サンバイザーを使うには

  1. 前方をさえぎるには、バイザーを下ろす
  2. 側方をさえぎるには、バイザーを下ろした状態でフックからはずし、横へまわす

バニティミラーを使うには

カバーをスライドして開ける

カバーを開けるとバニティミラーランプが点灯します。

知識

自動消灯について

パワースイッチがOFFの場合、バニティミラーランプが点灯したままのときは、約10分後に自動消灯します。

注意

補機バッテリーあがりを防ぐために

ハイブリッドシステムが停止した状態で、長時間ランプを点灯しないでください。

アクセサリーソケットを使うには

DC12 V/10 A(消費電力120W)未満の電気製品を使用するときの電源としてお使いください。

電気製品を使用するときは、すべてのアクセサリーソケットに接続されている電気製品の消費電力合計を120W 未満にしてください。

コンソールボックス内

フタを開ける

知識

アクセサリーソケットを使用するとき

パワースイッチがACC 、ON またはマルチメディアシステムの電源がONのとき

ハイブリッドシステムを停止するとき

モバイルバッテリーなどの、充電機能を備えた電気製品をはずしてください。
接続したままにしておくと、ハイブリッドシステムが正常に停止しなくなる場合があります。

注意

アクセサリーソケットを使用しないときは

ショートや故障を防ぐために、アクセサリーソケットに異物が入ったり、飲料水などがかかったりしないように、使用しないときは、フタを閉めておいてください。

ヒューズが切れるのを防ぐために

DC12 V で最大電流10A(最大消費電力120W)以上の電気製品を使用しないでください。

補機バッテリーあがりを防ぐために

ハイブリッドシステムが停止した状態で、アクセサリーソケットを長時間使用しないでください。

充電用USB Type-C端子を使うには

15W:DC5V/3A(消費電力15.75W)の電源としてお使いください。

45W:DC15V/3A(消費電力45W)の電源としてお使いください。

このUSB Type-C端子は充電専用でありデータ転送などは行えません。
また、使用する機器によっては、正常に充電できない場合があります。ご使用になる機器に付属の取り扱い説明書もお読みください。

充電用USB Type-C端子を使用するには

  • フロント

  • リヤ(15Wのみ)

知識

充電用USB Type-C端子の作動条件

パワースイッチがACC 、ON またはマルチメディアシステムの電源がONのとき

充電用USB Type-C 端子が正常に働かないおそれのある状況
  • 15W:DC5V/3A(消費電力15.75W)をこえる電力を要求する機器を接続したとき
    45W:DC15V/3A(消費電力45W)をこえる電力を要求する機器を接続したとき

  • パソコンと通信を行う機器を接続したとき

  • 接続機器の電源がOFFのとき(機器により異なります)

  • 炎天下に駐車したあとなど、車室内の温度が高いとき

使用する外部機器について

一部の機器では、充電中に充電がいったん停止後、再充電を開始する場合がありますが、故障ではありません。

注意

充電用USB Type-C端子の損傷を防ぐために
  • 端子部に異物を入れないでください。

  • 水や液体をかけないでください。

  • 充電用USB Type-C端子を使わないときはフタを必ず閉じてください。端子部に異物や液体が入ると故障やショートの原因になります。

  • 強い力や衝撃を加えないでください。

  • 分解や改造、取りはずしをしないでください。

外部機器の損傷を防ぐために
  • 機器を車室内に放置しないでください。車室内が高温となり、故障の原因となります。

  • 機器が接続されているときに、外部機器や外部機器のケーブルを押し下げたり、不要な力を加えたりしないでください。

補機バッテリーあがりを防ぐために

ハイブリッドシステムが停止した状態で、充電用USB Type-C端子を長時間使用しないでください。

ワイヤレス充電器(おくだけ充電)を使うには

ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)によるワイヤレス充電規格Qiに適合したスマートフォンやモバイルバッテリーなどの携帯機器を充電エリアに置くだけで、携帯機器を充電することができます。

充電トレイより大きい携帯機器には本機能を使用できません。また、携帯機器によっては、正常に作動しない場合があります。
ご使用になる携帯機器に付属の取り扱い説明書もお読みください。

「Qi」マークについて

「Qi」、Qiマークは、ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)の商標です。

「Qi」 ID: 14561

「おくだけ充電」マークについて

「おくだけ充電」、「おくだけ充電」ロゴは、株式会社NTT ドコモの登録商標です。

各部の名称

  1. 作動表示灯
  2. 充電エリア
  3. 充電トレイ
  4. 約82 mm
  5. 約150 mm
※:

