電子キーを携帯して次の操作を行うことで、エンジンの始動またはエンジンスイッチのモードを切りかえることができます。

エンジンをかけるには

  1. パーキングブレーキがかかっていることを確認する
  2. シフトレバーがP(オートマチック車)もしくはN(マニュアル車)の位置にあることを確認する
  3. ブレーキペダル(オートマチック車)もしくはクラッチペダルとブレーキペダル(マニュアル車)をしっかり踏む
    マルチインフォメーションディスプレイにおよびとメッセージが表示されます。
    表示されないと、エンジンは始動しません。
  4. エンジンスイッチを短く確実に押す
    短く確実に押せば、押し続ける必要はありません。
    エンジンが始動するまで最大10秒間スターターが回転します。
    オートマチック車:完全にエンジンが始動するまでブレーキペダルを踏み続けてください。
    マニュアル車:完全にエンジンが始動するまでクラッチペダルとブレーキペダルを踏み続けてください。
    エンジンスイッチのどのモードからでもエンジンを始動できます。

知識

エンジンが始動しないとき
  • エンジンイモビライザーシステムが解除されていない可能性があります。(→エンジンイモビライザーシステム
    トヨタ販売店へご連絡ください。

  • 始動操作に関するメッセージがマルチインフォメーションディスプレイに表示されている場合は、画面の指示に従ってください。

バッテリーがあがったときは

スマートエントリー&スタートシステムでエンジンを始動することができません。エンジンを始動するには、バッテリーがあがったときはを参照してください。

電子キーの電池の消耗について

電池の消耗について

スマートエントリー&スタートシステムが正常に働かないおそれのある状況

機能が正常に働かないおそれのある状況

ご留意いただきたいこと

ご留意いただきたいこと

ステアリングロック機能
  • エンジンスイッチをOFFにしたあとにドアを開閉すると、ステアリングロック機能によりハンドルが固定されます。エンジンスイッチを操作すると、ステアリングロックは自動で解除されます。

  • ステアリングロックが解除できないときは、マルチインフォメーションディスプレイに“ハンドルのロックが解除されていません ハンドルを左右に回しエンジンスイッチON”が表示されます。シフトレバーがP(オートマチック車)もしくはN(マニュアル車)にあることを確認して、ハンドルを左右にまわしながらエンジンスイッチを短く確実に押してください。

  • 短時間にエンジンの始動・停止をくり返すと、モーターのオーバーヒート防止のために作動制限することがあります。その場合は操作を控えてください。10秒程度でもとの状態にもどります。

電子キーの電池交換

電子キーの電池交換

エンジンスイッチの操作について
  • スイッチを短く確実に押せていない場合は、モードの切りかえやエンジンの始動ができない場合があります。

  • エンジンスイッチOFF後、すぐに再始動した場合は、エンジンが始動しない場合があります。エンジンスイッチOFF後の再始動は、数秒待ってから操作してください。

スマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたとき

スマートエントリー&スタートシステムを非作動にしたときは、電子キーが正常に働かないときはを参照してください。

バッテリー交換などでバッテリー端子を再接続した直後は

エンジンが始動しないことがあります。その場合はエンジンスイッチをONにし、10秒以上経過してからエンジンを始動してください。エンジン始動直後はアイドリングが不安定になることがありますが、異常ではありません。

警告

エンジンを始動するとき

必ず運転席に座って行ってください。このとき決してアクセルペダルは踏まないでください。
思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

走行中の警告

エンジンの停止などで車両滑走状態になったときは、車両が安全な状態で停止するまでドアを開けたり、ロック操作をしたりしないでください。ステアリングロック機能が作動し、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

注意

エンジンを始動するとき
  • エンジンが冷えた状態で空ぶかししないでください。

  • もしエンジンが始動しにくかったり、ひんぱんにエンストする場合は、ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

  • オートマチック車:エンジン始動操作時はシフトレバーを操作しないでください。

エンジンスイッチの操作について

エンジンスイッチ操作時に引っかかりなどの違和感があるときは、故障のおそれがあります。すみやかにトヨタ販売店にご連絡ください。

エンジンを停止するには

  • オートマチック車

    1. 車両を完全に停止させる
    2. パーキングブレーキをかけて(→パーキングブレーキ)、シフトレバーをPの位置にする
      メーター内のパーキングブレーキ表示灯が点灯していることを確認します。
    3. エンジンスイッチを押す
      エンジンが停止し、メーター表示が消えます。
    4. ブレーキペダルから足を離してメーターの“アクセサリー”や“イグニッション ON”の表示が消灯していることを確認する
  • マニュアル車

