メーターの表示について
計器類の位置
- タコメーター毎分のエンジン回転数を示します。
- 外気温外気温度を- 40 ℃~ 50 ℃のあいだで表示します。
- 時計GPS の時刻情報(GPS 時計)を利用して、時刻を自動で調整します。詳しくは別冊「マルチメディア取扱書」を参照してください。
- マルチインフォメーションディスプレイ車両に関するさまざまな情報を表示します。(→マルチインフォメーションディスプレイ)車両に異常が発生したときは警告メッセージを表示します。(→警告メッセージが表示されたときは)
- スピードメーター
- 燃料計燃料残量を示します。次の場合、実際の燃料残量が正しく表示されないことがあります。
少量給油(約5L以下)を行ったとき
坂道など傾いた場所に停車したとき
坂道やカーブを走行したとき
- オドメーター/トリップメーター/メーター照度調整ディスプレイ(→オドメーター/トリップメーター/メーター照度調整ディスプレイ)
- シフトポジション・シフトレンジ表示(→オートマチックトランスミッション)
- 水温計エンジン冷却水の温度を示します。
- オドメーター/トリップメーター切りかえスイッチ(→オドメーター/トリップメーター/メーター照度調整ディスプレイ)
知識
- メーター・ディスプレイの作動条件
エンジンスイッチがONのとき
- 燃料計と航続可能距離について
燃料計と航続可能距離は連動しています。
少量給油後に燃料計と航続可能距離の表示が更新されない場合、次の操作を行うことで表示を更新することができます。
- 車両を平坦な場所に停車させる
- オドメーター/トリップメーター切りかえスイッチを押してオドメーター/トリップメーターの表示ををオドメーター表示に切りかえる
- エンジンスイッチをOFF にする
- オドメーター/トリップメーター切りかえスイッチを押したまま、エンジンスイッチをON にする
- そのまま約5 秒間オドメーター/トリップメーター切りかえスイッチを押し続け、オドメーターが点滅を開始したら手をはなす
オドメーターが約5 秒間点滅したあと通常の表示にもどれば、更新は終了です。
- 外気温度表示について
次の場合は、正しい外気温度が表示されなかったり、温度表示の更新が遅くなったりすることがありますが、故障ではありません。
停車している時や、低速走行(約15km/h以下)のとき
外気温度が急激に変化したとき(車庫・トンネルの出入り口付近など)
“--”が表示されたときは、システム異常のおそれがあります。
トヨタ販売店で点検を受けてください。
- 液晶ディスプレイについて
ディスプレイに小さな斑点や光点が表示されることがあります。これは液晶ディスプレイ特有の現象でそのまま使用しても問題ありません。
警告
- 低温時の画面表示について
画面の温度が極めて低いときは、画面表示の切りかえが遅れる場合がありますので、車室内を暖めてからご使用ください。
例えば変速段表示を使用した場合、シフト操作をしてもすぐに変速段の表示が切りかわらないことで運転者がダウンシフトしなかったと誤解し、再度ダウンシフトすることによって急激に過度のエンジンブレーキがかかり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
注意
- エンジンや構成部品への損傷を防ぐために
タコメーターの針がレッドゾーン(エンジンの許容回転数をこえている範囲)に入らないようにしてください。
水温計の針がHのレッドゾーンに入ったときは、オーバーヒートのおそれがあるため、ただちに安全な場所に停車してください。完全に冷えたあと、エンジンを確認してください。(→オーバーヒートしたときは)