充電用USB Type-C端子

DC5V/3A(消費電力15.75W)の電源としてお使いください。
このUSB Type-C端子は充電専用でありデータ転送などは行えません。
また、使用する機器によっては、正常に充電できない場合があります。ご使用になる機器に付属の取扱説明書もお読みください。
USB Type-Aの使用方法については別冊「マルチメディア取扱書」を参照してください。

充電用USB Type-C端子を使用するには

  • コンソールボックス内

    コンソールボックスを開けて使用する

  • コンソールボックスうしろ側

    フタを開けて使用する

知識

充電用USB Type-C端子の作動条件

パワースイッチがACCまたはONのとき

充電用USB Type-C端子が正常に働かないおそれのある状況
  • DC5V/3A(消費電力15.75W)をこえる電力を要求する機器を接続したとき

  • パソコンと通信を行う機器を接続したとき

  • 接続機器の電源がOFFのとき(機器により異なります)

  • 炎天下に駐車したあとなど、車室内の温度が高いとき

使用する外部機器について

一部の機器では、充電中に充電がいったん停止後、再充電を開始する場合がありますが、故障ではありません。

注意

充電用USB Type-C端子の損傷を防ぐために
  • 端子部に異物を入れないでください。

  • 水や液体をかけないでください。

  • 充電用USB Type-C端子を使わないときはフタを必ず閉じてください。端子部に異物や液体が入ると故障やショートの原因になります。

  • 強い力や衝撃を加えないでください。

  • 分解や改造、取りはずしをしないでください。

外部機器の損傷を防ぐために
  • 機器を車室内に放置しないでください。車室内が高温となり、故障の原因となります。

  • 機器が接続されているときに、外部機器や外部機器のケーブルを押し下げたり、不要な力を加えたりしないでください。

補機バッテリーあがりを防ぐために

FCシステムが停止した状態で、充電用USB端子を長時間使用しないでください。

ワイヤレス充電器(おくだけ充電)を使うには

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)によるワイヤレス充電規格Qiに適合したスマートフォンやモバイルバッテリーなどの携帯機器を充電エリアに置くだけで、携帯機器を充電することができます。

充電エリアより大きい携帯機器には本機能を使用できません。また、携帯機器によっては、正常に作動しない場合があります。
ご使用になる携帯機器に付属の取り扱い説明書もお読みください。

「Qi」マークについて

「Qi」、Qiマークは、ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)の登録商標です。

「おくだけ充電」マークについて

「おくだけ充電」、「おくだけ充電」ロゴは、株式会社NTTドコモの登録商標です。

各部の名称

  1. 充電エリア
  2. 充電トレイ
  3. 電源スイッチ
  4. 作動表示灯
※:

携帯機器およびワイヤレス充電器には充電用コイルが入っています。ワイヤレス充電器内の充電用コイルは、充電エリアの中央付近を移動することができます。充電エリア上で携帯機器内の充電用コイルが検出されると、その付近までワイヤレス充電器内の充電用コイルが移動し、充電を開始します。携帯機器内の充電用コイルが充電エリアからはずれた場合、充電は自動的に停止します。
また、2つ以上の携帯機器を同時に充電エリアに置くと、正しく充電用コイルを検出できず、充電できないことがあります。

充電する

  1. 電源スイッチを押す
    押すごとにONとOFFに切りかわります。
    ONにすると作動表示灯が緑色に点灯します。
    ワイヤレス充電器の電源の状態(ON/OFF)はパワースイッチをOFFにしても記憶されます。
  2. 充電エリアに携帯機器を置く
    携帯機器の充電面を下にして、機器の中央が充電エリアの中央に来るように置いてください。
    携帯機器によっては充電コイルが機器の中央にない場合があります。その場合は、携帯機器の充電コイルが充電エリアの中央に来るように置いてください。
    充電中は充電トレイ上の作動表示灯が橙色に点灯します。
    充電が行われないときは、できるだけ充電エリアの中央付近に携帯機器を置き直してください。充電が行われないとき、作動表示灯が緑と橙点灯を緩やかに繰り返し、充電コイルの作動音が繰り返し聞こえる場合があります。
    充電が完了すると作動表示灯が緑色に点灯します。

再充電機能

  • 充電が完了し、充電停止状態が一定時間経過すると充電を再開します。

  • 充電エリア内で携帯機器が大きく動くと、充電用コイルが外れて充電がいったん停止しますが、充電エリア内に充電用コイルがある場合は、ワイヤレス充電器内の充電用コイルがその付近まで移動して充電を再開します。

