについて
  16. 自動表示モード切りかえスイッチ
  17. カスタマイズ設定スイッチ
    表示される車両のボディーカラーやクリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
  18. 傾斜計
    車両の傾き具合の目安を表示します。(→傾斜計

自動表示モードについて

カメラスイッチの操作による表示に加え、車速に応じて自動的にパノラミックビュー&ワイドフロントビュー、パノラミックビュー&サイドクリアランスビュー、パノラミックビュー&コーナリングビュー、アンダーフロアビュー&両サイドビュー、フロントビュー&両サイドビューが表示される自動表示モードを設定することができます。

  • 自動表示ボタンにタッチすると、自動表示モードがON にかわります。

  • 自動表示モードをON にすると、次の場合に自動で表示することができます。

    • シフトレバーをDまたはNにしたとき

    • 車速が約10km/h 以下に減速したとき(シフトレバーがR 以外)

知識

アンダーフロアビュー&両サイドビューについて
  • シフトレバーがP・D・Nのときに表示できます。

  • アンダーフロアビュー表示中に車速が約20km/h以上になると、アンダーフロアビュー表示が黒表示になります。

  • 次の場合は、アンダーフロアビュー表示が黒表示になります。

    • ハンドルを最大近くまで操作しながら走行したとき

    • エンジン始動後、またはシステムが正常復帰後、一定以上の距離を走行していないとき

    • 車輪が空転したとき

    • ABS作動時

    • システムが正常に作動しないとき

  • アンダーフロアビュー表示中にドアミラーを格納すると、別画面が表示されます。

  • ハンドルを一定舵角以上操作しながら走行すると、画面の一部が欠けたような表示になることがありますが、異常ではありません。

  • 次のような状況では、システムが正常に作動しない場合があります

    • 積雪路

    • 太陽光や照明などによる光源により影があるとき

    • すべりやすい路面や、車輪が空転したとき

    • カメラレンズに汚れや異物などが付着しているとき

    • 水面(川・海など)

    • オプション装備を取り付けたとき

    • カメラを覆ったり、撮像範囲に物体があるとき

    • タイヤを交換したとき

    • バックドアが開いているなど、カメラの位置が正しい位置ではないとき

    • ハンドルを一定舵角以上操作したとき

    • 坂道などの勾配があるとき

  • 過去に撮影された映像を表示しているため、次のような場合は、画面と実際の状況が異なることがあります。

    • 撮影後に障害物が現れたり動いたりしたとき

    • 撮影後に砂や雪などが崩れて動いたとき

    • 表示範囲に水たまりやぬかるみなどがあるとき

    • 車両がスリップしたとき

警告

ガイド線について

乗車人数・積載量・路面の勾配・路面状況・周囲の明るさ・オプションの装備・指定以外のタイヤやサスペンション等の装着により、タイヤ形状線・車両形状線と実際の車両の位置とがずれる場合があります。必ず、周囲の安全を確認しながら運転してください。

アンダーフロアビュー表示について

表示される映像は、過去に撮影された映像です。よって、撮影後にものが動くなど、アンダーフロアビュー表示と現在の状況とが必ずしも一致しない場合があります。また、夜間の暗い環境などでは、映像上で障害物などが確認できない場合があります。

アンダーフロアビュー(後輪)&両サイドビューについて

現在の車両位置より手前で撮影された映像を車両の上に、現在の車両位置・タイヤ位置を示す線が合成表示され、車両下方の状況や後輪位置の把握などを補助します。

  • 映像が表示されるには、一定以上の距離を走行する必要があります。

  • 表示されている画面をタッチすると通常画面から拡大表示に切りかわります。(再度画面をタッチすると、通常画面にもどります)

画面を表示する

  1. シフトレバーをP・DまたはNにする
  2. カメラスイッチを押し、フロントビュー&両サイドビュー、アンダーフロアビュー&両サイドビューまたはそれらの拡大表示を表示させる
  3. アンダーフロアビュー(後輪)表示スイッチを押す

アンダーフロアビュー(後輪)&両サイドビューについて

  1. 現在の車両の位置
  2. アンダーフロアビュー(後輪)で表示される映像(現在より手前で撮影された映像)
  3. 撮影時の車両の位置(現在より後方)
  4. 表示画面をタッチする
  5. タイヤ形状線(黒・白)
    タイヤのある位置、および接地面の目安を示します。
  6. 車両形状線(青)
    車両端部の位置の目安を示します。
  7. 0.5m 距離目安線(赤・黒)
    車両前端からの距離の目安を示します。
  8. フロントタイヤ接地線(青)
    映像上におけるタイヤの位置の目安を示します。
  9. 車幅延長線(青)
    自車幅から約0.5m の距離の目安を表示します。
  10. リヤタイヤ接地線(青)
    映像上におけるタイヤの位置の目安を示します。
  11. クリアランスソナー/スリップ表示
    空転しているタイヤの表示色が変化し、点滅します。また、クリアランスソナーがONのときは、クリアランスソナーが静止物を検知すると、画面にインジケーターが表示されます。(→クリアランスソナー/ スリップ表示
  12. 画面消去スイッチ
    カメラ映像を消して、オーディオ画面など以前表示していた画面にもどります。
  13. アンダーフロアビュー(後輪)解除スイッチ
    アンダーフロアビュー(後輪)を表示する前の画面を表示します。
  14. 自動表示モード切りかえスイッチ
  15. カスタマイズ設定スイッチ
    表示される車両のボディーカラーやクリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
  16. 傾斜計
    車両の傾き具合の目安を表示します。(→傾斜計

自動表示モードについて

カメラスイッチの操作による表示に加え、車速に応じて自動的にパノラミックビュー&ワイドフロントビュー、パノラミックビュー&サイドクリアランスビュー、パノラミックビュー&コーナリングビュー、アンダーフロアビュー&両サイドビュー、フロントビュー&両サイドビューが表示される自動表示モードを設定することができます。

  • 自動表示ボタンにタッチすると、自動表示モードがON にかわります。

  • 自動表示モードをON にすると、次の場合に自動で表示することができます。

    • シフトレバーをDまたはNにしたとき

    • 車速が約10km/h 以下に減速したとき(シフトレバーがR 以外)

知識

アンダーフロアビュー(後輪)について
  • シフトレバーがP・D・Nのときに表示できます。

  • 次の場合はアンダーフロアビュー(後輪)表示が終了し、自動で直前に表示していたカメラ画面にもどります。
    また、次に表示できるまでアンダーフロアビュー(後輪)表示スイッチは操作できません。

    • 車速が約5km/h以上になったとき

    • ハンドルを最大近くまで操作しながら走行したとき

    • 車輪が空転したとき

    • ABS作動時

    • システムが正常に作動しないとき

    • ハンドルを一定舵角以上操作したとき

  • アンダーフロアビュー(後輪)表示中にドアミラーを格納すると、別画面が表示されます。

  • ハンドルを一定舵角以上操作しながら走行すると、画面の一部が欠けたような表示になることがありますが、異常ではありません。

  • 次のような状況では、システムが正常に作動しない、またはアンダーフロアビュー(後輪)への切りかえができない場合があります。また、次に表示できるまでアンダーフロアビュー(後輪)表示スイッチは操作できません。

    • 積雪路

    • 太陽光や照明などによる光源により影があるとき

    • すべりやすい路面や、車輪が空転したとき

    • カメラレンズに汚れや異物が付着しているとき

    • 水面(川・海など)

    • オプション装備を取り付けたとき

    • カメラを覆ったり、撮像範囲に物体があるとき

    • タイヤを交換したとき

    • バックドアが開いているなど、カメラの位置が正しい位置ではないとき

    • ハンドルを一定舵角以上操舵したとき

    • 坂道などの勾配があるとき

  • 過去に撮影された映像を表示しているため、次のような場合は、画面と実際の状況が異なることがあります。

    • 撮影後に障害物が現れたり動いたりしたとき

    • 撮影後に砂や雪などが崩れて動いたとき

    • 表示範囲に水たまりやぬかるみなどがあるとき

    • 車両がスリップしたとき

警告

ガイド線について

乗車人数・積載量・路面の勾配・路面状況・周囲の明るさ・オプションの装備・指定以外のタイヤやサスペンション等の装着により、タイヤ形状線・車両形状線と実際の車両の位置とがずれる場合があります。必ず、周囲の安全を確認しながら運転してください。

