警告メッセージが表示されたときは

 
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マルチインフォメーションディスプレイには、システムの故障や誤った操作をしたときの警告、メンテナンスが必要であることをお知らせするメッセージが表示されます。メッセージが表示されたときは、メッセージの内容に従って対処してください。

処置後に再度メッセージが表示されたときは、トヨタ販売店へご連絡ください。

メッセージと警告作動

メッセージの内容によって警告灯や警告ブザーの作動が次のように切りかわります。販売店で点検をするように表示されたときは、ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

警告灯

警告ブザー

警告内容

あり

  • 走行にかかわるシステムの故障や、そのまま放置すると思わぬ危険を招くおそれがあるなどの重要なメッセージを意味します。

  • 車両への損傷や、思わぬ危険を招くおそれがあるなどのメッセージを意味します。

点灯または点滅

あり

表示されたシステムに故障のおそれがあるなどのメッセージを意味します。

なし

  • 電装品の故障や状態、メンテナンスのお知らせなどのメッセージを意味します。

  • 車両を正しく操作していない場合や、操作方法のアドバイスなどを意味します。

※:

メッセージを最初に表示したときに作動します。

知識

警告メッセージについて

文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示と異なる場合があります。

警告ブザーについて

状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえない場合があります。

販売店での点検をうながすメッセージが表示されたときは

警告メッセージで名称が表示されたシステム、または部位などに問題が発生しています。すみやかにトヨタ販売店で点検を受けてください。

各部の操作に関するメッセージが表示されたときは
  • アクセルペダル・ブレーキペダルの操作に関するメッセージが表示されたときは

  • パワースイッチの操作に関するメッセージが表示されたときは

    正しい手順で始動操作をしていないときや、誤操作の可能性があるときなどに、パワースイッチの操作に関するアドバイスが表示されます。
    画面の指示に従って操作し直してください。

  • シフト操作に関するメッセージが表示されたときは

    誤ったシフトポジションの選択や、停車中の意図せぬ車両の動き出しなどを防止するため、自動的にシフトポジションが切りかわったり、シフトレバーの操作が指示されたりすることがあります。
    その場合は、画面の指示に従ってシフトポジションを変更してください。

  • 各部の開閉状態や、消耗品の補充などに関するメッセージ・画像が表示されたとき

    画面の表示、または警告灯で指示された部位を確認し、開いているドアを閉めたり、消耗品を補充したりするなどの対処を行ってください。

取扱書の確認をうながすメッセージが表示されたときは
  • 次のメッセージが表示されたときは、対処方法に従ってください。

  • 次のメッセージが表示されたときは、故障している可能性があります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

    • “プラグイン充電システム故障”

    • “スマートエントリー&スタートシステム故障”

    • “ハイブリッドシステム故障”

    • “エンジン系故障”

    • “バッテリー系故障”

    • “アクセル系故障”

    • “シフトシステム故障 駐車時は パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “Pスイッチ故障 駐車時は パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “シフトシステム不作動 駐車時 パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “シフトシステム故障 取扱書確認”

    • “シフトシステム故障 安全な場所に停車して 取扱書確認”

    • “バッテリ充電不足 シフト切りかえ できません 取扱書確認”

  • 次のメッセージが表示されたときは、故障している可能性があります。ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してください。走行を続けると危険です。

    • “故障のためブレーキ力が低下”

    • “充電システム故障”

    • “エンジン油圧不足”

  • 次のメッセージが表示されたときは、ガス欠になっている可能性があります。ただちに安全な場所に停車し、燃料残量が少ない場合は給油してください。(→ガス欠になったとき

    • “ハイブリッドシステム停止”

    • “エンジン停止”

  • “DCDC コンバータの冷却部品のメンテナンス必要 取扱書を確認”が表示されたときは、冷却用の吸入口/フィルターが目づまりしている、冷却用の吸入口がふさがれている、またはダクトにすき間があるなどが考えられますので、次の対処方法に従ってください。

    • DC/DC コンバータ冷却用吸入口/フィルターが汚れている場合は、DC/DC コンバータ冷却用吸入口の清掃を参考に清掃を行ってください。

    • DC/DC コンバータ冷却用吸入口/フィルターが汚れていないのにメッセージが表示されたときは、トヨタ販売店で点検を受けてください。

  • “補機バッテリー(始動用)充電不足”が表示されたときは、次の対処方法に従ってください。

    • 数秒後に表示が消えたときは:
      ハイブリッドシステムが作動した状態を約15分以上保持し、補機バッテリーを充電してください。

    • 表示が消えないときは:
      「補機バッテリーがあがったときは」(→補機バッテリーがあがったときは)の手順でハイブリッドシステムを始動してください。

    ※:

    約6秒間表示されます。

  • “補機バッテリー充電システム異常 安全な場所に停車し取扱書を確認”が表示されたときは

    充電系統が故障している可能性があります。安全を確認した上で、すみやかに道路脇に停車してください。メッセージが表示されているときは、補機バッテリーの消費電力を抑えるためにエアコンなどの一部機能の作動を制限することがあります。

“エンジンオイル量不足 補充するか、交換してください”が表示されたときは

エンジンオイルが不足しているときにメッセージが表示されます。エンジンオイル量を点検し、オイルを補給してください。

また、傾斜路などに停車したときに表示される場合があります。水平な路面に移動し、メッセージが表示されるか確認してください。

“ハイブリッドシステム停止のためハンドルが重くなります”が表示されたときは

走行中にハイブリッドシステムが停止したときにメッセージが表示されます。

ハンドル操作が通常より重いときは、ハンドルをしっかりと持ち、通常より強く操作してください。

“ハイブリッドシステム高温 出力制限中です”が表示されたときは

負荷の高い走行状況(例えば、長い上り坂を走行)のときにメッセージが表示される場合があります。

対処方法:→オーバーヒートしたときは

“駆動用電池保護が必要 Nレンジの使用を控えてください”が表示されたときは

シフトポジションがNのときにメッセージが表示されることがあります。

シフトポジションがNでは充電できないため、停車するときはシフトポジションをPにしてください。

“駆動用電池保護が必要 Pレンジにして再始動してください”が表示されたときは

一定時間シフトポジションがNになっていると、駆動用電池の残量が低下し、メッセージが表示されます。

車両を動かす場合は、シフトポジションをPにして、ハイブリッドシステムを再始動してください。

“駐車時はPレンジに入れてください”が表示されたときは

シフトポジションがP以外でパワースイッチをOFFにせずに運転席ドアが開いたときにメッセージが表示されます。駐車時はPにしてください。

“Nレンジです アクセルを緩めて希望レンジに切りかえてください”が表示されたときは

シフトポジションがNで、アクセルペダルを踏んだときにメッセージが表示されます。

アクセルペダルから足を離し、シフトポジションをDまたはRにしてください。

“停車時はブレーキを踏んでください”が表示されたときは

上り坂などでの停車時にアクセルペダルを踏んで車両を保持するとメッセージが表示される場合があります。

そのままの状態を続けるとハイブリッドシステムが過熱するおそれがあります。アクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏んでください。

“シフトシステム故障 シフト切りかえ不可 安全な場所まで走行し 停車”または“シフトシステム故障 走行を継続できません”が表示されたときは

シフト制御システムが故障しています。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

“バッテリー保護のため自動で電源をOFFしました”が表示されたときは

自動電源OFF機能が作動したときにメッセージが表示されます。次回ハイブリッドシステム始動時に、約5分間ハイブリッドシステムが作動した状態を保持し、補機バッテリーを充電してください。

“アクセルを戻してください”が表示されたときは

次の機能が作動したときに表示されます。アクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏んでください。

“機能停止 ソナーに水滴、雪等が付着しています”が表示されたときは

クリアランスソナーのセンサーに水滴、氷・雪・泥などが付着していることが考えられます。この場合はセンサーの水滴、氷・雪・泥などを取り除けば、正常に復帰します。

また、低温時にはセンサーの凍結などにより異常表示が出たり、静止物があっても検知しないことがあります。氷が解ければ、正常に復帰します。

汚れているセンサーの位置はディスプレイ上に表示されます。

水滴・氷・雪・泥がないのに異常表示が出ている場合は、センサーの異常が考えられますので、トヨタ販売店で点検を受けてください。

“機能停止 周辺監視用カメラ視界不良 取扱書を確認”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • RCD(リヤカメラディテクション)

  • PKSB(パーキングサポートブレーキ)

後方カメラの汚れや付着物を取り除いてください。

“機能故障 販売店で点検”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • LCA(レーンチェンジアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • RSA(ロードサインアシスト)

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

  • BSM(ブラインドスポットモニター)

