設定温度に合わせて吹き出し口と風量を自動で調整します。
一部の機能はマルチメディアディスプレイで操作することもできます。(→エアコン操作画面について)
設定温度に合わせて吹き出し口と風量を自動で調整します。
一部の機能はマルチメディアディスプレイで操作することもできます。(→エアコン操作画面について)
設定温度を上げるときは温度調整スイッチを上に、下げるときは下に操作する
冷房・除湿スイッチの表示灯が消灯している場合は、送風または暖房で使用できます。
風量を増やすときは風量切りかえスイッチを上に、減らすときは下に操作する
OFFスイッチを押すと、ファンが止まります。
吹き出し口切りかえスイッチを上下に操作する
操作するたびに、吹き出し口が切りかわります。
内外気切りかえスイッチを押す
スイッチを押すたびに内気循環/外気導入が切りかわります。
内気循環を選択しているときは、スイッチの表示灯が点灯します。
冷房・除湿スイッチを押す
冷房・除湿機能がONのときは、スイッチの作動表示灯が点灯します。
フロントデフロスタースイッチを押す
除湿機能が作動し、風量が増えます。内気循環にしている場合は、外気導入にしてください。(自動的に外気導入に切りかわることがあります)
風量を強くし、設定温度を上げると、より早く曇りを取ることができます。曇りが取れたら再度フロントデフロスタースイッチを押すと前のモードにもどります。
フロントデフロスターがONのときは、スイッチの作動表示灯が点灯します。
リヤウインドウガラスの曇りを取るときや、ドアミラーから雨滴や霜を取るときに使用してください。
リヤウインドウデフォッガー&ミラーヒータースイッチを押す
リヤウインドウデフォッガー&ミラーヒーターがONのときは、スイッチの作動表示灯が点灯します。
リヤウインドウデフォッガーとミラーヒーターは、約15分後に自動的にOFFになります。
HV モード時は、エンジン冷却水の排熱による暖房を行うため、ガソリンエンジンが作動することがあります。
EV モード・AUTO EV/HV モード時は、ヒートポンプによる暖房を行います。
ヒートポンプの特性上、外気温が低いときや雪が降っているときなどには、従来の車両にくらべて暖房が効きにくい場合や、充分な暖房感が得られない場合があります。その場合は、シートヒーター(→シートヒーター/シートベンチレーションを使うには)を併用してください。
ヒートポンプの暖房運転中に室外熱交換器に着霜すると、風量が低下して暖房が効きにくくなる場合がありますが、異常ではありません。この場合、設定温度を上げても吹き出し口から出る風の温度が上がらないことがあります。
AUTO スイッチがON のときに最適な暖房を行うように設定されているため、風量設定を上げても所定の暖房能力が出ない場合があります。
次のときは、EV モードであってもエンジン冷却水の排熱による暖房を行うため、ガソリンエンジンが作動することがあります。
外気温が約-10 ℃以下のとき
フロントデフロスターがON のとき
エアコンの作動中に室外熱交換器・アキュムレーター・エアコン配管が結露・着霜する場合があります。
エアコンの作動中や作動後に、車の下に水滴が落ちることがありますが、異常ではありません。
車室内の湿度が高いときはガラスが曇りやすくなります。その場合は、冷房・除湿機能をONにすると、吹き出し口から除湿された風が出るため、効果的に曇りを取ることができます。
冷房・除湿機能をONからOFFにすると、ガラスが曇りやすくなります。
内気循環を使うとガラスが曇る場合があります。
フロントデフロスタースイッチを押しても、所定の曇り取り性能を発揮できない場合があります。走行前にガラスの曇りを取りたい場合は、充電・外部給電を中止してからフロントデフロスタースイッチを押してください。
低外気温時には、エアコン機器の作動制限により充分な暖房感が得られないことがあります。また、ガソリンエンジンが作動可能な状態でないため、約-10℃以下では暖房することができません。暖房したい場合は、充電・外部給電を中止し、車両から普通充電ケーブルを取りはずしてください。
トンネルや渋滞などで、汚れた外気を車内に入れたくないときや、外気温度が高いときに冷房効果を高めたい場合は、内気循環にすると効果的です。