アンダーフロアビュー(後輪)表示について

表示される映像は、過去に撮影された映像です。よって、撮影後にものが動くなど、アンダーフロアビュー(後輪)表示と現在の状況とが必ずしも一致しない場合があります。また、夜間の暗い環境などでは、映像上で障害物などが確認できない場合があります。

バックビュー&両サイドビュー/ワイドバックビュー&両サイドビューについて

駐車時の安全確認を行うために、車両側方からの映像と後方カメラからの映像を同時に表示するモードです。

画面を表示する

  1. シフトレバーをRにする
  1. 画面モード切りかえスイッチ
    スイッチを押すたびに、バックビュー&両サイドビュー/ワイドバックビュー&両サイドビューが切りかわります。
  2. フロントタイヤ接地線(青)
  3. リヤタイヤ接地線(青)
    はそれぞれの映像上におけるタイヤの位置の目安を示します。
  4. 車幅延長線(青)
    自車幅から約0.5mの距離の目安を表示します。
  5. 後方予想進路線(黄)
    ハンドル操作と連動して、進路の目安を示します。
  6. 後方距離目安線
    車の後方の距離を示します。
    • 予想進路線と連動する。

    • 車両後端から約0.5m先(赤色)・約1m 先(黄色)を示します。

  7. RCD(リヤカメラディテクション)
    後方の歩行者をリヤカメラが検知すると、画面にインジケーターが表示されます。
  8. RCTA(リヤクロストラフィックアラート)/RCD(リヤカメラディテクション)
    以下のときに画面にインジケーターが表示されます。
    • 後側方レーダーが後側方からの接近車両や障害物を検知したとき

    • リヤカメラが後方の歩行者を検知したとき

  9. クリアランスソナー/スリップ表示
    空転しているタイヤの表示色が変化し、点滅します。また、クリアランスソナーがONのときは、クリアランスソナーが静止物を検知すると、画面にインジケーターが表示されます。(→クリアランスソナー/ スリップ表示
  10. バックアンダーフロアビュー表示スイッチ
    バックアンダーフロアビュー&両サイドビュー表示に切りかわります。(→バックアンダーフロアビュー&両サイドビューについて
  11. PKSB(パーキングサポートブレーキ)
    衝突の可能性がある対象物を検知すると、画面にメッセージが表示されます。
  12. カスタマイズ設定スイッチ
    表示される車両のボディーカラーやクリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
  13. ガイド線表示モード切りかえスイッチ
    スイッチを押すたびに、予想進路線表示モード/車両中央予想進路線表示モードが切りかわります。
  14. 車両中央予想進路線
    ハンドル操作と連動して、車両中央の目安(緑色)を示します。
  15. リヤカメラウォッシャースイッチ
    短く押す:
    リヤカメラ洗浄が一定時間作動します。
    長押しする:
    リヤカメラウォッシャースイッチを押し続けている間、リヤカメラ洗浄が作動します。
  16. 傾斜計
    車両の傾き具合の目安を表示します。(→傾斜計

知識

バックビュー&両サイドビュー/ワイドバックビュー&両サイドビューについて
  • シフトレバーがRのときに表示できます。

  • シフトレバーがRのときにカメラスイッチを押すと、フロントビュー&両サイドビューに切りかえできます。

  • クリアランスソナーの表示位置とカメラ映像に映し出される作動対象の位置は合わないことがあります。

ガイド線について

バックドアが閉じていないと、ガイド線が表示されません。バックドアが閉まっているのにガイド線が表示されない場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。

警告

ガイド線について

乗車人数・積載量・路面の勾配などにより、画面のガイド線の示す位置はかわります。必ず後方や周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

表示について

クリアランスソナー、RCTA(リヤクロストラフィックアラート)の表示は、カメラ映像に重畳して表示しているため、周囲の明るさや色などによっては見えにくい場合があります。

駐車する

以下の手順と逆方向の駐車スペースに駐車するときは、ハンドル操作がすべて左右逆になります。

  1. シフトレバーをRにする
  2. 予想進路線が駐車スペースの中に入るようにハンドルを操作して、ゆっくり後退する
    1. 駐車スペース
    2. 予想進路線
  3. 車の後部が駐車スペースの中に入ったら、車幅延長線が駐車スペース左右の区画線のあいだに入るようにハンドルを操作する
    1. 予想進路線
  4. 予想進路線と駐車スペースの区画線が平行になったら、ハンドルをまっすぐにして、車が駐車スペースにすべて入るまで、ゆっくり後退する
  5. 適切な位置で停車し、駐車を終える

バックアンダーフロアビュー&両サイドビューについて

現在の車両位置より手前で撮影された映像を車両の上に、現在の車両位置・タイヤ位置を示す線が合成表示され、車両下方・後方の状況や後輪位置の把握などを補助します。

  • 映像が表示されるには、一定以上の距離を走行する必要があります。

  • 表示されている画面をタッチすると通常画面から拡大表示に切りかわります。(再度画面をタッチすると、通常画面にもどります)

画面を表示する

  1. シフトレバーをRにし、バックビュー&両サイドビューまたはワイドバックビュー&両サイドビューを表示させる
  2. バックアンダーフロアビュー表示スイッチを押す

バックアンダーフロアビュー&両サイドビューについて

  1. 現在の車両の位置
  2. バックアンダーフロアビューで表示される映像(現在より手前で撮影された映像)
  3. 撮影時の車両の位置(現在より前方)
  4. フロントタイヤ接地線(青)
    映像上におけるタイヤの位置の目安を示します。
  5. 車幅延長線(青)
    自車幅から約0.5m の距離の目安を表示します。
  6. リヤタイヤ接地線(青)
    映像上におけるタイヤの位置の目安を示します。
  7. タイヤ形状線(黒・白)
    タイヤのある位置、および接地面の目安を示します。
  8. 車両形状線(青)
    車両端部の位置の目安を示します。
  9. クリアランスソナー/スリップ表示
    空転しているタイヤの表示色が変化し、点滅します。また、クリアランスソナーがONのときは、クリアランスソナーが静止物を検知すると、画面にインジケーターが表示されます。(→クリアランスソナー/ スリップ表示
  10. バックアンダーフロアビュー解除スイッチ
    バックアンダーフロアビューを表示する前の画面を表示します。
  11. 表示画面をタッチする
  12. カスタマイズ設定スイッチ
    表示される車両のボディーカラーやクリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
  13. リヤカメラウォッシャースイッチ
    短く押す:
    リヤカメラ洗浄が一定時間作動します。
    長押しする:
    リヤカメラウォッシャースイッチを押し続けている間、リヤカメラ洗浄が作動します。
  14. 傾斜計
    車両の傾き具合の目安を表示します。(→傾斜計

知識

バックアンダーフロアビューについて
  • シフトレバーがRのときに表示できます。

  • バックアンダーフロアビュー表示中に、車速が約5km/h以上になると自動で直前に表示していたカメラ画面にもどります。

  • 次の場合はバックアンダーフロアビュー表示が終了し、自動で直前に表示していたカメラ画面にもどります。
    また、次に表示できるまでバックアンダーフロアビュー表示スイッチは操作できません。

    • 車輪が空転したとき

    • ABS作動時

    • システムが正常に作動しないとき

    • RCTA・RCDやパーキングサポートブレーキが作動したとき

    • バックドアが開いているとき

  • バックアンダーフロアビュー表示中にドアミラーを格納すると、別画面が表示されます。

  • ハンドルを一定舵角以上操作しながら走行すると、画面の一部が欠けたような表示になることがありますが、異常ではありません。

  • 次のような状況では、システムが正常に作動しない、またはバックアンダーフロアビューへの切りかえができない場合があります。また、次に表示できるまでバックアンダーフロアビュー表示スイッチは操作できません。

    • 積雪路

    • 太陽光や照明などによる光源により影があるとき

    • 滑りやすい路面や、車輪が空転したとき

    • カメラレンズに汚れや異物が付着しているとき

    • 水面(川、海など)

