外装の手入れ

 
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お手入れは、部位や素材にあった適切な方法で実施してください。

手入れの作業要領

  • 水を十分かけながら車体・足まわり・下まわりの順番に上から下へ汚れを洗い落とす

  • 車体はスポンジやセーム皮のようなやわらかいもので洗う

  • 汚れがひどいときはカーシャンプーを使用し、水で十分洗い流す

  • 水をふき取る

  • 水のはじきが悪くなったときは、ワックスがけを行う

    ボデーの表面の汚れを落としても水が玉状にならないときは、車体の温度が冷えているときにワックスをかける(およそ体温以下を目安としてください)

なお、ボデーコート・ホイールコート・ガラスコートなど、トヨタケミカル商品を施工された場合は、お手入れ方法が異なります。

詳しくはトヨタ販売店にお問い合わせください。

知識

洗車機を使うとき
  • 図のようなリヤウィング装着車では、リヤウィングの損傷を防ぐため、洗車機を使用しないでください。

  • ドアミラーを格納し、車両前側から洗車してください。また、走行前は必ずドアミラーを復帰状態にもどしてください。

  • ブラシで車体などに傷が付き、塗装を損なうことがあります。

  • 洗車機によっては、リヤスポイラーが引っかかり洗車できない場合や、傷付いたり破損したりするおそれがあります。

高圧洗浄機を使うとき
  • 3トーン塗装車には、高圧洗浄機を使用しないでください。

  • 室内に水が入るおそれがあるため、ノズルの先端をドアやガラスの開閉部に近付けすぎたり、同じ場所に連続してあてたりしないでください。

洗車などで車に水をかけたとき(スマートエントリー&スタートシステム装着車)

キーを携帯して洗車などで水をドアハンドルにかけた場合、施錠/解錠動作をくり返すことがあります。その場合は次のような処置をして、洗車などをしてください。

  • 電子キーを車両から2m以上離れた場所に保管する(電子キーの盗難に注意してください)

  • 電子キーを節電モードに設定し、スマートエントリー&スタートシステムの作動を停止する(→電子キーの節電モードについて

ホイール・ホイールキャップについて
  • 中性洗剤を使用し、早めに汚れを落としてください。

  • 洗剤を使用したあとは放置せずに水で十分洗い流してください。

  • 塗装の損傷を防ぐため、次のことを必ずお守りください。

    • 酸性・アルカリ性および研磨剤の入った洗剤を使用しない

    • 硬いブラシを使用しない

    • 夏場の走行後や駐車後でホイールが熱いときは、洗剤を使用しない

バンパーについて

研磨剤入りの洗剤でこすらないようにしてください。

ドアガラスの撥水コーティングについて
  • 撥水効果を長持ちさせるため、次のことに注意してください。

    • ドアガラス表面の泥などの汚れを落とす

    • 汚れは早めにやわらかい湿った布などで清掃する

    • コンパウンド(磨き粉)が入ったガラスクリーナーやワックスを使用しない

    • 金属製の道具で霜取りをしない

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

メッキ部品のお手入れについて

メッキ部品の汚れが落ちにくい場合は、次の方法でお手入れをしてください。

  • 中性洗剤を水で約5%に薄めてやわらかい布に含ませふき取る

  • 乾いたやわらかい布で表面の水分をふき取る

  • 油分を含んだ汚れはアルコール系ウェットティッシュなどで油を浮かせてからふき取る

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

ルーフフィルムの取り扱いについて
  • カーボン調フィルム貼付け部にルーフキャリアを取り付けないでください。フィルムが破損する恐れがあります。

  • 自動洗車機や高圧洗車機(50℃以下)を使用することができます。ただし、フィルム端部への高圧洗車機の使用はしないでください。フィルムが剥がれるおそれがあります。

  • 90℃以上の熱水を直接かけたりしないでください。フィルムが剥がれやすくなるおそれがあります。

  • カーシャンプーなどの洗浄剤を使用する場合は、研磨剤を含んでいない中性洗剤を使用してください。

  • 固形ワックスなどを使用した場合、フィルム表面の凹凸にワックスの固形物が残留し、外観を損なうことがあります。フィルム表面の凹凸に固形ワックスなどが残留した場合、柔らかいブラシを使用して取り除いてください。

  • 鳥のふん、オイルなどが付着した場合、速やかに中性洗剤などを使用してふき取ることを推奨します。

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

ブレーキキャリパーの塗装について
  • 洗剤を使用する場合は中性洗剤を使用してください。研磨剤の入った洗剤や硬いブラシは塗装を傷めますので使用しないでください。

