車載カメラで撮影した映像を車載機メモリ内に保存し、本機で再生できます。また、USB メモリーやスマートフォン専用アプリを使用して録画映像を転送し、パソコンやスマートフォンで再生することもできます。

本車両に装着できるドライブレコーダーには以下の2 種類があります。

  • ドライブレコーダー(前方)(車両の前方のみを記録するドライブレコーダー)
  • ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター(録画機能付) (車両の前方・バックガイドモニターカメラを記録するドライブレコーダー)

ドライブレコーダー使用上の留意事項

ドライブレコーダー機能をONにしていても、セキュリティー設定の[‍全ての情報を初期化‍]セキュリティ設定を変更するをしたときはOFFになります。ご使用の際は設定画面ドライブレコーダーの設定を変更するでONにしてください。

以下のときは、ドライブレコーダー機能がOFFになっている場合があります。定期的に映像が記録されていることをご確認ください。録画映像を再生する

  • 工場出荷時
  • 修理後
  • ソフトウェア更新後

お使いになる前に

  • ドライブレコーダーはエンジンスイッチ<パワースイッチ>が ON のあいだ常時映像を録画する装置ですが、すべての状況において録画することを保証したものではありません。正常に録画できなかった場合や録画データが破損していた場合による損害については、トヨタ自動車は一切の責任を負いません。
  • ドライブレコーダーは、事故などの検証時に役立つことを目的の一つとしていますが、証拠としての効力を保証するものではありません。
  • 車載機メモリの録画領域がいっぱいになると自動的に古い映像を削除し、新しい映像を録画(上書き)します。事故などで映像が必要な場合は、速やかに外部メディアにデータを転送してください。
  • ドライブレコーダーで録画した映像は、その使用目的や使用方法によっては、被写体のプライバシーなどの権利を侵害する場合がありますのでご注意ください。いたずらなどの目的のためには使用しないでください。これらの場合についてはトヨタ自動車は一切責任を負いません。
  • 録画した映像から信号機の状態が必ず確認できることを保証した装置ではありません。環境によって信号機の状態が確認できない場合は、前後の映像や周辺の車両の状況からご判断ください。信号機の状態が確認できない場合があっても、トヨタ自動車は一切の責任を負いません。
  • 補機バッテリー交換による再起動時やマルチメディアシステムを車両から脱着した際は、録画時刻が初期値の2019/1/1 の9:00:00 (JST) となるため、現在時刻へ戻す必要があります。GPS 信号が受信できるエリアでエンジンスイッチ<パワースイッチ>をON にし、90 秒待機します。その後、エンジンスイッチ<パワースイッチ>をOFF にし、さらに90 秒待機してください。
  • 補機バッテリー交換による再起動時やマルチメディアシステムを車両から脱着した際は、初回の起動は車両を水平な場所に停止させて実施してください(衝撃検知センサの補正を行います)。水平な場所でない場合、衝撃を正しく検知できず、イベントを検知しやすくなる、または検知しにくくなることがあります。
  • 事故等により補機バッテリー接続が切断された場合は、補機バッテリー切断時点までの映像が記録されます。
  • ソフトウェア更新中は映像記録はできません。
  • 免責事項について

    お客様または第三者が、ドライブレコーダーの誤使用、使用中に生じた故障、その他の不具合またはドライブレコーダーの使用によって受けられた損害については法令上の賠償責任が認められる場合を除き、トヨタ自動車は一切その責任を負いませんので、あらかじめご了承ください。

  • 著作権について
    • 録画・撮影したものは、個人として楽しむほかは、著作権法上、権利者に無断で使用できません。
    • 鑑賞・興行・展示物など、個人として楽しむ目的でも撮影を制限している場合がありますので、ご注意ください。

録画機能について

車両に装着されているカメラで撮影した映像が車載機メモリ内に録画されます。ドライブレコーダーは、次の3 種類の録画機能を備えています。

常時録画

エンジンスイッチ<パワースイッチ>がON のあいだ常時録画されます。

手動録画

手動操作により、任意のタイミングで録画できます。

イベント録画

一定以上の衝撃を検知したとき、自動的に録画されます。

  • 次の場合などは、適切に映像が録画されないことがあります。
    • 街灯などの光源が無く、暗い道路を夜間走行するとき
    • 夜間、後続車が接近しているときや、後続車のヘッドライトが上向きになっているとき
    • 朝日や夕日など、太陽の光がカメラに入るとき
    • 降雨・降雪時や、雨上がりなど路面が濡れて光っていたり、水たまりがあるとき
    • トンネルの出入口など明るさが急激に変化するとき
    • カメラの前に物を置くなどして、カメラの視野が遮断されるとき
    • 停車中などマフラーからの煙がカメラの視野に入ってくるとき
    • カメラのレンズが汚れたり、水滴が付着していたり、曇っているとき
    • 乗員人数、積載状況などによる車高の変化などにより、カメラの位置や方向がずれたとき
    • 車両後部をぶつけるなどにより、カメラの位置や方向がずれたとき
    • 勾配の急な山岳等を走行しているときや急カーブを走行しているとき
    • ガードレール・街路樹など、道路構造物により前方・後方車両が隠れてしまうとき
  • [‍全ての情報を初期化‍]を行うと、録画した映像や音声が削除され、ドライブレコーダーの設定も初期化されます。初期化前の状態にもどすことはできません。
  • ワイパーを使用した際は、録画映像にワイパーが映り込み、映像がちらつくように見えることがありますが異常ではありません。
▶ 録画映像の画質/フレームレートは次のとおりです。
前方カメラ バックガイドモニターカメラ
画質

