走行に関する各種の情報がメーターに表示されます。
計器類の位置
マルチインフォメーションディスプレイのから、メーター表示タイプを切りかえることができます。(→設定について)
タイプ1/タイプ2
- マルチインフォメーションディスプレイ車両に関するさまざまな情報を表示します。(→マルチインフォメーションディスプレイ)車両に異常が発生したときは警告メッセージを表示します。(→警告メッセージが表示されたときは)
- 外気温(→外気温表示について)
- アナログメーター(タイプ2 のみ)お好みのメーターに変更することができます。(→設定について)アナログスピードメーター:車両の走行速度を示します。ハイブリッドシステムインジケーター:ハイブリッドシステムの出力や回生レベルを示します。(→ハイブリッドシステムインジケーター)
- デジタルスピードメーター車両の走行速度を示します。
- シフトポジション・シフトレンジ表示選択されているシフトポジションまたはシフトレンジを表示します。(→トランスミッション)
- 時計GPS の時刻情報(GPS 時計)を利用して、時刻を自動で調整します。詳しくは別冊「マルチメディア取扱書」を参照してください。
- ウィジェット(オーディオ連携表示)オーディオ連携表示の一部を簡易表示します。(→オーディオ連携画面について)コンテンツ一覧が表示されているときは、ウィジェットが非表示になります。(→コンテンツ表示項目の表示/非表示)
- 航続可能距離現在の燃料残量で走行可能なおよその距離を表示します。(→航続可能距離について)
- 燃料計燃料残量を示します。次の場合、実際の燃料残量が正しく表示されないことがあります。
少量給油(約5L 以下)を行ったとき
坂道など傾いた場所に停車したとき
坂道やカーブを走行したとき
- ウィジェット(電費/燃費グラフ)電費/燃費グラフの一部を簡易表示します。(→電費/燃費グラフ)コンテンツ一覧が表示されているときは、ウィジェットが非表示になります。(→コンテンツ表示項目の表示/非表示)
- 駆動用電池残量計駆動用電池の残量を示します。(→駆動用電池残量計について)
- EV走行可能距離現在の駆動用電池残量で走行可能なおよその距離を表示します。
- オドメーター/トリップメーターディスプレイ(→オドメーター/トリップメーターディスプレイ)
タイプ3
- ハイブリッドシステムインジケーターハイブリッドシステムの出力や回生レベルを示します。(→ハイブリッドシステムインジケーター)
- マルチインフォメーションディスプレイ車両に関するさまざまな情報を表示します。(→マルチインフォメーションディスプレイ)車両に異常が発生したときは警告メッセージを表示します。(→警告メッセージが表示されたときは)
- 外気温(→外気温表示について)
- デジタルスピードメーター車両の走行速度を示します。
- シフトポジション・シフトレンジ表示選択されているシフトポジションまたはシフトレンジを表示します。(→トランスミッション)
- 時計GPS の時刻情報(GPS 時計)を利用して、時刻を自動で調整します。詳しくは別冊「マルチメディア取扱書」を参照してください。
- アナログスピードメーター車両の走行速度を示します。
- 航続可能距離現在の燃料残量で走行可能なおよその距離を表示します。(→航続可能距離について)
- 燃料計燃料残量を示します。次の場合、実際の燃料残量が正しく表示されないことがあります。
少量給油(約5L 以下)を行ったとき
坂道など傾いた場所に停車したとき
坂道やカーブを走行したとき
- 駆動用電池残量計駆動用電池の残量を示します。 (→駆動用電池残量計について)
- EV走行可能距離現在の駆動用電池残量で走行可能なおよその距離を表示します。
- オドメーター/トリップメーターディスプレイ(→オドメーター/トリップメーターディスプレイ)
知識
- メーター・ディスプレイの作動条件
パワースイッチがONのとき
- エンジン回転数について
ハイブリッド車のエンジン回転数は、燃費の向上や排気ガス低減などのため、ち密に制御されています。走行条件や運転条件が同じでも、エンジン回転数が異なる場合があります。
- ハイブリッドシステムインジケーター
- チャージエリア回生ブレーキ機能により、エネルギーを回収している状態を示します。回生した電力は、駆動用電池を充電します。
- エコエリアエコ運転(環境に配慮した走行)をしている状態を示します。インジケーターのバー表示をエコエリアに保つことで、エコ運転が可能です。
- パワーエリア全開走行時など、エコ運転の範囲をこえている状態を示します。
- ハイブリッドエコエリア(HVモード時)ガソリンエンジンの動力を使用しない状況を多く含む状態を示します。ガソリンエンジンは、各種の条件により自動的に停止・再始動します。