設定温度や室内温度などにより、エアコン設定に関わらず自動的に切りかわる場合があります。
冷房・除湿スイッチを押しても除湿機能が働かない場合があります。
車室外の空気を車室内に取り入れたいときは、外気導入にしてください。
エアコン使用中に、車室内外のさまざまな臭いがエアコン装置内に取り込まれて混ざり合うことにより、吹き出し口からの風に臭いがすることがあります。
エアコン始動時に発生する臭いを抑えるために、オート設定での使用時にはエアコン始動直後、しばらく送風が停止する場合があります。
駐車時に自動的に外気導入に切りかえることにより駐車中の換気をうながし、始動時に発生するにおいを緩和します。
グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
音声対話サービスを使用して、エアコンを操作することができます。
音声対話サービスについては、別冊「マルチメディア取扱書」を参照してください。
パワースイッチをOFF にしてから約90秒後に、エアコンシステムのイニシャライズ作動音がする場合がありますが、異常ではありません。
AUTOスイッチを押したとき、除湿機能を連動させるかどうかなどを設定できます。(カスタマイズ一覧:→オートエアコン)
お子さまや介護を必要とする方、ペットを車内に残さないでください。システムの自動停止等により車室内が高温または低温になり、熱中症・脱水症状・低体温症になるおそれがあり、重大な健康障害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
外気の湿度が非常に高いときにエアコンを低い設定温度で作動させているときは、フロントデフロスタースイッチを押さないでください。外気とガラスの温度差でガラスの外側が曇り、視界をさまたげる場合があります。
ドアミラーの表面が非常に熱くなります。やけどをするおそれがあるのでふれないでください。
ハイブリッドシステム停止中は、エアコンを必要以上に使用しないでください。
風量や吹き出し口を切りかえると、AUTOスイッチの作動表示灯が消灯しますが、操作した機能以外のオート設定は継続します。
風量は温度設定と外気の状態により自動で調整されるため、AUTOスイッチを押した直後、温風や冷風の準備ができるまでしばらく送風が停止する場合があります。
日射の影響により、暖房時でも上半身付近に冷風が出る場合があります。
オート設定時、湿度センサーでフロントウインドウガラス内側の曇りを検知し、エアコンを自動的に制御して曇りを防ぎます。
フロントウインドウガラスの曇り検知のために、フロントウインドウガラスの温度やその付近の湿度などを監視するセンサーが装着されています。
センサーの故障を防ぐため、次のことをお守りください。
湿度センサーを分解しない
ガラスクリーナーなどを吹きかけたり、強い衝撃を与えたりしない
湿度センサーにシールなどを貼らない
SYNCモードをONにするには、SYNCスイッチを押す
運転席側温度調整スイッチで運転席および助手席の設定温度を調整できます。運転席および助手席の設定温度を別々に設定するには、助手席側温度調整スイッチを操作するか、SYNCスイッチを押してください。
SYNCモードがONのときは、SYNCスイッチの表示灯が点灯します。
エアコンの送風がフロント席に優先されるよう、送風を自動的に制御する機能です。無駄な冷暖房を抑えることで、燃費の向上に貢献します。
フロント席集中送風モードは、次のような状況で作動します。
リヤ席に乗員を検知していない
フロントウインドウガラスの曇り取りが作動していない
作動中は、が点灯します。
フロント席集中送風モードは、スイッチ操作によりフロント席のみへの送風と全席への送風を切りかえることができます。このとき、送風の自動制御は作動しなくなります。
エアコン操作パネルのフロント席集中送風モード(S-FLOW)スイッチを押す、またはエアコン操作画面(→エアコン操作画面)の にタッチして、送風を切りかえます。
表示灯/インジケーターが点灯:フロント席のみへの送風
表示灯/インジケーターが消灯:全席への送風
車室内を快適に保つために、ハイブリッドシステム始動直後や外気温によっては、乗員がいないシートにも送風されることがあります。