  • ブレーキキャリパーが熱いときは洗剤は使用しないでください。

  • 洗剤を使用したあとは早めに十分洗い流してください。

ブレーキパッドやディスクローターについて

水に濡れた状態のまま駐車しておくと、錆びて貼り付くことがあります。

洗車後は低速で走行し、ブレーキを数回かけて乾燥させてから駐車してください。

マットクリア塗装について
  • コンパウンド(研磨剤)の使用しないでください。艶が出てしまうおそれがあります。

  • バフ掛けはしないでください。マットな質感を損なうおそれがあります。

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

3トーン塗装について
  • バフ掛けはしないでください。塗装が剥がれるおそれがあります。

  • 塗膜段差面を強く擦らないでください。手洗い洗車でも塗膜の段差によりウェスが引っかかり塗膜を傷つけるおそれがあります。

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

ボデーバイナル、ステッカー類のお手入れについて
  • 高圧洗車やコンパウンド(研磨剤)の使用、バフ掛けはしないでください。

  • ステッカーの段差部はタオル、ブラシなどで強く擦らないでください。

  • 鉄粉除去などの溶剤は変色などが起きる場合がありますので使用しないでください。

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

リヤスポイラーのお手入れについて
  • 素材の特性上、綾織柄のうねり、濃淡などが見える場合がありますが品質上問題は有りません。また、長時間紫外線を浴びると変色する事がありますので日が当たらない場所での保管を推奨します。

  • リヤスポイラーが引っかかる可能性が有りますので、洗車機の使用はしないでください。

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

警告

洗車をするとき

エンジンルーム内に水をかけないでください。

電気部品などに水がかかると、車両火災につながるおそれがあり危険です。

フロントウインドウガラスを清掃するときは(雨滴感知式ワイパー装着車)

ワイパースイッチをOFFにしてください。AUTOモードになっていると、次のようなときにワイパーが不意に作動し、指などを挟み重大な傷害を受けたり、ワイパーブレードなどを損傷するおそれがあります。

  1. OFF
  2. AUTO
  • 雨滴センサー上部のフロントウインドウガラスに手でふれたとき

  • 水分を含んだ布などを雨滴センサーに近付けたとき

  • フロントウインドウガラスに衝撃を与えたとき

  • 車内から雨滴センサー本体にふれるなどして衝撃を与えたとき

排気管について

排気管は排気ガスにより高温になります。洗車などでふれる場合は、十分に排気管が冷めてからにしてください。やけどをするおそれがあります。

リヤバンパー・フロントバンパーについて

リヤバンパーまたはフロントバンパーの塗装に傷がつくと、次のシステムが正常に作動しなくなるおそれがあります。トヨタ販売店にご相談ください。

  • Toyota Safety Sense

  • BSM

  • RCTA

  • 安心降車アシスト

  • PKSB

  • クリアランスソナー

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

注意

塗装の劣化や車体・部品(ホイールなど)の腐食を防ぐために
  • 次のような場合は、ただちに洗車してください。

  • 海岸地帯を走行したあと

  • 凍結防止剤を散布した道路を走行したあと

  • コールタール・花粉・樹液・鳥のふん・虫の死がいなどが付着したとき

  • ばい煙・油煙・粉じん・鉄粉・化学物質などの降下が多い場所を走行したあと

  • ほこり・泥などで激しく汚れたとき

  • 塗装にベンジンやガソリンなどの有機溶剤が付着したとき

  • 塗装に傷が付いた場合は、早めに補修してください。

  • ホイール保管時は、腐食を防ぐために汚れを落とし、湿気の少ない場所へ保管してください。

ワイパーアームの損傷を防ぐために

ワイパーアームを立てるときは、必ず運転席側を先に立ててから助手席側を立ててください。また、もとにもどすときは、必ず助手席側から先にもどしてください。

自動洗車機を使用するとき(雨滴感知式ワイパー装着車)

ワイパースイッチをOFFにしてください。

AUTOモードになっていると、不意にワイパーが作動してワイパーブレードなどを損傷するおそれがあります。

ランプの清掃
  • 注意して洗ってください。有機溶剤や硬いブラシは使用しないでください。

    ランプを損傷させるおそれがあります。

  • ランプにワックスがけを行わないでください。

    レンズを損傷するおそれがあります。

高圧洗浄機を使用するときは
  • 洗浄時に高圧洗浄機でカメラやカメラ周辺に直接水を当てないでください。

    高い水圧により衝撃が加わり、装置が正常に作動しなくなるおそれがあります。

  • エンブレム裏に搭載されているレーダーに直接水をかけないでください。部品故障の原因になるおそれがあります。

  • ノズルの先端を、下記部品の結合部やブーツ類(ゴムまたは樹脂製のカバー)、コネクタ類に近づけすぎないでください。

高い水圧がかかることにより、部品が損傷するおそれがあります。

  • 駆動系部品

  • ステアリング部品

  • サスペンション部品

  • ブレーキ部品

  • モール、バンパーなど樹脂部分は変形、損傷するおそれがあるため、洗浄ノズルと車体との距離を30cm以上離してください。また、同じ場所へ連続して水をあてないでください。

  • フロントウインドウガラス下部へ連続して水をあてないでください。エアコンの空気取り入れ口があり、エアコンが正常に作動しなくなるおそれがあります。

  • 高圧洗浄機で車両の下まわりを洗浄しないでください。

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