    • オプション装備を取り付けたとき

    • カメラを覆ったり、撮像範囲に物体があるとき

    • タイヤを交換したとき

    • バックドアが開いているなど、カメラの位置が正しい位置ではないとき

    • ハンドルを一定舵角以上操舵したとき

    • 坂道などの勾配があるとき

警告

ガイド線について

乗車人数・積載量・路面の勾配・路面状況・周囲の明るさ・オプションの装備・指定以外のタイヤやサスペンション等の装着により、タイヤ形状線・車両形状線と実際の車両の位置とがずれる場合があります。必ず、周囲の安全を確認しながら運転してください。

バックアンダーフロアビュー表示について
  • 表示される映像は、過去に撮影された映像です。よって、撮影後にものが動くなど、バックアンダーフロアビュー表示と現在の状況とが必ずしも一致しない場合があります。また、夜間の暗い環境などでは、映像上で障害物などが確認できない場合があります。

  • 表示される映像の範囲には限界があります。必ず目視やデジタルインナーミラー・ドアミラーなどで周囲の安全を確認した上で運転してください。

画面表示の見方や機能などについて

トランスファーレンジがH4 かつマルチテレインセレクトがOFFのときに表示される各画面には、前進・後退時の障害物の確認など走行状況を補助する情報が表示されます。

シフトレバーがP のときの表示モード

車両周辺の障害物を確認するため、各カメラから合成された映像を表示するモードです。運転席から見たような映像や、車両まわりの斜め上方から見たような映像を表示します。

画面を表示する

  1. シフトレバーをPにする
  2. カメラスイッチを押す
    • 画面モード切りかえボタンをタッチするたびに、モードが切りかわります。

    • カメラスイッチをもう一度押すと、ナビゲーション画面など、以前表示していた画面にもどります。

  • シースルービュー

    1. 画面消去スイッチ
      カメラ映像を消して、オーディオ画面など以前表示していた画面にもどります。
    2. 画面モード切りかえスイッチ
      シースルービュー/ムービングビューを切りかえます。
    3. 一時停止/再回転スイッチ
      回転表示を一時停止、再開します。
    4. カスタマイズ設定スイッチ
      コーナリングビュー自動表示や車両のボデーカラー、クリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
    5. 音声認識アイコン
      エージェント(音声対話サービス)が作動しているときに表示されます。
  • ムービングビュー

    1. 画面消去スイッチ
      カメラ映像を消して、オーディオ画面など以前表示していた画面にもどります。
    2. 画面モード切りかえスイッチ
      シースルービュー/ムービングビューを切りかえます。
    3. 一時停止/再回転スイッチ
      回転表示を一時停止、再開します。
    4. カスタマイズ設定スイッチ
      コーナリングビュー自動表示や車両のボデーカラー、クリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
    5. 音声認識アイコン
      エージェント(音声対話サービス)が作動しているときに表示されます。

知識

シースルービュー/ムービングビューについて
  • クリアランスソナーがON のときのみ、シースルービュー/ムービングビューを表示できます。

  • シースルービュー/ムービングビュー画面の回転表示は、画面上の任意の場所をタッチしても一時停止/再開できます。

シフトレバーがD、N のときの表示モード

見通しの悪い交差点や丁字路などで、車両の前方と左右方向の状況確認をするために、車両上方からの映像と前方カメラからの映像を同時に表示するモードです。

画面を表示する

  1. シフトレバーをDまたはNにする
  2. カメラスイッチを押す
    • カメラスイッチを押すたびにモードが切りかわります。

    • コーナリングビューモードがON になっている場合、ハンドルを直進状態から180 度以上回転させると、パノラミックビュー&サイドクリアランスビューからパノラミックビュー&コーナリングビューに切りかわります。

  • パノラミックビュー&ワイドフロントビュー

    1. 前方距離目安線
      車両前端から約1m先を示します。
    2. 前進予想進路線
      ハンドル操作と連動して、進路の目安を示します。(黄色)
      直進状態から90度以上ハンドル操作をした場合に表示します。
    3. クリアランスソナー
      センサーが障害物を検知すると、画面にインジケーターが表示され、ブザーが鳴ります。
    4. FCTA(フロントクロストラフィックアラート)&ITS Connect
      前方または側方からの接近車両や障害物を、FCTAもしくはITS Connectが感知すると、画面にインジケーターが表示されます。
    5. 画面消去スイッチ
      カメラ映像を消して、ナビゲーション画面など以前表示していた画面にもどります。
    6. 画面モード切りかえスイッチ
      スイッチをタッチするたびに、画面モードが切りかわります。
    7. ガイド線切りかえスイッチ
      スイッチをタッチするたびに、ガイド線表示モードが切りかわります。(→ガイド線表示モードについて
    8. 自動表示スイッチ
      自動表示モードのON/OFFを切りかえます。シフトレバーがDまたはNとき、車速に応じて自動でパノラミックビュー&ワイドフロントビューまたはパノラミックビュー&クリアランスビュー/コーナリングビューが表示されます。(→自動表示モードについて
    9. カスタマイズ設定スイッチ
      コーナリングビュー自動表示や車両のボデーカラー、クリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
    10. カメラ汚れ検知アイコン
      カメラの汚れを検知した場合にアイコンが表示されます。
    11. PKSB(パーキングサポートブレーキ)
      衝突の可能性がある障害物を感知すると、画面にメッセージが表示されます。
    12. 音声認識アイコン
      エージェント(音声対話サービス)が作動しているときに表示されます。
    13. クリアランスソナーミュートスイッチ
      クリアランスソナーの作動音を一時的にミュートします。
  • パノラミックビュー&サイドクリアランスビュー

    1. 前進予想進路線
      ハンドル操作と連動して、進路の目安を示します。(黄色)
      直進状態から90度以上ハンドル操作をした場合に表示します。
    2. 車幅平行線
      ドアミラー分を含んだ車幅の目安を示します。
    3. 前方距離目安線
      車両前端から約1m先を示します。
    4. クリアランスソナー
      センサーが障害物を検知すると、画面にインジケーターが表示され、ブザーが鳴ります。
    5. 前輪接地線
      前タイヤの位置を示します。
    6. FCTA(フロントクロストラフィックアラート)&ITS Connect
      前方または側方からの接近車両や障害物を、FCTAもしくはITS Connectが感知すると、画面にインジケーターが表示されます。
    7. 画面消去スイッチ
      カメラ映像を消して、ナビゲーション画面など以前表示していた画面にもどります。
    8. 画面モード切りかえスイッチ
      スイッチをタッチするたびに、画面モードが切りかわります。
    9. ガイド線切りかえスイッチ
      スイッチをタッチするたびに、ガイド線表示モードが切りかわります。(→ガイド線表示モードについて
    10. 自動表示スイッチ
      自動表示モードのON/OFFを切りかえます。シフトポジションがDまたはNとき、車速に応じて自動でパノラミックビュー&ワイドフロントビューまたはパノラミックビュー&クリアランスビュー/コーナリングビューが表示されます。(→自動表示モードについて
    11. カスタマイズ設定スイッチ
      コーナリングビュー自動表示や車両のボデーカラー、クリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
    12. カメラ汚れ検知アイコン
      カメラの汚れを検知した場合にアイコンが表示されます。
    13. PKSB(パーキングサポートブレーキ)
      衝突の可能性がある障害物を感知すると、画面にメッセージがされます。
    14. 音声認識アイコン
      エージェント(音声対話サービス)が作動しているときに表示されます。
    15. クリアランスソナーミュートスイッチ
      クリアランスソナーの作動音を一時的にミュートします。
  • パノラミックビュー&コーナリングビュー