携帯機器およびワイヤレス充電器には充電用コイルが入っています。ワイヤレス充電器内の充電用コイルは、充電トレイの中央付近にある充電エリア内を移動することができます。充電エリア上で携帯機器内の充電用コイルが検出されると、その付近までワイヤレス充電器内の充電用コイルが移動し、充電を開始します。携帯機器内の充電用コイルが充電エリアから外れた場合、充電は自動的に停止します。

また、2 つ以上の携帯機器を同時に充電トレイに置くと、正しく充電用コイルを検出できず、充電できないことがあります。

充電する

充電トレイに携帯機器を置く

携帯機器の充電面を下にして、面機器の中央が充電エリアの中央にくるように置いください。携帯機器によっては充電コイルが機器の中央にない場合があります。その場合は、携帯機器の充電コイルが充電エリアの中央にくるように置いてください。
充電中は作動表示灯が橙色に点灯します。
充電が行われないときは、できるだけ充電エリアの中央付近に携帯機器を置き直してください。充電が行われないときは、作動表示灯が緑色と橙色の点灯をゆるやかにくり返し、充電コイルの作動音がくり返し聞こえることがあります。

充電が完了すると作動表示灯が緑色に点灯します。

再充電機能

充電が完了し、充電停止状態が一定時間経過すると充電を再開します。

急速充電機能

  • 次の携帯機器に対しては急速充電が行えます。

    • WPC のVer1.3.3に準拠した、急速充電に対応した携帯機器

    • 7.5W 充電に対応したiOS を搭載しているiPhone(iPhone 8 以降の機種)

    • Galaxy 独自の急速充電規格に対応した携帯機器

  • 急速充電に対応した携帯機器を充電すると、自動的に急速充電機能に切りかわります。

作動表示灯の点灯状況

作動表示灯

状況

消灯

ACC OFFのとき

緑(点灯)

待機中(充電不可状態)

待機中(充電可能状態)

充電完了時

橙(点灯)

充電中

橙2回点滅後、点灯

充電周波数切替

※1:

スマートエントリー&スタートシステムがキー検出を行う条件が成立している状態

※2:

待機中は充電用の電力は出力していません。この状態で金属製のものを充電エリアに置いても、加熱されることはありません。

※3:

携帯機器によっては、充電完了後も表示灯が橙色に点灯し続ける場合があります。

ワイヤレス充電器が正しく作動しない状況

ワイヤレス充電器が正しく作動しない状況と、想定される原因の対処方法は次のとおりです。

作動表示灯

想定される原因・対処方法

橙(1 秒間に1 回の点滅をくり返す)

原因

車両とワイヤレス充電器の通信不良

対処法

ハイブリッドシステムが始動しているときは、一度ハイブリッドシステムを停止し、再始動してください。

パワースイッチのモードがACC のときは、一度ハイブリッドシステムを始動してください。(→ハイブリッドシステムを始動するには

緑(1 秒間に1 回の点滅をくり返す)

原因

ワイヤレス充電器の通信異常

対処法

ハイブリッドシステムが始動しているときは、一度ハイブリッドシステムを停止し、再始動してください。

パワースイッチのモードがACC のときは、一度ハイブリッドシステムを始動してください。(→ハイブリッドシステムを始動するには

緑(点灯)

原因

スマートエントリー&スタートシステムが電子キーの検出を行っている

対処法

電子キーの検出が完了するのをお待ちください。

原因

異物検知:

①充電前に充電エリア内に金属製の異物があり、異物検知機能が働いた

対処法

充電エリア内にある異物を取り除いてください。

原因

②Qi2やMagSafeの金属リングの付いたケースを装着していて、充電が停止した

対処法

ケースを取りはずす

原因

携帯機器のずれ・充電面からの浮き:

携帯機器の充電用コイルの中心が充電エリアからはずれた、レンズの凸量が大きい、又はケースが厚いため、充電用コイルの異常過熱防止機能が働いた

対処法

携帯機器を充電トレイから取り出し、5秒後に充電トレイの中央付近に置き直してください。
また、ケースやカバーを携帯機器に装着している場合は、はずしてください。

原因

携帯機器のバッテリー保護機能:

満充電に達する前に、携帯機器のバッテリー保護機能により充電が停止した

対処法

携帯機器の仕様のため、設定を確認してください。

原因

電子キーの検出状態が継続:

車両カスタマイズによってマルチメディア機能を利用しているとき、電子キーが確定されず検出状態が継続された

対処法

パワースイッチ押下によりACCまたはONモードにし、電子キーの照合を完了させてください。

原因

ムービングメカの異常:

ムービングメカの異常でコイルが動かなくなった

対処法

置き直ししても、コイルの稼働音が聞こえない場合は、トヨタ販売店にご相談ください

原因

Qi非対応端末:

置いても、緑点灯のままかわらない

対処法

ご使用の端末がQiのBPPまたはEPPに対応しているかWPCのWebサイトをご確認ください

橙(4 回連続の点滅をくり返す)

原因

ワイヤレス充電器内の温度が一定値をこえたことによる安全停止

対処法

いったん充電を停止し、携帯機器を充電エリアから取り出して、温度が下がるまでしばらく待ってから充電を開始してください。

知識

使用条件

パワースイッチがACCまたはONのとき

使用できる携帯機器について
  • ワイヤレス充電規格Qi 準拠機器(Qi2のMPP仕様を除く)を使用できます。ただし、Qi Ver1.0および2.0.0以降に対応した携帯機器に対しては、互換性を保証しているものではありません。

  • 携帯電話やスマートフォンをはじめとする携帯機器を対象とした5W以下の低電力給電を対象としています。

  • ただし、以下の携帯機器に対しては、5W をこえる充電に対応しています。

    • 7.5W の充電に対応したiPhone に対しては、7.5W 以下の充電に対応しています。

    • Galaxyは、Galaxy 独自の充電規格に準拠した携帯機器に対しては、10W以下の充電に対応しています。

    • WPC 規格のVer1.3.3 に規定されているEPP 出力に準拠した携帯機器に対しては、15W以下の充電に対応しています。

スマートエントリー&スタートシステムの使用について

電子キーが車外に持ち出されたときなど、充電動作中にスマートエントリー&スタートシステムがキーの検出を行うために、一時的に充電を停止します。

AM受信連動機能

AM放送を試聴しているときに充電を行い、ノイズ音が混入した場合は、手動による周波数切りかえを実施してください。

  1. 充電中の端末をトレイから降ろす
  2. 作動表示灯が緑点灯にかわり、ノイズ音が消えたことを確認する
  3. トレイから降ろした端末をもどし、作動表示灯が橙色に2回点滅し、点灯するか確認する
    2回点滅し、ノイズ音が消えた場合、周波数切りかえは完了です。
  4. 2回点滅せず、橙色点灯し、ノイズ音が出ている場合は、再度手順1からの操作を行い2回点滅することを確認する
充電中についての留意事項

充電中は、ワイヤレス充電器と携帯機器が温かくなりますが、異常ではありません。充電中に携帯機器が温かくなったときは、携帯機器側の保護機能により、充電が停止することがあります。この場合、携帯機器の温度が十分に下がってから、再度、充電を行ってください。

また、ワイヤレス充電器内の温度を下げるためファンが作動することがありますが、異常ではありません。

作動中の音について

電源スイッチを押して電源をON にしたときや、ワイヤレス充電器の電源ON 中にパワースイッチを押してACCやONに変更したとき、および携帯機器を検出中は“カチッ”や“ジー” と作動音がしますが、異常ではありません。

清掃について

内装の手入れ

機能が正常に働かないおそれのある状況

次のような場合は正常に充電しない場合があります。

  • 携帯機器が満充電のとき

  • 有線接続で携帯機器を充電中のとき

  • 充電エリアと携帯機器の間に異物があるとき

  • 充電により、携帯機器の温度が高温になっているとき

  • 炎天下などにより、充電トレイ付近の温度が35 ℃以上になっているとき

  • 携帯機器の充電面を上にして置いたとき

  • 折りたたみ式等の小型の携帯機器の充電コイルが充電エリアから外れているとき

  • 携帯機器が充電トレイよりも大きいとき

  • 携帯機器のカメラ部の突起が充電面より3mm以上あるとき

  • 近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・空港があるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき

  • 携帯機器の充電面と充電エリアのあいだに、次のようなものが挟まれているとき

    • 厚みがあるケースやカバー

    • 厚みがあるデコレーション

    • 指リング(含むポップソケット)やストラップなどのアクセサリー

    • レンズ部に凸形状があるケースやカバー

    • レンズ面を保護するカバー

    • 滑り止めマット

  • 携帯機器が、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき

    • アルミ箔などの金属の貼られたカード

    • アルミ箔を使用したタバコの箱

    • 金属製の財布やかばん

    • 小銭

    • カイロ

    • CD やDVD などのメディア

    • 金属製のデコレーション(含むMagSafe/Qi2用の金属製リングシール)

