排出ガス浄化装置内のフィルターに捕集したススが一定量堆積すると、自動的にススを燃焼(再生)処理します。
一般走行では数百km 走行するごとに、自動で捕集したススの燃焼処理が行われます。自動で燃焼処理が行われているときは、マルチインフォメーションディスプレイに “DPF再生中” が表示されます。
ススが規定量以上になったとき、燃焼処理を行うことができます。(→排出ガス浄化装置の警告メッセージが表示されたときは)
※:気候や走行状況等により異なります。
排出ガス浄化装置内のフィルターに捕集したススが一定量堆積すると、自動的にススを燃焼(再生)処理します。
次のことを必ずお守りください。お守りいただかないと、高温になった排気管・排気ガスによりやけどなどの重大な傷害を受けたり、火災などが発生するおそれがあり危険です。
燃えやすいものや乾いた草などの近くに車を停車しない
排気管周辺に人がいないことを確認する
車庫内など囲まれた場所ではススの燃焼(再生)処理を行わない
燃焼処理中は排気管・排気ガスにふれない
次のことをお守りください。お守りいただかないと、排出ガス浄化装置やエンジンなどの損傷につながるおそれがあります。
マルチインフォメーションディスプレイに“DPF 再生不可 販売店で点検してください”と表示されたまま長時間走行しない
指定以外の燃料を補給しない
指定の規格に相当する品質以外のエンジンオイルを使用しない
排気管の改造をしない
排気管の腐食や亀裂、異音の発生などがないか定期的に点検する
異常が発見された場合は、すみやかにトヨタ販売店で点検を受けてください。
警告メッセージに合わせてエンジン警告灯が点灯し、ブザーが鳴ります。
一般走行では数百km 走行するごとに、自動で捕集したススの燃焼処理が行われます。自動で燃焼処理が行われているときは、マルチインフォメーションディスプレイに “DPF再生中” が表示されます。
ススが規定量以上になったとき、燃焼処理を行うことができます。(→排出ガス浄化装置の警告メッセージが表示されたときは)
気候や走行状況等により異なります。
排出ガス浄化装置には、次のような特徴があります。
燃焼処理中はアイドリング回転数が上がる
排気ガスの臭いが従来のディーゼル車とは異なる
始動時や燃焼処理中に、排気管から白い煙(水蒸気)が出る場合がある
燃焼処理中は作動音(シューという音)が出る場合がある
燃焼処理中は加速が悪くなる場合がある
マルチインフォメーションディスプレイ内の表示でススの堆積量を確認することができます。
排出ガス浄化スイッチを押したとき、または警告メッセージと一緒に表示されます。表示される情報は、参考としてご利用ください。
マルチインフォメーションディスプレイに“DPF再生不十分 取扱書を確認してください”と表示されたときは、次の手順で燃焼処理を行ってください。
次の運転手順を推奨します。
継続運転(例:時速60km で20 ~ 30 分間)
短い距離の走行を回避、または継続運転(長時間エンジンをかけたまま)
燃焼(再生)処理の運転を行う前にエンジンが暖まっていることを確認してください。エンジンが冷えているときは、シフトダウンしてエンジン回転数を上げることでエンジンを暖めてください。
燃焼(再生)処理が終了すると、マルチインフォメーションディスプレイの警告メッセージが消えます。運転の状況(渋滞など)によってはススがさらに堆積し、警告メッセージが消えないことがあります。運転後も警告メッセージが消えないときは、スイッチ操作で燃焼処理を行ってください。
走行時は道路交通法に従い、天候、路面状況、地形、交通状況を考慮し、十分に注意してください。
状況により、エンジン回転数が3000rpm になるまでシフトダウンする必要があります。エンジン冷却水、または排出ガスの温度が低いと、燃焼(再生)処理に時間がかかったり、燃焼(再生)処理ができなかったりする場合があります。
燃焼(再生)処理が終了すると、マルチインフォメーションディスプレイの警告メッセージが消え、アイドリング回転数がもとにもどります。
状況により、エンジン回転数が3000rpm になるまでアクセルペダルを踏み込む必要があります。エンジン冷却水、または排出ガスの温度が低いと、燃焼(再生)処理に時間がかかったり、燃焼(再生)処理ができなかったりする場合があります。
燃焼(再生)に必要な時間は、外気温により異なります。また、排出ガス 浄化スイッチを押してから10 分後のエンジン回転数が約2000rpm の ときは、排気ガスの温度が低い状態です。その場合は、アクセルペダルを 踏み込んで、しばらくのあいだ約3000rpm までエンジン回転数を上げて ください。
マルチインフォメーションディスプレイに“DPF 再生不十分 取扱書を確認し手動再生を実施ください” と表示されたときは、スイッチ操作で燃焼処理を行ってください。(→排出ガス浄化装置の警告メッセージが表示されたときは)
マルチインフォメーションディスプレイに“DPF 再生不可 販売店で点検してください”と表示されたときは、ただちに
トヨタ販売店で点検を受けてください。
警告メッセージに合わせてエンジン警告灯が点灯し、ブザーが鳴ります。
排出ガス浄化スイッチを押したあとは、アクセルペダルを踏まないでください。ペダルを踏むと処理が中断されます。処理が中断されてしまった場合は、すみやかに燃焼処理をやり直してください。
燃焼(再生)処理が終了した後は、排気管をきれいにするために数回空ぶかしをしてください。
走行直後など排気管の温度が高いときに行うと、エンジンが冷えているときよりも早く処理が終了します。
必ず指定の規格に相当する品質のオイルをご使用ください。(→エンジンオイル)
走行距離が短い運転が連続したときや、ひんぱんなアイドリングストップを行った場合などに、通常より早く排出ガス浄化装置の警告メッセージが表示される場合があります。
排出ガス浄化装置の警告メッセージが表示されたまま走行を続けると、エンジン警告灯が点灯します。そのまま放置すると、排出ガス浄化装置やエンジンが損傷するおそれがあるため、ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。
このときは、排出ガス浄化スイッチが機能しなくなります。
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