    1. 前進予想進路線
      ハンドル操作と連動して、進路の目安を示します。(黄色)
      直進状態から90度以上ハンドル操作をした場合に表示します。
    2. 車幅平行線
      ドアミラー分を含んだ車幅の目安を示します。
    3. 前方距離目安線
      車両前端から約1m先を示します。
    4. クリアランスソナー
      センサーが障害物を検知すると、画面にインジケーターが表示され、ブザーが鳴ります。
    5. 前輪接地線
      前タイヤの位置を示します。
    6. FCTA(フロントクロストラフィックアラート)&ITS Connect
      前方または側方からの接近車両や障害物を、FCTAもしくはITS Connectが感知すると、画面にインジケーターが表示されます。
    7. 画面消去ボタン
      カメラ映像を消して、ナビゲーション画面など以前表示していた画面にもどります。
    8. 画面モード切りかえボタン
      ボタンをタッチするたびに、画面モードが切りかわります。
    9. ガイド線切りかえボタン
      ボタンをタッチするたびに、ガイド線表示モードが切りかわります。(→ガイド線表示モードについて
    10. 自動表示ボタン
      自動表示モードのON/OFFを切りかえます。シフトポジションがDまたはNとき、車速に応じて自動でパノラミックビュー&ワイドフロントビューまたはパノラミックビュー&クリアランスビュー/コーナリングビューが表示されます。(→自動表示モードについて
    11. カスタマイズ設定ボタン
      コーナリングビュー自動表示や車両のボデーカラー、クリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
    12. カメラ汚れ検知アイコン
      カメラの汚れを検知した場合にアイコンが表示されます。
    13. PKSB(パーキングサポートブレーキ)
      衝突の可能性がある障害物を感知すると、画面にメッセージがされます。
    14. 音声認識アイコン
      エージェント(音声対話サービス)が作動しているときに表示されます。
    15. クリアランスソナーミュートボタン
      クリアランスソナーの作動音を一時的にミュートします。

知識

パノラミックビュー&サイドクリアランスビュー/コーナーリングビューについて
  • クリアランスソナーがONのときのみ、パノラミックビュー&サイドクリアランスビュー、パノラミックビュー&コーナリングビューを表示できます。

  • クリアランスソナーの表示位置とカメラ映像に映し出される作動対象の位置は合わないことがあります。

警告

ガイド線について

乗車人数・積載量・路面の勾配などにより、画面のガイド線の示す位置はかわります。必ず周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

表示について

クリアランスソナー、FCTA(フロントクロストラフィックアラート)の表示は、カメラ映像に重畳して表示しているため、周囲の明るさや色などによっては見えにくい場合があります。

ガイド線表示モードについて

ガイド線表示モード切りかえスイッチを選択するごとに、表示モード が切りかわります。

  • 距離目安線表示モード

    • 車両前端から約1m 先を示します。(青色)

  • 予想進路線表示モード

    • ハンドル操作と連動して、進路の目安を示します。(黄色)直進状態から90 度以上ハンドル操作をした場合に表示されます。

自動表示モードについて

カメラスイッチの操作による表示に加え、車速に応じて自動的にパノラミックビュー&ワイドフロントビュー、パノラミックビュー&サイドクリアランスビュー/コーナリングビューが表示される自動表示モードを設定できます。

  • 自動表示ボタンにタッチすると、自動表示モードがON にかわります。

  • 自動表示モードをONにすると、次の場合に自動で表示することができます。

    • シフトレバーをDまたはNにしたとき

    • 車速が約10km/h以下に減速したとき(シフトレバーがR以外)

コーナリングビュー自動表示モードについて

ハンドル操作に応じて自動的にパノラミックビュー&コーナリングビューが表示されるコーナリングビュー自動表示モードを設定できます。

  • コーナリングビュー自動表示モードをON にすると、次の場合に自動でコーナリングビューを表示できます。

    • シフトレバーをDまたはNにしたとき

    • 車速が約12km/h以下のとき

    • 直進状態から180度以上ハンドルを操作したとき

知識

コーナリングビュー自動表示モードについて

コーナリングビュー自動表示モードはカスタマイズ設定で変更できます。

クリアランスソナー連動表示機能について

クリアランスソナーの感知状態に応じて、パノラミックビュー&ワイドフロントビュー、パノラミックビュー&サイドクリアランスビュー/コーナリングビューが自動的に表示されます。

  • クリアランスソナーが障害物を感知したとき(シフトレバーがD またはN のとき)に、自動で表示されます。

  • クリアランスソナーの感知が終了したときに、自動でもとの画面へもどります。

知識

クリアランスソナー連動表示機能について
  • 画面表示中にカメラスイッチを押すと、元の画面にもどることができます。

  • クリアランスソナー感知状態でパノラミックビューモニター画面を解除した場合、マルチメディアシステム画面に表示されるクリアランスソナーマークにタッチすると、再度パノラミックビューモニター画面が表示されます。

車幅平行線の使い方

パノラミックビュー&サイドクリアランスビュー

  • 車幅平行線と障害物との位置関係を確認します。

  • 車幅平行線が実際の障害物などに重ならないようにハンドル操作をして前進します。

  • 車両平行線と路肩の縁石などの目標物との位置関係を確認します。

  • 図のように車幅平行線が重ならないように車両を幅寄せします。

  • 同時に車幅平行線と目標物が平行になるように運転操作することで、目標物に沿って駐車することができます。

前進予想進路線の使い方

パノラミックビュー&コーナリングビュー

  • 前進予想進路線と障害物との位置関係を確認します。

  • 前進予想進路線が実際の障害物と重ならないようにハンドルを操作して前進します。

シフトレバーがR のときの表示モード

駐車時の安全確認を行うために、車両上方からの映像と後方カメラからの映像を同時に表示するモードです。

画面を表示する

  1. シフトレバーをRにする
    画面モード切りかえスイッチをタッチするたびに、モードが切りかわります。
    • パノラミックビュー&バックビュー/ワイドバックビューが表示されます。

  • パノラミックビュー&バックビュー

    1. カメラ汚れ検知アイコン
      カメラの汚れを検知した場合にアイコンが表示されます。
    2. クリアランスソナー
      センサーが障害物を検知すると、画面にインジケーターが表示され、ブザーが鳴ります。
    3. 画面モード切りかえスイッチ
      スイッチをタッチするたびに、パノラミックビュー&バックビューとワイドバックビュー&バックビューが切りかわります。
    4. ガイド線切りかえスイッチ
      スイッチをタッチするたびに、ガイド線表示モードが切りかわります。(→ガイド線表示モードの切りかえ
    5. RCTA(リヤクロストラフィックアラート)/RCD(リヤカメラディテクション)
      以下のときに画面にインジケーターが表示されます。
      • 後側方レーダーが後側方からの接近車両や障害物を検知したとき

      • リヤカメラが後方の歩行者を検知したとき

    6. RCD(リヤカメラディテクション)
      後方の歩行者をリヤカメラが検知すると、画面にインジケーターが表示されます。
    7. カスタマイズ設定スイッチ
      コーナリングビュー自動表示や車両のボデーカラー、クリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
    8. PKSB(パーキングサポートブレーキ)
      衝突の可能性がある障害物を感知すると、画面にメッセージが表示されます。
    9. 音声認識アイコン
      エージェント(音声対話サービス)が作動しているときに表示されます。
    10. クリアランスソナー/ RCTA(リヤクロストラフィックアラート)/ RCD(リヤカメラディテクション)ミュートスイッチ
      クリアランスソナー/ RCTA(リヤクロストラフィックアラート)/ RCD(リヤカメラディテクション)の作動音を一時的にミュートします。シフト操作を行うとミュートは自動的に解除されます。
    11. リヤカメラウォッシャースイッチ
      短く押す:
      リヤカメラ洗浄が一定時間作動します。
      長押しする:
      リヤカメラウォッシャースイッチを押し続けている間、リヤカメラ洗浄が作動します。
  • パノラミックビュー&ワイドバックビュー

    1. カメラ汚れ検知アイコン
      カメラの汚れを検知した場合にアイコンが表示されます。
    2. クリアランスソナー
      センサーが障害物を検知すると、画面にインジケーターが表示され、ブザーが鳴ります。
    3. 画面モード切りかえスイッチ
      スイッチをタッチするたびに、パノラミックビュー&バックビューとワイドバックビュー&バックビューが切りかわります。
    4. ガイド線切りかえスイッチ
      スイッチをタッチするたびに、ガイド線表示モードが切りかわります。(→ガイド線表示モードの切りかえ
    5. RCTA(リヤクロストラフィックアラート)/RCD(リヤカメラディテクション)
      以下のときに画面にインジケーターが表示されます。
      • 後側方レーダーが後側方からの接近車両や障害物を検知したとき

