電子キーを携帯して次の操作を行うことで、エンジンの始動またはエンジンスイッチのモードを切りかえることができます。

エンジンをかけるには

  1. パーキングブレーキがかかっていることを確認する(→パーキングブレーキ
  2. シフトレバーがPの位置にあることを確認する
  3. ブレーキペダルをしっかり踏む
    マルチインフォメーションディスプレイにとメッセージが表示されます。
    表示されないと、エンジンは始動しません。
  4. エンジンスイッチを短く確実に押す
    短く確実に押せば、押し続ける必要はありません。
    エンジンが始動するまで最大30秒間スターターが回転します。
    完全にエンジンが始動するまでブレーキペダルを踏み続けてください。
    (予熱表示灯)が点灯後消灯したらエンジンが始動します。
    エンジンスイッチのどのモードからでもエンジンを始動できます。

知識

電子キーの検知に関する留意事項

電子キーはポケットなどに携帯してください。

電子キーがフロア上、ダッシュボード上、オープントレイ内、カップホルダー内、荷室内などにあるときは、スマートエントリー&スタートシステムが正常に作動しません。(作動範囲:→作動範囲(電子キーの検知エリア)

エンジンが始動しないとき
  • エンジンイモビライザーシステムが解除されていない可能性があります。(→エンジンイモビライザーシステム
    トヨタ販売店へご連絡ください。

  • 始動操作に関するメッセージがマルチインフォメーションディスプレイに表示されている場合は、画面の指示に従ってください。

バッテリーがあがったとき

スマートエントリー&スタートシステムでエンジンを始動することができません。エンジンを始動するには、バッテリーがあがったときはを参照してください。

電池の消耗について

電池の消耗について

スマートエントリー&スタートシステムが正常に働かないおそれのある状況

機能が正常に働かないおそれのある状況

ご留意いただきたいこと

ご留意いただきたいこと

スマートエントリー&スタートシステムに異常があるとき

マルチインフォメーションディスプレイに“スマートエントリー&スタートシステム故障 取扱書を確認”が表示されたときは、システムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

電子キーの電池交換

電子キーの電池交換

エンジンスイッチの操作について
  • スイッチを短く確実に押せていない場合は、モードの切りかえやエンジンの始動ができない場合があります。

  • エンジンスイッチOFF後、すぐに再始動した場合は、エンジンが始動しない場合があります。エンジンスイッチOFF後の再始動は、数秒待ってから操作してください。

カスタマイズ機能

カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたときは、電子キーが正常に働かないときはを参照してください。

警告

エンジンを始動するとき

必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まないでください。

思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

注意

エンジンを始動するとき
  • エンジンが冷えた状態で空ぶかししないでください。

  • もしエンジンが始動しにくかったり、ひんぱんにエンストする場合は、ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

エンジンスイッチの操作について

エンジンスイッチ操作時に引っかかりなどの違和感があるときは、故障のおそれがあります。すみやかにトヨタ販売店にご連絡ください。

エンジンを停止するには

  1. 車両を完全に停止させる
  2. パーキングブレーキをかけて(→パーキングブレーキ)、シフトレバーをP の位置にする(→オートマチックトランスミッション
  3. エンジンスイッチを短く確実に押す
  4. ブレーキペダルから足を離してマルチインフォメーションディスプレイの“アクセサリー” や“イグニッションON”の表示が消灯していることを確認する

警告

緊急時のエンジン停止方法
  • 走行中にエンジンを緊急停止したい場合には、エンジンスイッチを2秒以上押し続けるか、素早く3回以上連続で押してください。(→車両を緊急停止するには
    ただし、緊急時以外は走行中にエンジンスイッチにふれないでください。走行中にエンジンを停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作力補助がなくなり、ハンドルとブレーキの操作が困難になります。安全を確認した上で、すみやかに道路脇に停車してください。

  • 走行中にエンジンスイッチを操作すると、マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示され、警告ブザーが鳴ります。

  • 走行中にエンジンを緊急停止したあと、走行中にエンジンを再始動させる場合は、エンジンスイッチを押してください。

エンジンスイッチを切りかえるには

ブレーキペダルを踏まずにエンジンスイッチを押すと、モードを切りかえることができます。(スイッチを押すごとにモードが切りかわります)

  1. アクセサリー
  2. イグニッション ON
  1. OFF
    非常点滅灯が使用できます。
  2. ACC
    オーディオなどの電装品が使用できます。
    マルチインフォメーションディスプレイに“アクセサリー”が表示されます。
  3. ON
    すべての電装品が使用できます。
    マルチインフォメーションディスプレイに“イグニッションON”が表示されます。
    ※:

    シフトレバーがP以外のときはACCになり、OFFになりません。

知識

自動電源OFF機能

シフトレバーがPにあるとき、20分以上ACCか1時間以上ON(エンジンがかかっていない状態)にしたままにしておくと、エンジンスイッチが自動でOFFになります。

ただし、自動電源OFF機能は、バッテリーあがりを完全に防ぐものではありません。エンジンがかかっていないときは、エンジンスイッチをACCまたはONにしたまま長時間放置しないでください。

注意

バッテリーあがりを防止するために
  • エンジンがかかっていないときは、エンジンスイッチをACCまたはONにしたまま長時間放置しないでください。

  • エンジンがかかっていないときに、マルチインフォメーションディスプレイの“アクセサリー”または“イグニッションON”の表示が消灯していない場合、エンジンスイッチがOFFになっていません。エンジンスイッチをOFFにしてから車両を離れてください。

シフトレバーがP以外でエンジンを停止したとき

シフトレバーがP以外でエンジンを停止させた場合、エンジンは停止しますが、エンジンスイッチのモードはOFFになりません。次の手順でOFFにしてください。

  1. パーキングブレーキがかかっていることを確認する
  2. シフトレバーをPの位置にする
  3. マルチインフォメーションディスプレイに“アクセサリー”が表示されていることを確認し、エンジンスイッチを短く確実に1回押す
  4. マルチインフォメーションディスプレイの“アクセサリー”または“イグニッションON”の表示が消灯していることを確認する

注意

バッテリーあがりを防止するために

シフトレバーがP以外でエンジンを停止させないでください。シフトレバーがP以外でエンジンを停止させた場合、エンジンスイッチがACCになるため、そのまま放置するとバッテリーあがりの原因になります。

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