    • 金属製のケースやカバー(含むMagSafe/Qi2用の金属製リングが付いたもの)

    • 携帯機器の充電面側に磁石が入った手帳型ケース

  • 近くで電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき

  • 2つ以上の携帯機器を同時に充電トレイに置いたとき

  • Sペン(Galaxy端末付属のタッチペン)内蔵の端末(Noteシリーズ等)をご使用の場合、Sペンを挿入したままトレイに置いたとき

また、上記以外で、充電が正常に行われない、または、作動表示灯が点滅したままのときは、ワイヤレス充電器の異常が考えられます。トヨタ販売店へお問い合わせください。

スマートフォンのOS を更新したとき

スマートフォンのOS バージョンを更新したとき、充電の仕様が大きく変更されることがあります。WPC の対応バージョンが変更された場合、急速充電機能が使えなくなる場合があります。詳しくは各メーカーのホームページ情報等でご確認ください。

商標について
  • iPhoneは、米国および他の国々で登録されたApple Inc.の商標です。なお、iPhoneの商標はアイホン株式会社のライセンスにもとづき使用されています。

  • Galaxyは、Samsung Electronics Co.,Ltd.の商標または登録商標です。

警告

運転中の注意

携帯機器を充電する場合、安全のため、運転者は運転中に携帯機器本体の操作をしないでください。

走行中の注意

コードレスヘッドフォンなど小型軽量の携帯機器は、走行中に充電しないでください。非常に軽量のため充電トレイから飛び出し、思わぬ事故の原因になるおそれがあり危険です。

電波がおよぼす影響について

植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器などの医療用電気機器を装着されている方は、ワイヤレス充電器のご使用にあたっては医師とよくご相談ください。ワイヤレス充電器の動作が医療用電気機器に影響を与えるおそれがあります。

故障ややけどを防ぐために

次のことをお守りください。
お守りいただかないと装置の故障や損傷、車両火災、発熱によるやけど、または感電につながるおそれがあります。

  • 充電中に、充電エリアと携帯機器のあいだに金属物を挟まない

  • 充電エリアにアルミなどのシールや金属製のものを貼り付けない

  • 携帯機器本体および外付けのケースやカバーなどに対して、充電エリアと接触する側に、アルミなどのシールや金属製のものを貼り付けたまま充電しない

    MagSafe/Qi2用の後付け用金属製リングおよび、純正品以外のケースも発熱する危険性があるため、ご使用を控えてください。

  • 小物入れがわりにものを置かない

  • 強い力や衝撃をかけない

  • 分解や改造、取りはずしをしない

  • 指定された携帯機器以外は充電しない

  • 磁気を帯びたものを近付けない

  • 充電エリアに、ほこりがかぶった状態で充電しない

  • 布などをかぶせて充電しない

注意

故障やデータ破損を防止するために
  • 充電中に、充電エリアにクレジットカード・ETC カードなどの磁気カードや磁気記録メディアなどを近付けると、磁気の影響によりデータが消えるおそれがあります。また、腕時計などの精密機器を近付けると、こわれたりするおそれがありますので、近付けないでください。

  • 携帯機器の充電面と充電エリアのあいだに、交通系IC カードなど非接触型ICカードを挟んだまま充電しないでください。IC チップが非常に高温になり、携帯機器やIC カードが破損するおそれがあります。特に、非接触型IC カードを取りつけられるケースやカバーを携帯機器に装着したまま充電しないようにご注意ください。

  • 携帯機器は車室内に放置しないでください。炎天下など車室内が高温となり、故障の原因になります。

補機バッテリーあがりを防止するために

ハイブリッドシステムを停止した状態で、ワイヤレス充電器を長時間使用しないでください。

リヤアームレストを使うには

手前に倒して使用する

注意

アームレストの破損を防ぐために

過度の負荷をかけないでください。

アシストグリップを使うには

天井に取り付けられているアシストグリップは、走行中にシートに座っている状態で体を支えるときにお使いください。

警告

アシストグリップについて

乗降時やシートから立ち上がるときなどに使用しないでください。

注意

アシストグリップの破損を防ぐために

破損を防ぐために、アシストグリップに過度の負荷をかけないでください。

コートフックを使うには

リヤドアの上にあるアシストグリップには、コートフックが付いています。

警告

コートフックへかけてはいけないもの

ハンガーや他の硬いもの、鋭利なものをかけないでください。

SRS カーテンシールドエアバッグがふくらんだときにそれらのものが飛び、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。