      • リヤカメラが後方の歩行者を検知したとき

    6. RCD(リヤカメラディテクション)
      後方の歩行者をリヤカメラが検知すると、画面にインジケーターが表示されます。
    7. カスタマイズ設定スイッチ
      コーナリングビュー自動表示や車両のボデーカラー、クリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する
    8. PKSB(パーキングサポートブレーキ)
      衝突の可能性がある障害物を感知すると、画面にメッセージが表示されます。
    9. 音声認識アイコン
      エージェント(音声対話サービス)が作動しているときに表示されます。
    10. クリアランスソナー/ RCTA(リヤクロストラフィックアラート)/ RCD(リヤカメラディテクション)ミュートスイッチ
      クリアランスソナー/ RCTA(リヤクロストラフィックアラート)/ RCD(リヤカメラディテクション)の作動音を一時的にミュートします。シフト操作を行うとミュートは自動的に解除されます。
    11. リヤカメラウォッシャースイッチ
      短く押す:
      リヤカメラ洗浄が一定時間作動します。
      長押しする:
      リヤカメラウォッシャースイッチを押し続けている間、リヤカメラ洗浄が作動します。

知識

パノラミックビュー&バックビュー/ワイドバックビューについて
  • シフトレバーがR のときにカメラスイッチを押すと、パノラミックビュー&ワイドフロントビューに切りかえできます。

  • パノラミックビュー&バックビュー表示中、表示部にタッチすることで、パノラミックビュー&ワイドバックビューに切り替えることができます。

  • クリアランスソナーの表示位置とカメラ映像に映し出される障害物の位置は合わないことがあります。

警告

ガイド線について

乗車人数・積載量・路面の勾配などにより、画面のガイド線の示す位置はかわります。必ず後方や周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

表示について

クリアランスソナー、RCTA(リヤクロストラフィックアラート)、RCD(リヤカメラディテクション)の表示は、カメラ映像に重畳して表示しているため、周囲の明るさや色などによっては見えにくい場合があります。

ガイド線表示モードの切りかえ

ガイド線切りかえスイッチをタッチするごとに、表示モード が切りかわります。

  • 予想進路線表示モード

    ハンドル操作に連動した予想進路線などが表示されます。

    1. 前方距離目安線
      車両前端から約1m先(青色)を示します。
    2. 側方予想進路線
      ハンドル操作と連動して、進路の目安(黄色)を示します。
    3. 後方予想進路線
      ハンドル操作と連動して、進路の目安(黄色)を示します。
    4. 後方距離目安線
      車の後方の距離を示します。
      • 予想進路線と連動します。

      • リヤバンパー後端の中心位置から約0.5m先(赤色)/約1m先(黄色)を示します。

    5. 後方距離目安線
      リヤバンパー後端から約0.5m先(青色)を示します。
    6. 後方車幅延長線
      車をまっすぐ後退させたときの進路の目安を示します。
      • 実際の車幅より広く表示します。

      • 直進状態になっているときは、予想進路線と重なります。

    7. 車両中央線
      後方車幅延長線の中心位置(青色)を示します。
  • 駐車ガイド線モード

    ハンドルの切り返し点(駐車ガイド線)が表示されます。予想進路線表示を必要とせずに駐車できる、車両感覚に慣れた方におすすめします。

    1. 前方距離目安線
      車両前端から約1m先(青色)を示します。
    2. 後方距離目安線
      車の後方の距離を示します。
      • リヤバンパー後端の中心位置から約0.5m先(赤色)を示します。

    3. 車両中央線
      後方車幅延長線の中心位置(青色)を示します。
    4. 後方車幅延長線
      車をまっすぐ後退させたときの進路の目安を示します。
      • 実際の車幅より広く表示されます。

    5. 駐車ガイド線
      もっとも後方へ小まわりしたときの進路の目安を示します。
      • 駐車時にハンドルを操作する位置の目安にしてください。

  • 距離目安線モード

    距離目安線のみ表示されるモードです。ガイド線を必要としない方におすすめします。

    1. 前方距離目安線
      車両前端から約1m先(青色)を示します。
    2. 後方距離目安線
      車の後方の距離を示します。
      • リヤバンパー後端の中心位置から約0.5m先(赤色)を示します。

  • 車両中央予想進路線モード

    ハンドル操作に連動して、予想進路線や車両中央線の目安などが表示されます。

    またリヤバンパーの中心を、看板やポールなどの目印に寄せる場合に使用します。

    1. 前方距離目安線
      車両前端から約1m先(青色)を示します。
    2. 側方予想進路線
      ハンドル操作と連動して、進路の目安(黄色)を示します。
    3. 後方距離目安線
      車の後方の距離を示します。
      • 予想進路線と連動します。

      • リヤバンパー後端の中心位置から約0.5m先(赤色)/約1m先(黄色)を示します。

    4. 後方予想進路線
      ハンドル操作と連動して、進路の目安(黄色)を示します。
    5. 車両中央予想進路線
      ハンドル操作と連動して、車両中央線(緑色)の目安を示します。

知識

ガイド線表示モードについて

バックドアが閉じていないとガイド線は表示されません。バックドアを閉じてもガイド線が表示されない場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。

警告

ガイド線表示モードについて

後方車幅延長線は、実際の車幅より広く表示されます。後退するときは、必ず後方や周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

予想進路線モードを使用して駐車する

次の手順と逆方向の駐車スペースに駐車するときは、ハンドル操作はすべて左右逆です。

  1. シフトレバーをRにする
  2. 予想進路線が駐車スペースの中に入るようにハンドルを操作して、ゆっくり後退する
    1. 駐車スペース
    2. 予想進路線
  3. 車の後部が駐車スペースの中に入ったら、車幅延長線が駐車スペース左右の区画線のあいだに入るようにハンドルを操作する
    1. 車幅延長線
  4. 車幅延長線と駐車スペースの区画線が平行になったら、ハンドルをまっすぐにして、車が駐車スペースにすべて入るまで、ゆっくり後退する
  5. 適切な位置で停車し、駐車を終える

駐車ガイド線モードを使用して駐車する

  1. シフトレバーをRにする
  2. 駐車ガイド線が駐車スペースの右端の区画線に合うまで後退したら止まる
    1. 駐車ガイド線
    2. 駐車場の区画線
  3. ハンドルを左いっぱいにまわして、ゆっくり後退する
  4. 車が駐車スペースと平行になったら、ハンドルをまっすぐにして、車が駐車スペースにすべて入るまで、ゆっくり後退する
  5. 適切な位置で停車し、駐車を終える

ドアミラー格納時の画面について(パノラミックビューモニター)

ドアミラーを格納した場合、パノラミックビューのかわりにサイドカメラからの映像が表示されます。狭い場所での幅寄せ駐車の際などに、車両周辺の安全確認を補助します。

画面表示について

  • サイドビュー&ワイドフロントビュー

    1. サイドビュー
    2. クリアランスソナー
      センサーが障害物を検知すると、画面にインジケーターが表示され、ブザーが鳴ります。
    3. ワイドフロントビュー
  • サイドビュー&バックビュー

    1. サイドビュー
    2. クリアランスソナー
      センサーが障害物を検知すると、画面にインジケーターが表示され、ブザーが鳴ります。
    3. バックビュー
  • サイドビュー&ワイドバックビュー

    1. サイドビュー
    2. クリアランスソナー
      センサーが障害物を検知すると、画面にインジケーターが表示され、ブザーが鳴ります。
    3. ワイドバックビュー

知識

表示について
  • サイドビュー& ワイドフロントビュー表示中にカメラスイッチを押すと、もとの画面にもどります。

  • クリアランスソナーの表示位置とカメラ映像に映し出される障害物の位置は合わないことがあります。

画面を拡大表示する(パノラミックビューモニター)