作動表示灯の点灯状況

作動表示灯

状況

消灯

ワイヤレス充電器の電源がOFFのとき

緑(点灯)

待機中(充電可能状態)

充電完了時

橙(点灯)

充電エリアに携帯機器を置いたとき(携帯機器を検出中)

充電中

※1:

待機中は充電用の電力は出力していません。この状態で金属製のものを充電トレイに置いても、過熱されることはありません。

※2:

携帯機器によっては、充電完了後も表示灯が橙色に点灯し続ける場合があります。

作動表示灯が点滅したときは

エラーが発生した場合の作動表示灯の状況と、想定される原因の対処方法は次のとおりです。

  • 1秒間に1回の点滅をくり返す(橙色)

    想定される原因

    対処方法

    車両とワイヤレス充電器の通信不良

    FCシステムが始動しているときは、一度停止し、再始動してください。
    パワースイッチがACCのときは、一度FCシステムを始動してください。

  • 3回連続の点滅をくり返す(橙色)

    想定される原因

    対処方法

    異物検知:
    携帯機器と充電エリアのあいだに異物がある

    携帯機器と充電エリアのあいだにある異物を取り除いてください。

    携帯機器のずれ:
    充電エリアの中央付近から携帯機器がずれている

    携帯機器を充電エリアの中央付近に置き直してください。また、ケースやカバーを携帯機器に装着している場合は、外してください。

  • 4回連続の点滅をくり返す(橙色)

    想定される原因

    対処方法

    ワイヤレス充電器内の温度上昇

    いったん充電を停止し、携帯機器を充電トレイから取り出して、温度が下がるまでしばらく待ってから充電を開始してください。

知識

使用条件

パワースイッチがACCまたはONのとき

使用できる携帯機器について
  • ワイヤレス充電規格Qi準拠機器を使用できます。ただし、すべてのQi準拠機器と互換性を保証しているものではありません。

  • 携帯電話やスマートフォンをはじめとする携帯機器を対象とした5W以下の低電力給電を対象としています。

スマートエントリー&スタートシステムの使用について

充電動作中にスマートエントリー&スタートシステムがキーの検出を行うと、一時的に充電を停止します。

携帯機器にカバーやアクセサリーを付けるときは

携帯機器に、「Qi」非対応のカバーやアクセサリーを付けた状態で充電しないでください。「Qi」対応の製品でもカバー(一部メーカー純正品を含む)やアクセサリーの種類によっては充電できない場合があります。充電エリアに携帯機器を置いても充電が行われないときは、カバーやアクセサリーをはずしてください。

充電中に、AMラジオにノイズが入るときは

ワイヤレス充電器の電源をOFFにして、ノイズが低減するか確認してください。ノイズが低減する場合は、充電中にワイヤレス充電器の電源スイッチを約2秒間押し続けることで、充電の周波数を切りかえてノイズを低減することができます。
また、その際、作動表示灯が橙色に2回点滅します。

充電中の留意事項

充電中は、ワイヤレス充電器と携帯機器が温かくなりますが、異常ではありません。充電中に携帯機器が温かくなったときは、携帯機器側の保護機能により、充電が停止することがあります。この場合、携帯機器の温度が十分に下がってから、再度、充電を行ってください。

作動中の音について

電源スイッチを押して電源をONにしたときや、ワイヤレス充電器の電源ON中にパワースイッチを押してACCやONに変更したとき、および携帯機器を検出中は“カチッ” や“ジー” と作動音がしますが、異常ではありません。

警告

運転中の注意

携帯機器を充電する場合、安全のため、運転者は運転中に携帯機器本体の操作をしないでください。

走行中の注意

コードレスヘッドフォンなど小型、軽量の携帯機器は、走行中に充電しないでください。軽量のため充電トレイから飛び出し、思わぬ事故の原因になるおそれがあり危険です。

電波がおよぼす影響について

植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器などの医療用電気機器を装着されている方は、ワイヤレス充電器のご使用にあたっては医師とよくご相談ください。ワイヤレス充電器の動作が医療用電気機器に影響を与えるおそれがあります。

