EyeSightシステムの故障および一時停止

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EyeSightシステム(RAB、クリアランスソナーを含む)の異常を検知すると、メーター内の表示灯でお知らせします。表示内容を確認し、適切な処置を行ってください。

故障(ステレオカメラの位置・角度ずれ含む)

ブザー(ピッ)が鳴り、(黄色)が点灯または点滅します。同時に、プリクラッシュブレーキOFF表示灯と車線逸脱警報OFF表示灯が点灯します。また、割り込み画面を表示します。

マルチインフォメーションディスプレイ

原因

処置

EyeSightシステムの故障またはステレオカメラの位置・角度ずれが考えられます。

点検、調整などが必要です。トヨタ 販売店にご相談ください。

知識

  • (黄色)が点灯または点滅したときは、安全な場所に停車して、一度エンジンスイッチをOFFにしてエンジンを止めてから、再びエンジンを始動してください。

  • エンジンを再始動しても(黄色)が点灯または点滅し続けるときは、EyeSightシステムの異常が考えられます。この場合、EyeSightシステムのすべての機能が停止します。通常走行には支障ありませんが、トヨタ販売店で点検を受けてください。

  • オートマチック車:(黄色)が点灯、または点滅しているときは、RAB(後退時ブレーキアシスト)は機能しません。

注意

走行中に(黄色)とエンジン警告灯が同時に点灯したときは、高速走行を避け、直ちにトヨタ販売店で点検を受けてください。エンジンなどに異常がある場合、EyeSightシステムは使用できません。

一時停止

ブザー(ピッ)が鳴り、(白色)が点灯します。同時に、プリクラッシュブレーキOFF表示灯および車線逸脱警報OFF表示灯が点灯します。また、割り込み画面を表示します。

原因が解消されると一時停止が解除され、自動的にEyeSightが復帰します。

マルチインフォメーションディスプレイ

原因

処置

ステレオカメラが前方を認識しにくい

  • フロントウインドウガラスの汚れ、曇り

  • 悪天候時

  • 前方からの強い光

  • フロントウインドウガラスをきれいにしてください。

  • 悪天候や前方からの光が強い場合、その状況が解消されしばらく走行すると復帰します。状況が解消して時間がたっても復帰しない場合、トヨタ販売店で点検を受けてください。

低温または高温時

EyeSightが使用可能な温度になると復帰します。室内が常温でも復帰しない場合、トヨタ販売店で点検を受けてください。

  • EyeSight起動中のとき

  • 車両が極端に傾いていると判断したとき

  • エンジン始動後、プリクラッシュ2次ブレーキが3回作動したとき

  • エンジンが停止したとき(オートマチック車)

原因が解消されると復帰します。このとき、復帰に時間がかかる場合があります。原因が解消して時間がたっても復帰しない場合、トヨタ販売店で点検を受けてください。

知識

(白色)が点灯しているときは、次のような現象が発生します。

  • 定速クルーズコントロールが使用できる場合があります。それ以外のEyeSightシステムの機能は使用できません。

  • オートマチック車:RAB(後退時ブレーキアシスト)が停止する場合があります。

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