上り坂での前進時および下り坂での後退時に、ブレーキペダルから足を離しても一時的に制動力を保持し、発進操作を補助します。
エンジンスイッチをONにすると、ヒルスタートアシストコントロール作動表示灯が点灯します。
ヒルスタートアシストコントロールが作動している場合は、点滅します。
上り坂での前進時および下り坂での後退時に、ブレーキペダルから足を離しても一時的に制動力を保持し、発進操作を補助します。
エンジンスイッチをONにすると、ヒルスタートアシストコントロール作動表示灯が点灯します。
ヒルスタートアシストコントロールが作動している場合は、点滅します。
ヒルスタートアシストコントロールを作動可能状態にもどすには、上記手順1から手順7を行ってください。
ヒルスタートアシストコントロール作動表示灯が消灯しない場合や途中で操作を間違えた時は、一度エンジンスイッチをOFFにして、手順4からやり直してください。
スイッチもしくはTRACKスイッチを30秒以上押し続けるとTRC OFF表示灯とVSC OFF表示灯が消灯し、スイッチおよびTRACKスイッチの以後の操作を受け付けなくなります。この場合、VSCおよびTRCはノーマルモードで作動します。(→VSC モードの切りかえ)一度エンジンスイッチをACCまたはOFFにし、再度エンジンを始動すればスイッチおよびTRACKスイッチの操作が有効になります。
次のときにシステムが作動します。
オートマチック車:上り坂での前進時にシフトレバーの位置がDまたはMのとき、または下り坂での後退時にシフトレバーの位置がRのとき
マニュアル車:上り坂での前進時にシフトレバーの位置がR以外のとき、または下り坂での後退時にシフトレバーの位置がRのとき
車両停止状態のとき
アクセルペダルを踏んでいないとき
パーキングブレーキがかかっていないとき
次のときシステムは作動しません。
オートマチック車:上り坂での前進時にシフトレバーの位置がDまたはM以外のとき、または下り坂での後退時にシフトレバーの位置がR以外のとき
マニュアル車:上り坂での前進時にシフトレバーの位置をRにしたとき、または下り坂での後退時にシフトレバーの位置をR以外にしたとき
オートマチック車:アクセルペダルを踏んだとき
マニュアル車:クラッチがつながったとき
パーキングブレーキをかけたとき
ブレーキペダルから足を離して約2秒経過したとき
ヒルスタートアシストコントロール作動表示灯が消えているとき
エンジンスイッチをACCまたはOFF にしたとき
シフトレバーをRに入れて後退した後に前進する場合、わずかに衝撃を感じることがあります。
ヒルスタートアシストコントロールのブレーキ力が不十分なときは、再度ブレーキペダルを踏んでください。
停車中はブレーキペダルを確実に踏んでください。
次の場合はシステムが故障しているおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてください。
スリップ表示灯が点灯したとき
ヒルスタートアシストコントロール作動表示灯が消灯してブザーが鳴ったとき
ヒルスタートアシストコントロールを過信しないでください。急勾配の坂や凍った路面では、ヒルスタートアシストコントロールが効かないことがあります。
ヒルスタートアシストコントロールはパーキングブレーキのように車を長時間駐停車するための機能ではありませんので、同機能を坂道での駐停車のために使用しないでください。思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
ヒルスタートアシストコントロール作動中に、エンジンを停止しないでください。ヒルスタートアシストコントロールが解除され、思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。
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