故障ややけどを防ぐために

次のことをお守りください。
お守りいただかないと装置の故障や損傷、発火、発熱によるやけどにつながるおそれがあります。

  • 充電中に、充電エリアと携帯機器のあいだに金属物を挟まない

  • 飲用水などが入った容器をワイヤレス充電器の上に置かない

  • 充電エリアや携帯機器にアルミなどのシールや金属製のものを貼り付けない

  • 強い力や衝撃をかけない

  • 分解や改造、取りはずしをしない

  • 指定された携帯機器以外は充電しない

  • 磁気を帯びたものを近付けない

  • 充電エリアにほこりがかぶった状態で充電しない

  • 布などをかぶせて充電しない

注意

機能が正常に働かないおそれのある状況

次のような場合は正常に充電しない場合があります。

  • 携帯機器が満充電

  • 有線接続で携帯機器を充電中

  • 充電エリアと携帯機器のあいだに異物がある

  • 充電により、携帯機器の温度が高温になっている

  • 炎天下などにより、充電エリア付近の温度が35℃以上になっている

  • 携帯機器の充電面を上にして置いた

  • 携帯機器が充電トレイよりも大きい

  • 折りたたみ式等の小型の携帯機器の充電コイルが充電エリアから外れている

  • 携帯機器のカメラ部の突起が充電面より3mm以上ある

  • 近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・空港があるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき

  • 電子キーが車内にない

  • 携帯機器の充電面と充電エリアのあいだに、次のような 2mm以上の厚みがあるものが挟まれているとき

  • 厚みがあるケースやカバー

  • 厚みがあるデコレーション

  • レンズ部に凸形状があるケースやカバー

  • 指リングやストラップなどのアクセサリー

  • 携帯機器が、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき

  • アルミ箔などの金属の貼られたカード

  • アルミ箔を使用したタバコの箱

  • 金属製の財布やかばん

  • 小銭

  • カイロ

  • CDやDVDなどのメディア

  • 金属製のデコレーション

  • 金属製のケースやカバー

  • 携帯機器の充電面側に磁石が入った手帳型ケース

  • 近くで電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき

  • 2つ以上の携帯機器を同時に充電トレイに置いたとき

また、上記以外で、充電が正常に行われない、または、作動表示灯が点滅したままのときは、ワイヤレス充電器の異常が考えられます。トヨタ販売店へお問い合わせください。

故障やデータ破損を防止するために
  • 充電中に、充電エリアにクレジットカード・ETCカードなどの磁気カードや磁気記録メディアなどを近付けると、磁気の影響によりデータが消えるおそれがあります。また、腕時計などの精密機器を近付けると、こわれたりするおそれがありますので、近付けないでください。

  • 携帯機器の充電面と充電エリアのあいだに、交通系ICカードなど非接触型ICカードを挟んだまま充電しないでください。ICチップが非常に高温になり、携帯機器やICカードが破損するおそれがあります。特に、非接触型ICカードを取りつけられるケースやカバーを携帯機器に装着したまま充電しないようにご注意ください。

  • 携帯機器は車室内に放置しないでください。炎天下など車室内が高温となり、故障の原因になります。

補機バッテリーあがりを防止するために

FCシステムを停止した状態で、ワイヤレス充電器を長時間使用しないでください。

アームレスト

手前に倒して使用します。

注意

アームレストの破損を防ぐために

過度の負荷をかけないでください。

アシストグリップ

天井に取り付けられているアシストグリップは、シートに座っている状態で体を支えるときにお使いください。

警告

アシストグリップについて

アシストグリップは、乗降時やシートから立ち上がるときなどに使用しないでください。アシストグリップが破損し、転倒などしてけがをするおそれがあります。

注意

破損を防ぐために

アシストグリップに重いものをかけたり、過度の負荷をかけたりしないでください。

コートフック

警告

コートフックへかけてはいけないもの

ハンガーや他の硬いもの、鋭利なものをかけないでください。
SRSカーテンシールドエアバッグがふくらんだときにそれらのものが飛び、重大な傷害または死亡につながるおそれがあります。

アクセサリーソケット/アクセサリーコンセントを使うには

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

次の電気製品を使うときの電源としてお使いください。
12V:DC12Vで最大電流10A(最大消費電力120W)以下の電気製品
AC100V:AC100Vで最大消費電力100W以下の電気製品

アクセサリーソケット

ふたを開けて使用する

アクセサリーコンセント(AC100V・100W)

ふたを開けて使用する

  • 室内コンセント

  • トランク内コンセント

知識

使用条件
  • アクセサリーソケット

    パワースイッチがACCまたはONのとき

  • アクセサリーコンセント

    パワースイッチがONのとき

FCシステムを停止するとき

モバイルバッテリーなどの、充電機能を備えた電気製品をはずしてください。接続したままにしておくと、FCシステムが正常に停止しなくなる場合があります。

注意

ヒューズが切れるのを防ぐために
  • アクセサリーソケット

    DC12Vで最大電流10A(最大消費電力120W)以上の電気製品を使用しないでください。

  • アクセサリーコンセント

    AC100Vで最大消費電力100W以上の電気製品を使用しないでください。
    消費電力が100Wをこえる電気製品を使用すると、保護回路が作動して電源を遮断します。