  • RCTA(リヤクロストラフィックアラート)

  • 後方車両接近告知

  • セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)

  • 後方車両への接近警報

  • 周辺車両接近時サポート

  • 安心降車アシスト

  • クリアランスソナー

  • PKSB(パーキングサポートブレーキ)

  • RCD(リアカメラディテクション)

    すみやかにトヨタ販売店で点検を受けてください。

“機能停止 取扱書を確認”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

“機能停止 前方カメラ視界不良 取扱書を確認”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • LCA(レーンチェンジアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • RSA(ロードサインアシスト)

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

    次の対処法に従ってください。

    • ワイパー機能を使って、フロントウインドウガラスの汚れや付着物を取り除く。

    • エアコン機能を使って、フロントウインドウガラスの曇りを取り除く。

    • ボンネットを閉じる、またはステッカーを剥がすなど、カメラの視界を遮らないようにする。

“機能停止 前方カメラ作動温度範囲外 常温までお待ちください”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • LCA(レーンチェンジアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • RSA(ロードサインアシスト)

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

    次の対処法に従ってください。

    • 炎天下での駐車時など、前方カメラが高温のときは、エアコンでカメラ周辺の温度を下げる

    • 特に駐車時に太陽光を反射するサンシェードなどをフロントウインドウガラスに使用すると前方カメラが高温になりやすくなります

    • 極寒での駐車時など、前方カメラが低温の時は、エアコンで前方カメラ周辺の温度を上げる

“機能停止 前方レーダー汚れ 汚れを除去してください”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • LCA(レーンチェンジアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

    次の対処法に従ってください。

    • レーダーおよびレーダー専用カバーに付着物がないか確認し、あった場合には取り除いてください。(→レーダーの故障や誤作動を防ぐために

    • 砂漠・草原・郊外などの、周辺車両や構造物が少ない広々とした地域を走行すると表示される場合があります。
      車両周辺に構造物や車両などが存在する場所まで走行すると、表示が消える場合があります。

“機能停止 前方レーダー作動温度範囲外 常温までお待ちください”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • LCA(レーンチェンジアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

    レーダー周辺の温度が作動条件外です。適切な温度になるまでお待ちください。

“機能停止 前方レーダー向き調整中 取扱書を確認”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • LCA(レーンチェンジアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

    次の対処法に従ってください。

    • レーダーおよびレーダー専用カバーに付着物がないか確認し、あった場合には取り除いてください。(→レーダーの故障や誤作動を防ぐために

    • レーダの向きがずれている可能性があり、レーダーが走行中に自動で再調整しています。しばらく走行を続けてください。

“ドライバーモニター作動温度範囲外 常温までお待ちください”が表示されたときは

次のシステムが停止しています。

  • ドライバーモニター

  • アドバンスト ドライブ(渋滞時支援)

    ドライバーモニターカメラの温度が作動条件外です。適切な温度になるまでお待ちください。

“条件を満たしていないため 開始できません 取扱書を確認”が表示されたときは

LCAの作動条件を満たしていないため使用できません。(→機能の作動条件

すべての作動条件を満たしているときに、再度方向指示レバーを操作してください。

“クルーズコントロール 使用できません 取扱書を確認してください”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • レーダークルーズコントロール

  • クルーズコントロール

    走行支援スイッチを短時間に繰り返し操作したときにメッセージが表示されることがあります。走行支援スイッチを短く確実に押してください。

“ドライバーモニター使用できません 取扱書確認ください”が表示されたときは

ドライバーモニターカメラのレンズが汚れている可能性があります。

レンズを傷付けないよう乾いたやわらかい布で汚れをふき取ってください。

注意

“補機バッテリー(始動用)充電不足 取扱書を確認してください”がひんぱんに表示されるときは

補機バッテリーが劣化している可能性があります。その状態で放置しておくと、補機バッテリーのバッテリーあがりを起こすおそれがあるため、トヨタ販売店で補機バッテリーの点検を受けてください。

“駆動用電池の点検を販売店で受けてください”が表示されたときは

駆動用電池の点検・交換時期になったことをお知らせしています。すみやかにトヨタ販売店で点検を受けてください。

  • 駆動用電池の点検を受けないまま車を使用し続けると、ハイブリッドシステムを始動することができなくなります。

  • 万一、ハイブリッドシステムが始動できなくなったときは、ただちにトヨタ販売店へご連絡ください。

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