この車は排気ガス中の窒素酸化物を低減するためにAdBlue®を使用しています。AdBlue®について、次のことにご留意ください。

  • AdBlue®は走行に従って消費されます。

  • AdBlue®の残量がなくなると、エンジンを再始動できなくなります。

走行可能距離について

AdBlue®の消費量は運転状況や走行環境などにより異なります。

AdBlue®の消費量が多くなると、AdBlue®の補給が必要になるまでの走行可能距離が短くなります。

走行可能距離

[高負荷走行]

[通常走行]

[低負荷走行]

  • アクセルを深く踏み込んでいるとき

  • 長い上り坂を走行しているとき

  • 排出ガス浄化装置が働いているとき

  • 短距離を走行するとき

  • 渋滞のとき

※1:

高地(標高が高いとき)や気温が低い時も、AdBlue®の消費量が増加します。

※2:

通常の走行では、約1000km走行すると、1LのAdBlue®を消費します。また、最大まで補充した状態から約13000km走行すると、残量がなくなります。

AdBlue®の警告灯・警告メッセージ

マルチインフォメーションディスプレイにAdBlue®に関する警告メッセージが表示されたとき

それぞれ、次のように対処してください。

警告メッセージ

対処方法

AdBlueを 3000km以内に 補充必要 取扱書を確認

AdBlue®をいっぱいまで補充してください。

AdBlueが低下 2000km以内に 補充必要 取扱書を確認

あと800kmで 再始動不可 AdBlue補充必要 取扱書を確認

ただちにAdBlue®をいっぱいまで補充してください。
表示されている距離をこえて走行すると、エンジンを再始動できなくなります。

エンジン再始動不可 AdBlue補充必要 取扱書を確認

ただちにAdBlue®をいっぱいまで補充してください。

エンジンを停止させると、再始動できません。

※1:

走行距離は、目安としてご利用ください。補充方法・運転状況・走行環境などにより、表示された走行可能距離と実際の走行距離とが異なる場合があります。(→走行可能距離について

※2:

警告メッセージに合わせてブザーが鳴ります。

注意

AdBlue®の残量が少なくなったとき

AdBlue®の残量がなくなると、エンジンを始動できなくなります。

残量がなくなる前にAdBlue®をいっぱいまで補充してください。

AdBlue®を補充するには

AdBlue® の補充

  1. 平坦な場所に駐車してエンジンスイッチをOFFにし、給油扉を開ける(→給油口の開け方
  2. 補給口のキャップを開け、あふれないようゆっくりとAdBlue®をいっぱいまで補充する
    1. 開ける
    2. 閉める
      キャップが“カチッ”と鳴るまで閉めてください。
  3. エンジンが始動することを確認する
    警告灯・警告メッセージが消えたことを確認してください。

知識

AdBlue®の補充について

AdBlue®(ISO 22241-1 に準拠したもの)を使用してください。

AdBlue®(アドブルー)はドイツ自動車工業会(VDA)の登録商標です。

AdBlue®を補充するとき

AdBlue®の補充後は、エンジンが始動するまでの時間が通常よりも数秒、長くなることがあります。

AdBlue®タンクについて

タンク容量は13.1 L です。

注意

AdBlue®を補充するとき

AdBlue®を補充するときは次のことをお守りください。お守りいただかないと車両の部品や塗装などの損傷につながるおそれがあります。

  • AdBlue®以外の尿素水を補充しない

  • AdBlue®が車両の塗装部分に付着してしまった場合は、すぐに水で洗い流す

AdBlue®の保管について

AdBlue®を保管するときは次のことをお守りください。お守りいただかないと車両の部品や塗装の損傷、また、AdBlue®の成分が変質し異臭の発生につながるおそれがあります。

  • AdBlue®を車内に放置しない

  • AdBlue®の容器を密閉し、直射日光の当たらない、換気の良い冷暗所に保管する

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