ハイブリッドシステム始動後に乗員が車室内を移動した場合や乗降した場合は、乗員の有無を正しく検知できず、送風の自動制御は作動しません。
手動でフロント席のみへの送風に切りかえた場合でも、リヤ席に乗員がいると自動的に全席に送風されることがあります。
グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
フロントウインドウガラスとワイパーブレードの凍結を防ぐために使用してください。
ウインドシールドデアイサースイッチを押す
ウインドシールドデアイサーがONのとき、スイッチの作動表示灯が点灯します。
ウインドシールドデアイサーは、約15分後に自動的にOFFになります。
フロントウインドウガラス下部およびフロントピラー横の表面が熱くなっており、やけどをするおそれがあるのでふれないでください。
マルチメディアディスプレイで、エアコンの一部の機能を操作することができます。
マルチメディアディスプレイの詳細については、別冊「マルチメディア取扱書」を参照してください。
“A/C”:冷房・除湿機能(→冷房・除湿機能を使用する)
“SYNC”:SYNCモード(→各席の設定温度を連動して設定する(SYNCモード))
:フロント席集中送風モード(S-FLOW)(→フロント席集中送風モード(S-FLOW))
各機能の(作動)/(非作動)を切りかえることができます。
グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
エコ空調モードは燃費性能を優先させるため、空調システムが次のように制御されます。
エンジン回転数やコンプレッサーの作動を制御し、暖房/冷房の能力を抑制します。
オート設定での使用時、ファンの風量を抑制します。
エアコン操作画面のオプション画面からエコ空調モードのON/OFFを切りかえることができます。(→オプション画面)
走行モードをエコドライブモードにすると、自動でエコ空調モードに切りかわります。(→ドライブモードセレクトスイッチ)
空調の効きをよりよくしたいときは、次の操作を行ってください。
風量を調整する
エコドライブモードを解除する(→ドライブモードセレクトスイッチ)
エコ空調モードをOFF にする(→エアコン操作画面について)
エアコンにはナノイーX発生装置が搭載されています。
この装置は助手席外側の吹き出し口からナノイーXを放出し、車室内を快適な空気環境に導きます。
ナノイーXがON のとき、ファンが作動すると、自動的にナノイーX発生装置が作動します。
ナノイーX発生装置が作動中、次の条件で効果を発揮します。
次の条件以外では、効果が十分に得られない場合があります。
吹き出し口が上半身に送風、上半身と足元に送風、足元に送風のとき
助手席外側の吹き出し口が開いているとき
ナノイーX発生装置作動時は、微量のオゾンが発生し、かすかに臭うことがありますが、森林など、自然界に存在する程度の量なので、人体に影響はありません。
ナノイーX発生装置作動中、かすかに作動音が聞こえることがありますが、故障ではありません。
ナノイーX発生装置が作動するまでに多少時間がかかることがあります。
作動直後は作動音が大きい場合があります。
nanoe、ナノイーおよびnanoeマークは、パナソニック ホールディングス株式会社の商標です。
ナノイーXは、ナノイーにくらべて、効果のもとであるOHラジカルをより多く含む微粒子イオンです。
温湿度環境、風量・風向きによってはナノイーの効果が十分に得られない場合があります。
高電圧の部品を含むため、分解・修理はしないでください。修理が必要な場合は、トヨタ販売店にお問い合わせください。
助手席外側の吹き出し口の近くでスプレーを使用したり、吹き出し口にものをはめ込んだり貼ったりしないでください。正常に働かなくおそれがあります。
吹き出し口の切りかえ設定により、風が出る位置や風量が変化します。
風向きを調整する
フロントウインドウガラスの曇り取りを妨げないために、吹き出し口をさえぎるようなものを置かないでください。送風がさえぎられ、曇りが取れにくくなることがあります。
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