    1. 車両を完全に停止させる
    2. パーキングブレーキをかける(→パーキングブレーキ
      メーター内のパーキングブレーキ表示灯が点灯していることを確認します。
    3. シフトレバーをNにする(→マニュアルトランスミッション
    4. エンジンスイッチを押す
      エンジンが停止し、メーター表示が消えます。
    5. ブレーキペダルから足を離してメーターの“アクセサリー”や“イグニッション ON”の表示が消灯していることを確認する

警告

緊急時のエンジン停止方法
  • 走行中にエンジンを緊急停止したい場合には、エンジンスイッチを2秒以上押し続けるか、素早く3回以上連続で押してください。(→車両を緊急停止するには
    ただし、緊急時以外は走行中にエンジンスイッチにふれないでください。走行中にエンジンを停止してもハンドルやブレーキの操作は可能ですが、操作力補助がなくなり、ハンドルとブレーキの操作が困難になります。安全を確認した上で、すみやかに道路脇に停車してください。

  • 走行中にエンジンスイッチを操作すると、マルチインフォメーションディスプレイに警告メッセージが表示され、警告ブザーが鳴ります。

  • オートマチック車:走行中にエンジンを緊急停止したあと、走行中にエンジンを再始動させる場合は、シフトレバーをNにし、エンジンスイッチを押してください。

  • マニュアル車:走行中にエンジンを緊急停止したあと、走行中にエンジンを再始動させる場合は、クラッチペダルを踏み、エンジンスイッチを押してください。

エンジンスイッチを切りかえるには

ブレーキペダル(オートマチック車)もしくはクラッチペダル(マニュアル車)を踏まずにエンジンスイッチを押すと、モードを切りかえることができます。(スイッチを押すごとにモードが切りかわります)

  1. OFF
    非常点滅灯が使用できます。
  2. ACC
    オーディオなどの電装品が使用できます。
    メーターに“アクセサリー”が表示されます。
  3. ON
    すべての電装品が使用できます。
    メーターに“イグニッション ON”が表示されます。
※:

オートマチック車:シフトレバーがP以外のときはACCになり、OFFになりません。

知識

自動電源OFF機能

オートマチック車:シフトレバーがPにあるとき、20分以上ACCか1時間以上ON(エンジンがかかっていない状態)にしたままにしておくと、エンジンスイッチが自動でOFFになります。
ただし、自動電源OFF機能は、バッテリーあがりを完全に防ぐものではありません。エンジンがかかっていないときは、エンジンスイッチをACC、またはONにしたまま長時間放置しないでください。

マニュアル車:20分以上ACCか1時間以上ON(エンジンがかかっていない状態)にしたままにしておくと、エンジンスイッチが自動でOFFになります。
ただし、自動電源OFF機能は、バッテリーあがりを完全に防ぐものではありません。エンジンがかかっていないときは、エンジンスイッチをACC、またはONにしたまま長時間放置しないでください。

注意

バッテリーあがりを防止するために
  • エンジンがかかっていないときは、エンジンスイッチをACCまたはONにしたまま長時間放置しないでください。

  • エンジンがかかっていないときに、メーターの“アクセサリー”または“イグニッション ON”の表示が消灯していない場合、エンジンスイッチがOFFになっていません。エンジンスイッチをOFFにしてから車両を離れてください。

シフトレバーがP以外でエンジンを停止したとき(オートマチック車)

シフトレバーがP以外でエンジンを停止させた場合、エンジンは停止しますが、エンジンスイッチのモードはOFFにはなりません。次の手順でOFFにしてください。

  1. パーキングブレーキがかかっていることを確認する
  2. シフトレバーをPの位置にする
  3. メーターに“アクセサリー”が表示されていることを確認し、エンジンスイッチを短く確実に押す
  4. メーターの“アクセサリー”または“イグニッション ON”の表示が消灯していることを確認する

注意

バッテリーあがりを防止するために

シフトレバーがP以外でエンジンを停止させないでください。シフトレバーがP以外でエンジンを停止させた場合、エンジンスイッチがACCとなるため、そのまま放置するとバッテリーあがりの原因となります。

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