画面に映っているものが小さく見えにくい場合に、画面を拡大して表示させることができます。

パノラミックビューの拡大させたいエリアをタッチします。

  • 選択したエリアが拡大表示されます。

  • パノラミックビューは、車両の前後2カ所のいずれかを拡大して表示させることができます。

  • 拡大表示を解除するには、再度画面を選択します。

知識

拡大機能について
  • 次の条件をすべて満たすと拡大機能を使用することができます。

    • 車速が12km/h以下

    • クリアランスソナーがONになっている

  • 次のいずれかの条件を満たすと拡大表示が自動的に解除されます。

    • 車速が12km/h以上になった

    • クリアランスソナーをOFFにした

  • シフトレバーが Rのときの パノラミックビュー&フロントビューでは、拡大表示使用できません。

  • パノラミックビューの拡大表示は、通常のパノラミックビューとは違い、ガイド線を表示しません。

床下透過映像を表示する(パノラミックビューモニター)

現在の車両位置から撮影された過去のカメラ映像が車両下に合成表示され、車両下の状況やタイヤ位置の把握などを補助できます。映像はパノラミックビュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューに表示させることができます。

  1. タイヤ形状線
    ハンドルと連動してタイヤ位置の目安を示します。
  2. 車両形状目安線
    車両の外形の目安を示します。

知識

床下透過映像について
  • 床下透過映像表示は、カスタマイズ設定画面の設定をOn にし、車両を前進または後退すると表示されます。(→マルチテレインモニターの設定を変更する

  • 次の場合は、床下透過映像表示が表示されません。

    • 車速が約20km/h以上になったとき

    • 車両が停止し、一定時間経過したとき

    • 車両始動後、一定以上の距離を走行していないとき

    • ドアミラーを格納しているとき

    • ABSが作動したとき

    • システムが正常に作動しないとき

  • 次のような状況では、システムが正常に作動しない場合があります。

    • 積雪路

    • 照明などによる影があるとき

    • カメラレンズに汚れや異物が付着しているとき

    • 水面(川・海など)

    • オプション装備を取り付けたとき

    • カメラの前に障害物があるとき

    • タイヤを交換したとき

    • バックドアが開いて、カメラの位置が正しくない場合

    • すべりやすい路面や車輪が空転したとき

    • 坂道などの勾配があるとき

  • 過去に撮影された映像を表示しているため、次のような場合は、画面と実際の状況が異なることがあります。

    • 撮影後に障害物が現れたり動いたりしたとき

    • 撮影後に砂や雪などが崩れて動いたとき

    • 表示範囲に水たまりやぬかるみなどがあるとき

    • 車両がスリップしたとき

  • 次のような状況では、床下透過映像が一部、もしくはすべて黒映像で表示される場合があります。

    • 撮影した映像がない状態で発進したとき

    • ハンドルを一定以上の角度まで回したとき

    • 車両が停止し、一定時間が経過したとき

警告

床下透過映像について
  • 乗車人数・積載量・路面の勾配・路面状況・周囲の明るさ・オプションの装備・タイヤ交換などにより、タイヤ形状線や車両形状目安線と実際の車両位置がずれる場合があります。必ず周囲の安全を確認しながら運転してください。

  • 表示される映像は、撮影された過去に撮影された映像です。そのため、撮影後に障害物が動くなど、床下透過映像表示と実際の状況とが必ずしも一致しない場合があります。

マルチテレインモニターの設定を変更する

コーナリングビュー自動表示や車両のボディーカラー・クリアランスソナーの検知距離などの設定を変更できます。

  1. にタッチする
  2. 各項目を設定する
  • コーナリングビュー

    コーナリングビューの自動表示のON/OFF を設定できます。

  • 床下透過の映像表示

    床下透過映像表示の設定をON/OFF できます。設定をON にし、車両を前進または後退すると、現在の車両位置から撮影された過去のカメラ映像が車両下に合成表示され、車両下の状況やフロントタイヤ位置の把握などを補助できます。映像はパノラミックビュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューに表示されます。

  • クリアランスソナー3D表示

    クリアランスソナー3D表示のON/OFFを設定できます。

  • クリアランスソナー検知距離

    クリアランスソナーによる障害物検知の開始距離を切りかえることができます。

  • ボディーカラー

    画面に表示されるボディーカラーを変更できます。

  • カメラ映像自動オフ

    画面表示タイマー機能のON/OFF を設定できます。

知識

マルチテレインモニターの設定変更について

走行中は安全のため、設定変更画面を表示できません。

ご使用上の注意

マルチテレインモニターを使用するときは、次のことを必ずお守りください。お守りいただかないと、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。また、運転操作時は必ず後方・周囲の安全を直接確認してください。

警告

マルチテレインモニターを使用してはいけないとき

次のような状況では、マルチテレインモニターを使用しないでください。使用すると、システムが正常に働かず、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

  • 凍結、すべりやすい路面、または雪道

  • タイヤチェーン・応急用タイヤを使用しているとき

  • フロントドア・バックドアが完全に閉まっていないとき

  • 坂道など平坦でない道路

  • タイヤをメーカー指定のものから交換しているとき

  • サスペンションを改造しているとき

  • 画面に映るエリアに社外品を装着しているとき

ガイド線について

乗車人数・積載量・路面の勾配・路面状況・周囲の明るさなどにより、タイヤ位置目安線・車両形状目安線と実際の車両の位置とがずれる場合があります。必ず、周囲の安全を確認しながら運転してください。

注意

パノラミックビューについて
  • シースルービュー、ムービングビュー、パノラミックビュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューは、フロントカメラとバックカメラ、左右サイドカメラが撮影した映像を合成処理した映像です。表示可能な範囲や表示内容には限界があるため、パノラミックビューモニターの特性を十分理解した上で使用してください。

  • シースルービュー、ムービングビュー、パノラミックビュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューの四隅には、それぞれのカメラ映像境界位置を中心に映像合成処理領域が存在し、映像の鮮明度が低下することがありますが、故障ではありません。

  • それぞれのカメラ付近の照度条件により、シースルービュー、ムービングビュー、パノラミックビュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューに明暗ができる場合があります。

  • シースルービュー、ムービングビュー、パノラミックビュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューでは、それぞれのカメラの取り付け位置や撮像範囲より上部は表示されません。

  • 車両付近には死角があり、パノラミックビューモニターには表示されない領域があります。

  • ワイドフロントビューまたはバックビュー、ワイドバックビュー、サイドビューに表示されている立体物が、シースルービュー、ムービングビュー、パノラミックビュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューでは表示されない場合があります。

  • パノラミックビューモニターは、人物や障害物などの立体物が実際と異なって表示される場合があります。(倒れているように表示される場合や、映像合成処理領域付近で消えてしまう場合、映像合成処理領域付近から現れるように表示される場合、表示位置の距離感が実際と異なるなど)

  • バックカメラが取り付けられたバックドア、サイドカメラを内蔵したドアミラーが取り付けられたフロントドアが開いている場合、パノラミックビューモニターは正しく表示されません。

  • シースルービュー、ムービングビュー、パノラミックビュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューに表示される車両アイコンは、コンピューターグラフィックによる画像を表示しているため、実際の車両とは色や形状、大きさなどが異なります。このため、車両付近の立体物が車両と接触しているように見える場合や、立体物との位置関係が実際の位置関係と異なる場合があります。

画面に映る範囲

車両付近には死角があり、表示されない領域があります。画面では車両の周辺に何も表示されていなくても、実際には障害物が進路上にあるため、接触することがあります。必ず周囲の安全を直接確認してください。

  1. 画面に映るエリア
  2. 画面に映らない障害物
    黒色部分内にある障害物は画面に表示されません。
  1. 画面に映るエリア
  2. 画面に映らない部分
    路面より高い部分は画面に表示されません。

知識

画面に映る範囲について
  • 車両アイコンまわりの黒色部分はカメラに映らない部分です。直接確認してください。

  • シースルービュー、ムービングビュー、パノラミックビュー(拡大表示を含む)、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューは、4つのカメラから得られた画像を平らな路面を基準に加工して表示しているため、次のように表示されることがあります。

    • 立体物が倒れて細長く、もしくは大きく見える

    • 路面より高い位置にある立体物が実際より遠くに見える、もしくは見えない

    • 高さのあるものが合成のつぎ目から現れてくるように見える場合がある

  • 照度条件により、カメラごとの映像の明るさにばらつきが出る場合があります。

  • 乗員人数・積載状況・ガソリン残量による車体の傾きや車高の変化などにより、表示映像がずれる場合があります。

  • ドアが完全に閉まっていないと、表示映像やガイド線が正しく表示されない場合があります。

  • シースルービュー、ムービングビュー、パノラミックビュー(拡大表示を含む)、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューに表示されている車両アイコンと、路面・障害物との位置関係は実際の位置とは異なる場合があります。