1920×1080 px

1280×720 px

フレームレート 10 fps 10 fps
前方録画映像
jpcs11bt001a
  1. 1920 px
  2. 1080 px
  3. カメラカバー

知識

前方録画映像には一部カメラカバーが映り込みます。

バックガイドモニターカメラ録画映像
jpcs11bt002b
  1. 1280 px
  2. 720 px
  3. バンパー・ナンバープレート

知識

  • 車や路面の状況により、映る範囲は異なることがあります。
  • バンパーの両端付近やバンパーの下にあるものは映りません。
  • カメラのレンズ特性により、画面に映る映像の距離感覚は実際の距離とは異なります。
  • カメラより高い位置にあるものについては、モニターに映らないことがあります。
  • 字光式ナンバープレートを装着していると、画面上に映り込むことがあります。

録画映像の種類

常時録画

エンジンスイッチ<パワースイッチ>をON にすると、自動的に録画が開始されます。

エンジンスイッチ<パワースイッチ>をOFF にすると、録画が停止されます。

  • 常時録画の録画時間は、約100分です。

    録画状態によっては、録画時間が短くなったり長くなったりする場合があります。

  • 録画データは、前方映像と後方映像が別ファイルとしてそれぞれ1 ファイル約30 秒の長さで保存されます。
  • 車載機メモリの録画領域がなくなると古い日時のファイルから順に消去され、録画が継続されます。録画した映像を残しておきたい場合は、外部メディアにデータを転送し、保存してください。
  • 常時録画中はマルチメディアシステムに表示される手動録画画面の[‍zzcn99bl229a‍]ボタン上に[‍zzin99bt014a‍]が表示されます。
  • 必要に応じて、録画機能を停止することもできます。

手動録画

常時録画中に画面上のスイッチを押す、または音声操作によって、任意のタイミングで録画できます。

  • 手動録画を受け付けた時点から前後10 秒間(合計20 秒間)の映像が録画されます。手動録画のタイミングによっては、録画時間が最大約60 秒になる場合があります。
  • 手動録画を受け付けた後、10秒間は追加の操作を受け付けません。
  • ユーザ用メモリの保護領域が、ドライブレコーダー(前方)搭載車では20 件、ドライブレコーダー(前方)+バックガイドモニター(録画機能付) 搭載車では10 件を超える場合は、本操作を受け付けません。
  • エンジンスイッチ<パワースイッチ>がONのときのみ使用可能です(ACCでは使用できません)
  • 機器の異常により、手動録画ができない場合があります。

イベント録画

常時録画中に、一定以上の衝撃や衝撃に近い状態(SRS エアバッグの作動および急ブレーキ、急ハンドルなど)が発生した時に録画が開始されます。

  • イベントを検知した時点から前後10 秒間(合計20 秒間)の映像が録画されます。イベント録画のタイミングによっては、録画時間が最大約60 秒になる場合があります。
  • イベント録画用メモリの保護領域が、上限(20 件)を超える場合は、撮影時刻の古いものから上書きされてしまうことがあります。
  • 衝撃を感知するかを確かめるために、故意に危険な運転をすることなどは、絶対にしないでください。
  • 次の場合などは、衝撃によるイベント検知ができず、適切に映像が録画・保護されないことがあります。
    • 低速で衝突、または相手車両との相対速度が小さい状態で衝突した場合
    • 自車両、相手車両の衝撃緩和箇所に衝突した場合
    • 自車両に対して相手車両が軽い、または、相手が人や自転車等の場合
    • 相手車両の側面をこするように衝突した場合
    • 雪道や凍結路で急ブレーキをかけた場合

      雪道や凍結路では、タイヤと路面との摩擦が少なく小さい衝撃でもスリップし、G センサーでの検知が困難になるため

    • 衝撃が弱く、ドライブレコーダーが検知するように設定されたセンサー感度に満たない場合
  • 急斜面を走行しているときはイベントを検知しやすい、または検知しにくいことがあります。

お車を手放すときの注意

ドライブレコーダーを使用すると、多数の個人情報が記録されます。お車を手放すときには、すべての情報を初期化してください。

すべての情報の初期化を行うと、録画した映像や音声が削除され、ドライブレコーダーの設定も初期化されます。初期化前の状態にもどすことはできません。

初期化についてご不明点がある場合は、お客様相談センターへお問い合わせください。

  • QR コード:
    jpis11bt017a
  • 全国共通・フリーコール:

    [‍‍] 0800-700-7700

    受付時間 9:00〜18:00

    年中無休

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