ドライバーモニターカメラを用いる機能

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グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

ドライバーモニターカメラで運転者の顔の位置・向きや眼の開閉状態等を検知し、運転者が周囲の状況を確認し運転操作できる状態であるかシステムが判断します。

正常に作動するためには、ドライバーモニターカメラが運転者の顔全体を撮影する必要があります。ハンドルやシートの位置が高すぎたり、低すぎたりするとドライバーモニターカメラが運転者の顔を一部撮影できず、運転支援システムが一部作動できなかったり、ブザーとディスプレイ表示で注意喚起を行ったりすることがあります。

注意喚起機能

次のようなとき、ブザーとディスプレイ表示で注意喚起を行うことがあります。

  • 運転者が脇見している/眼を閉じているとシステムが判断したとき

  • 運転者の顔が検知できない/姿勢が崩れているとシステムが判断したとき

  • 運転者に眠気の兆候があるとシステムが判断したとき

ハンドル/シートの位置が高すぎたり低すぎたりする場合、ドライバーモニターカメラが運転者の顔全体を認識できず、注意喚起を行うことがあります。メーター全体が見える運転姿勢になるようにハンドル/シートの位置を調整してください。

運転姿勢を調整しても注意喚起が継続するときは、トヨタ販売店にご相談ください。

顔認証システム

マイセッティングの一機能として、ドライバーモニターカメラは顔認証システムのデバイスとして使われます。(→マイセッティング

その他の運転支援装置との連携

次の運転支援装置の一部の機能は、ドライバーモニターカメラにより検知された運転者の状態に応じて制御されます。

警告

安全にお使いいただくために
  • 注意喚起機能は運転者の不注意行動や姿勢崩れを未然に防ぐものではありません。常に周囲の状況を把握し、安全運転に努めてください。

  • 注意喚起機能は運転者の眠気を解消するものではありません。集中力の低下や眠気を感じたら、適度に休憩や仮眠を取り、安全運転に努めてください。

休憩提案機能

車両がふらついて走行しているときに、ディスプレイの表示およびブザーにより休憩をうながします。

知識

休憩提案機能について

次の条件をすべて満たしたとき作動します。

  • 車速が約50km/h以上のとき

  • 車線の幅が約3m以上のとき

車両の状態や路面状況によっては休憩提案が行われない場合があります。

ドライバーモニターの設定を変更する

ドライバーモニターの設定は、カスタマイズメニューから変更することができます。(→ユーザーカスタマイズ機能

ドライバーモニターカメラ設定がOFFの場合、カメラでの撮影が停止し、ドライバーモニターカメラを用いる機能(→ドライバーモニターカメラを用いる機能)が停止します。

注意喚起感度設定がOFFの場合、注意喚起機能(→注意喚起機能)が停止します。また、ドライバーモニターOFF 表示灯(→警告灯/表示灯)が点灯します。但し、他機能の動作のためのカメラでの撮影は継続します。

プラスサポートを使用する場合のカスタマイズ設定は以下の通りです。

  • 初回プラスサポート用スマートキー(サポキー)でロックを解除した場合

    • ドライバーモニターカメラ:ON

    • 注意喚起感度:高い

  • 2回目以降にプラスサポート用スマートキー(サポキー)でロックを解除した場合前回サポキー使用時の設定を引き継ぎ再生します。