  • 字光式ナンバープレートを装着していると、画面上に映り込むことがあります。

  • 下図の○部分は画像を合成しているため、映像が見えにくい場合があります。

ワイドフロントビュー

  1. 画面に映るエリア
  2. 画面に映らない障害物
    バンパーの両端付近は画面に映りません。

知識

ワイドフロントビューに映る範囲について
  • カメラの映し出される範囲には限度があり、バンパーの両端付近やバンパーの真下付近にあるものは映し出されません。

  • 画面に映る映像の距離感覚は実際の距離とは異なります。

  • ワイドフロントビューのカメラは特殊なレンズを使用しているため、画面に映る映像の距離感は実際の距離とは異なります。

サイドビュー&バックビュー(ドアミラー格納時)について

  1. 画面に映るエリア

知識

両サイドビューに映る範囲について
  • 車や路面の状況により、映る範囲は異なることがあります。

  • カメラの映し出される範囲には限度があり、バンパーの両端付近やバンパーの真下付近にあるものは映し出されません。

  • 画面に映る映像の距離感覚は実際の距離とは異なります。

  • サイドビュー&バックビューのカメラは特殊なレンズを使用しているため、画面に映る映像の距離感は実際の距離とは異なります。

バックビュー

  1. 画面に映るエリア
  2. 画面に映らない障害物
    バンパーの両端付近は画面に映りません。

ワイドバックビュー

  1. 画面に映るエリア
  2. 画面に映らない障害物
    バンパーの両端付近は画面に映りません。

知識

バックビュー・ワイドバックビューに映る範囲について
  • 車や路面の状況により、映る範囲は異なることがあります。

  • カメラの映し出される範囲には限度があり、バンパーの両端付近やバンパーの真下付近にあるものは映し出されません。

  • 画面に映る映像の距離感覚は実際の距離とは異なります。

  • バックビュー・ワイドバックビューのカメラは特殊なレンズを使用しているため、画面に映る映像の距離感は実際の距離とは異なります。

  • バックカメラより高い位置にあるものについては、モニターに映らないことがあります。

  • 字光式ナンバープレートを装着していると、画面上に映り込むことがあります。

カメラについて

マルチテレインモニターの各カメラは図の位置にあります。

フロントカメラ

サイドカメラ

バックカメラ

カメラのお手入れについて

カメラに水滴・雪・泥などの異物や汚れが付着していると、鮮明な画像を見ることができません。この場合、大量の水でカメラの汚れを流し、水で湿らせたやわらかい布でカメラレンズをふき取ってください。

バックカメラ:カメラ洗浄用のウォッシャーを作動させることで、カメラレンズの汚れを洗浄することができます。(→操作のしかた

注意

カメラについて
  • マルチテレインモニターが正常に作動しなくなるおそれがありますので、以下のことにご注意ください。

  • カメラ部を強くたたいたり、物をぶつけるなど、強い衝撃を与えないでください。カメラの位置、取り付け角度がずれるおそれがあります。

  • カメラ部は防水構造となっていますので、取りはずし・分解・改造をしないでください。

  • カメラレンズを洗うときは、大量の水でカメラの汚れを流したあと、水で湿らせたやわらかい布でカメラレンズをふき取ってください。カメラレンズを強くこするとカメラレンズが傷付いて、鮮明な画像を見ることができなくなるおそれがあります。

  • カメラのカバーは樹脂ですので、有機溶剤・ボディワックス・油膜取り剤・ガラスコート剤などを付着させないでください。付着したときは、すぐにふき取ってください。

  • 寒いときにお湯をかけるなどして急激な温度変化を与えないでください。

  • 洗車時に高圧洗浄機でカメラやカメラ周辺に直接水をあてないでください。強い水圧により衝撃が加わり、装置が正常に作動しなくなるおそれがあります。

  • カメラ部をぶつけたときは、カメラの故障などのおそれがあります。早めにトヨタ販売店で点検を受けてください。

ウォッシャー液によるカメラ洗浄について(バックカメラ)

  • カメラ洗浄中は、噴射されるウォッシャー液により、車両後方の状態が見えにくくなることがあります。必ず目視やインナーミラー、ドアミラーなどで周囲の安全を確認し、十分注意した上で運転してください。

  • カメラ洗浄後にウォッシャー液がカメラレンズ面に残った場合、夜間に後方車両ヘッドランプの高さや傾きにより、車両後方の状態が見えにくくなることがあります。

  • カメラ洗浄をしても、汚れによっては完全にきれいにならない場合があります。この場合、大量の水でカメラの汚れを流し、水で湿らせた柔らかい布でカメラレンズの水滴をふき取ってください。

  • カメラ洗浄は、カメラレンズ面にウォッシャー液を噴射するため、カメラ周辺に付着した氷や雪などの映り込むものについては、洗浄することができません。

注意

カメラ洗浄について
  • ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときはノズルのつまりを点検してください。

  • ウォッシャー液が出ないとき、ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。ポンプが故障するおそれがあります。

  • ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。ピンなどで取り除かないでください。ノズルが損傷するおそれがあります。

  • リヤカメラ洗浄をしても、汚れによっては完全にきれいにならない場合があります。この場合、大量の水でリヤカメラの汚れを洗い流したあと、水で湿らせた柔らかい布でリヤカメラレンズをふき取ってください。リヤカメラレンズを強くこするとリヤカメラレンズが傷ついて、鮮明な画像を見ることができなくなるおそれがあります。

  • リヤカメラ洗浄は、リヤカメラレンズ面にウォッシャー液を噴射するため、リヤカメラレンズ面以外(ガーニッシュなど)に付着した氷や雪など映り込むものについては、洗浄することはできません。

  • ウォッシャー液の凍結防止のため、ウォッシャー液は外気温に適したものを使用してください。

  • 洗車時に高圧洗車機でノズルに直接水を当てないでください。強い水圧により衝撃が加わり、装置が正常に作動しなくなるおそれがあります。また、ノズル噴射口に水が入り込み、凍結しウォッシャー液が正しく噴射できないおそれがあります。

  • 寒いときにお湯をかけるなどして急激な温度変化を与えないでください。

  • ウィンドウシールドウォッシャーとウォッシャタンクを共用しているため、リヤカメラ洗浄を多用すると、ウォッシャー液の補充頻度が高くなります。

  • ノズル部を強くたたいたり、物をぶつけるなど、強い衝撃を与えないでください。ノズルの位置、取り付け角度がずれるおそれがあります。

  • 車両に強い振動がかかる場合、ノズルから水滴が垂れカメラ映像が見えづらくなることがあります。

  • ウォッシャースイッチの表示画面や配置位置は画面やシステムの種類によって異なることがあります。

  • ウォッシャースイッチは長押しすると、押している間洗浄液が噴射します。

  • リヤカメラ洗浄駆動により、リヤウィンドウシールドウォッシャも駆動されます。

  • リヤカメラ洗浄中は、噴射されるウォッシャー液によりリヤカメラ映像が見えづらくなる場合があります。必ず車両周囲の状況を直接確認してください。

  • リヤカメラ洗浄後にウォッシャー液がレンズ面に残る場合があります。その際、夜間に後方車両のヘッドライトの高さや傾きにより映像が見えにくくなることがあります。

パーキングアシストランプについて

マルチテレインモニターのパーキングアシストランプは図の位置にあります。

注意

パーキングアシストランプについて
  • マルチテレインモニターが正常に作動しなくなるおそれがありますので、次のことにご注意ください。

  • ランプ部を強くたたいたり、物をぶつけるなど、強い衝撃を与えないでください。ランプの位置、取り付け角度がずれるおそれがあります。

  • ランプ部は防水構造となっていますので、取りはずし・分解・改造をしないでください。

  • ランプ部を洗うときは、大量の水でランプの汚れを流したあと、水で湿らせた柔らかい布でランプ部をふき取ってください

  • ランプのカバーは樹脂ですので、有機溶剤・ボディワックス・油膜取り剤・ガラスコート剤などを付着させないでください。付着したときは、すぐにふき取ってください。

  • 寒いときにお湯をかけるなどして急激な温度変化を与えないでください。

  • 洗車時に高圧洗浄機でランプやランプ周辺に直接水を当てないでください。強い水圧により衝撃が加わり、装置が正常に作動しなくなるおそれがあります。

  • ランプ部をぶつけたときは、ランプの故障などのおそれがあります。早めにトヨタ販売店で点検を受けてください。

画面と実際の路面との誤差について

マルチテレインモニターの合成映像・ガイド線は、平らな路面に対しての距離の目安を示しています。そのため、次の状態のときは、画面のガイドと実際の路面上の距離・進路に誤差が生じます。