ショートや故障を防ぐために
  • アクセサリーソケット

    ソケットに異物が入ったり、飲料水などがかかったりしないように、使用しないときはふたを閉めておいてください。

  • アクセサリーコンセント

    ソケットに異物が入ったり、飲料水などがかかったりしないように、使用しないときはコンセントから電気製品のプラグをはずし、ふたを閉めておいてください。

誤作動を防ぐために

パワースイッチをOFFにするときは、充電機能をもつ電気製品をはずしてください。

接続したままにしておくと、次のような誤作動を起こすおそれがあります。

  • スマートエントリー&スタートシステムやワイヤレスリモコンによるドアの施錠ができない

  • メーターのオープニング画面が表示される

  • 室内灯やインストルメントパネル照明などが点灯する

補機バッテリーあがりを防止するために

FCシステムが停止した状態でアクセサリーソケット/アクセサリーコンセントを長時間使用しないでください。

正しく作動しないおそれがある電気製品(アクセサリーコンセント)

次のようなAC100Vの電気製品は、消費電力が100W以下の場合でも正常に作動しないおそれがあります。

  • 起動時のピーク電力が高い電気製品

  • 精密なデータを処理する計測機器

  • 電源周波数の切りかえ(50/60Hz)のある機器

  • 極めて安定した電力供給を必要とするその他の電気製品

サンバイザーを使うには

  1. 前方をさえぎるには、バイザーを下ろす
  2. 側方をさえぎるには、バイザーを下ろした状態でフックからはずし、横へまわす

バニティミラーを使うには

カバーをスライドして開ける

ランプが点灯します。

知識

補機バッテリーあがりを防ぐために

パワースイッチがOFFの場合、バニティランプが点灯したままのときは約20分後に自動消灯します。

注意

補機バッテリーあがりを防止するために

FCシステムが停止した状態で長時間ランプを点灯しないでください。

リヤドアサンシェードを使うには

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

ツマミをしっかりと持って引き出し、フックにかける

もどすときはフックからはずし、しっかりと持ったままゆっくり収納します。

注意

正常に機能させるために

次のことをお守りください。

  • 開閉のさまたげになる部分にものを置かない

  • リヤドアサンシェードにものを貼らない

  • リヤドアサンシェードをフックにかけているときに過度の負荷をかけない

  • リヤドアが開閉しているときは、リヤドアサンシェードを操作しない

  • 収納するときに傾けた状態で収納しない
    傾けた状態で収納すると、スクリーン部のしわの原因になります。

リヤドアサンシェードの破損を防止するために

次のことをお守りください。

  • フックが片方はずれた状態で使用しない
    リヤドアを開閉するときにリヤドアサンシェードが破損するおそれがあります。

  • フックにかけた状態でスクリーン部をひっぱらない
    スクリーン部が破損するおそれがあります。

リヤサンシェードを展開/格納するには

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

リヤサンシェードスイッチやリヤコントロールパネルの操作ボタンを使ってリヤサンシェードを展開/格納できます。

フロント席からの操作

展開/格納

リヤ席からの操作

  1. リヤコントロールパネルのを押す
  2. を選択する
    サンシェードが展開/格納します。

知識

作動条件

パワースイッチがONのとき

FCシステム停止後の作動

パワースイッチをACCまたはOFFにしたあとでも、しばらくのあいだはリヤサンシェードを操作できます。

リバース連動機能

リヤサンシェードが上がった状態でシフトポジションをRにすると、後方を見やすくするためにリヤサンシェードが下降します。
ただし、以下のいずれかをおこなうと、リヤサンシェードは再度上昇します。

  • 操作ボタンをもう一度押す

  • シフトポジションをPに入れる

  • シフトポジションをPとR以外にし、15km/h以上で走行する

リバース連動機能によりリヤサンシェードが下降した状態でFCシステムを停止した場合は、再びFCシステムを始動して15km/h以上で走行しても上昇しません。上昇させるには、操作ボタンを押してください。

カスタマイズ機能

機能の一部は、設定を変更することができます。(→ユーザーカスタマイズ機能一覧

警告

リヤサンシェード作動中は

リヤサンシェードの留め金部分や溝に指を置かないでください。
巻き込まれてけがをするおそれがあります。

注意

正常に機能させるため

以下のことをお守りください。

  • モーターやほかの部分に負荷をかけすぎないようにしてください。

  • 開閉の妨げになる部分にものを置かないでください。

  • リヤサンシェードにものを貼らないでください。

  • 溝をきれいに保ってください。

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