- EV 走行エリア(EV モード・AUTOEV / HV モード時)電気モーターのみで走行している状態を示します。
※:ここでの回生の意味は、運動エネルギーを電気エネルギーに変換することです。
次の場合、ハイブリッドシステムインジケーターは作動しません。
READYインジケーターが点灯していないとき
シフトポジションがDまたはS以外のとき
- 駆動用電池残量計について
現在の駆動用電池の残量を示します。
EVモードでのEV走行に使用される電池残量は緑色で、HVモードで使用される電池残量は青色で表示されます。
駆動用電池の残量表示は走行に伴って減少し、駆動用電池を充電、または回生ブレーキ(→回生ブレーキについて)による電気エネルギー回収、ガソリンエンジンによる発電が実施されると増加します。
緑色の表示領域がないときはHVモードで走行し、EVモードに切りかえることはできません。EV走行を楽しむためには、駆動用電池の充電を実施してください。(→充電に関する装備について)
- 駆動用電池が満充電のとき
- EVモード用の駆動用電池残量がないとき
- EV走行可能距離について
エアコンの作動中はEV走行可能距離の横にが表示され、エアコンを使用した場合のEV走行可能距離にかわります。
システムの電力消費により、走行していなくてもEV走行可能距離が減少する場合があります。
EV走行可能距離について、詳しくはEV走行可能距離についての記載を参照してください。
- 航続可能距離について
運転履歴から学習した燃費と現在の燃料残量から算出した走行可能な距離を表示します。使用環境(気象、渋滞など)や運転方法(急発進、エアコンの使用など)に応じて燃費がかわるため、実際に走行できる距離とは異なります。
燃料給油量が少量(約5L 以下)のとき、表示が更新されないことがあります。この場合、燃料計の表示と共に更新することができます。(→燃料計と航続可能距離の手動更新について)
「給油してください」と表示されたときは、燃料残量が少ないため、航続可能距離の計算ができません。その場合は、すみやかに給油してください。
- 燃料計と航続可能距離の手動更新について
燃料計と航続可能距離は連動しています。少量給油後に燃料計と航続可能距離の表示が更新されない場合、次の操作を行うことで表示を更新することができます。
- 車両を平坦な場所に停車させる
- “ODO TRIP”スイッチを押してオドメーター/トリップメーターディスプレイをオドメーター表示に切りかえる
- パワースイッチをOFFにする
- “ODO TRIP”スイッチを押したまま、パワースイッチをONにする
- そのまま約5秒間“ODO TRIP”スイッチを押し続け、オドメーターが点滅を開始したら手をはなす
オドメーターが約5秒間点滅したあと通常の表示にもどれば、更新は終了です。
- 外気温表示について
外気温度を- 40 ℃~ 60 ℃のあいだで表示します。
外気温度が約3 ℃以下のときは、外気温表示の横にが点滅し、そのあと点灯します。
次の場合は、正しい外気温が表示されなかったり、温度表示の更新が遅くなったりすることがありますが、故障ではありません。
停車しているときや、低速走行(約20km/h以下)のとき
外気温が急激に変化したとき(車庫・トンネルの出入り口付近など)
“--”または“E”が表示されたときは、システム故障のおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてください。
- 液晶ディスプレイについて
- フリー/オープンソースソフトウェア情報について
本製品はフリー/オープンソースソフトウェアを含んでいます。
このようなフリー/オープンソースソフトウェアのライセンス情報やソースコードの両方またはどちらか片方は以下のURL で入手することができます。
- カスタマイズ機能
マルチインフォメーションディスプレイので、計器類の表示を変更できます。(→設定について)
警告
- 低温時の画面表示について
画面の温度が極めて低いときは、画面表示の切りかえが遅れる場合がありますので、車室内を暖めてからご使用ください。
例えばシフトレンジ表示を使用した場合、シフト操作をしてもすぐにレンジの表示が切りかわらないことで運転者がダウンシフトしなかったと誤解し、再度ダウンシフトすることによって急激に過度のエンジンブレーキがかかり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
注意
- ハイブリッドシステムや構成部品への損傷を防ぐために
マルチインフォメーションディスプレイに「エンジン冷却水高温 安全な場所に停車して取扱書を確認してください」が表示されたときは、オーバーヒートのおそれがあるため、ただちに安全な場所に停車してください。完全に冷えたあと、エンジンを確認してください。(→オーバーヒートしたときは)