急な上り坂が後方にあるとき

実際の距離より手前に距離目安線が表示されます。そのため、上り坂にある障害物は実際より遠くに見えます。同様にガイド線と実際の路面上の進路にも誤差が生じます。

  1. 距離目安線
  2. 実際の距離
  3. 誤差

急な下り坂が後方にあるとき

実際の距離よりうしろに距離目安線が表示されます。そのため、下り坂にある障害物は、実際より近くに見えます。同様にガイド線と実際の路面上の進路にも誤差が生じます。

  1. 距離目安線
  2. 実際の距離
  3. 誤差

車が傾いているとき

乗車人数、積載量などにより車が傾いているときは、実際の距離、進路と誤差が生じます。

  1. 誤差

車両中央予想進路線について

リヤバンパー付近の空中にガイド線が描かれているため、車両の中央からずれているように見えることがあります。

画面と実際の立体物との誤差について

画面に表示されるガイド線は路面に対して表示されているため、立体物の位置を判断することができません。張り出しのある立体物(トラックの荷台のような障害物)が近くにあるときは、次のことにご注意ください。

警告

クリアランスソナーの割り込み表示について

クリアランスソナーの表示が赤色のときは、必ず直接確認して、それ以上進まないでください。車をぶつけるなど、思わぬ事故を引き起こすおそれがあります。

パノラミックビュー(拡大表示を含む)の表示

画面では車両のバンパーとのあいだに余裕があり、ぶつからないように見えても、実際には車両が進路上にあるためぶつかることがあります。周囲の安全を直接確認してください。

予想進路線について

  • 画面では車両のバンパーが予想進路線の外側にあり、ぶつからないように見えても、実際には車両が進路上にあるためぶつかることがあります。周囲の安全を直接確認してください。

    1. 予想進路線
  • 高い位置にある立体物(張り出しのある壁やトラックの荷台など)は、画面に映らない場合があります。周囲の安全を直接確認してください。

    1. 壁の張り出し部分
  • 画面では、トラックの荷台が予想進路線の外側にあり、ぶつからないように見えても、実際は荷台が進路上に張り出しているためぶつかることがあります。周囲の安全を直接確認してください。

    1. 予想進路線

距離目安線について

画面では、距離目安線によりの位置にトラックが駐車してあるように見えますが、実際にはの位置まで後退すると、ぶつかります。画面では の順に近く見えますが、実際の距離はは同じ距離で、より遠い距離にあります。後方や周囲の安全を直接確認してください。の距離は約1m です。

斜めの柱の張り出し部について

パノラミックビューでは倒れた柱がまっすぐでぶつからないように見えても、実際は柱の上部が張り出しているため、ぶつかる可能性があります。後方や周囲の安全を直接確認してください。

拡大機能について

パノラミックビューの拡大機能は、通常のパノラミックビューとは違い、車両アイコンのほうへ映像を縮めています。そのため、路上の白線や壁などが曲がって見える場合があります。

アンダーフロアビューについて

乗車人数・積載量・路面の勾配・路面の状況・周囲の明るさなどにより、タイヤ位置目安線、車両形状目安線と実際の車両位置がずれる場合があります。必ず周囲の安全を直接確認しながら運転してください。

知識

アンダーフロアビューについて
  • 現在の位置より手前で撮影した過去の映像を表示しているため、次のような場合は、画面と実際の状況が異なることがあります。

    • 撮影した時点よりあとにものが動く、入り込むなど状況が変化したとき

    • 砂や雪などが崩れたり動いたりしたとき

    • 障害物が動いたとき

    • 表示範囲内に水たまりやぬかるみなどがあるとき

    • スリップなどで車両がすべったとき

  • 次の場合は、車両形状とタイヤ位置目安線・車両形状目安線が異なって表示される場合があります

    • タイヤを交換したとき

    • オプション装備を取り付けたとき

警告

ガイド線について

表示されているガイド線は過去に撮影された映像に合成しているため、現在の状況と必ずしも一致しない場合があります。

必ず周囲の安全を確認しながら運転してください。

知っておいていただきたいこと

故障とお考えになる前に

下記のような症状で気になったりお困りになったときは、考えられる原因と処置を参考に、もう一度確認してください。

処置をしても直らないときは、トヨタ販売店で点検を受けてください。

症状

考えられる原因

処置

画面が見にくい

  • 夜間など暗いところで使用。

  • レンズ付近の温度が高い、または低い。

  • 外気温が低いとき。

  • カメラに水滴がついた。

  • 雨天時など湿度が高い。

  • カメラ付近に異物(泥など)がついた。

  • 太陽やヘッドランプの光が直接カメラのレンズにあたった。

  • 蛍光灯・ナトリウム灯・水銀灯などの照明下で使用した。

車両周囲の状況を直接確認しながら、運転してください。

カメラおよびその周辺環境が改善されてから、再度マルチテレインモニターをご使用ください。

マルチテレインモニターの画質調整の方法は、ナビゲーション画面の調整と同じです。詳しくは別冊「マルチメディア取扱説明書」を参照してください。

画面が不鮮明

カメラのレンズに水滴、雪、泥など異物や汚れが付着している。

大量の水でカメラの汚れを流したあと、水で湿らせたやわらかい布でカメラレンズをふき取ってください。

バックカメラ:カメラ洗浄システムを作動させて、カメラレンズを洗浄してください。(→操作のしかた

画面がずれている

カメラ部に強い衝撃が与えられた。

トヨタ販売店で点検を受けてください。

ガイド線が大きくずれる

カメラの位置がずれている。

トヨタ販売店で点検を受けてください。

  • 車が傾いているとき(重い荷物の積載やパンクしてタイヤ空気圧が低いときなど)。

  • 傾斜地で使用するとき。

車両周囲の状況を直接確認しながら、運転してください。

ハンドルが直進状態であるにもかかわらず予想進路線が曲がっている(車幅延長線と予想進路線がずれる)

ステアリングセンサーの信号に異常が発生した。

トヨタ販売店で点検を受けてください。

ガイド線が表示されない

バックドアが開いている。

バックドアを閉めてください。

直らない場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。

パノラミックビューが拡大できない
シースルービュー/ムービングビュー、サイドクリアランスビュー、コーナリングビューが表示されない

クリアランスソナーに異常(汚れ・故障など)が発生した。

クリアランスソナー異常時の対処方法に従ってください。(→クリアランスソナー

リヤカメラのウォッシャー液がでない

ウォッシャー液の量が不足している。

ウォッシャー液を補充してください。

ノズルがつまっている。

トヨタ販売店で点検を受けてください。

ウォッシャー液が凍結している。

ウォッシャー液は外気温に適したものに交換してください。

バックドアが開いている。

バックドアを閉める。

長期間作動されていないことにより、洗浄経路ホース内にウォッシャー液が充填されていない。

リヤカメラ洗浄を複数回作動してください。

リヤカメラ映像がクリヤにならない

リヤカメラレンズに汚れ(水滴、泥、雪、融雪剤など)が付着している。

大量の水でカメラの汚れを流したあと、水で湿らせたやわらかい布でカメラレンズをふき取ってください。

リヤカメラレンズ面以外に付着した氷、雪、泥などが映像に映りこんでいる。

付着した氷、雪、泥などを取り除いてください。

ウォッシャースイッチが反応しない

マルチテレインモニターに異常(故障など)が発生した。

トヨタ販売店で点検を受けてください。

ライセンスについて

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