警告メッセージが表示されたときは

 
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マルチインフォメーションディスプレイには、システムの故障や誤った操作をしたときの警告、メンテナンスが必要であることをお知らせするメッセージが表示されます。メッセージが表示されたときは、メッセージの内容に従って対処してください。

処置後に再度メッセージが表示されたときは、トヨタ販売店へご連絡ください。

また、メッセージと同時に専用警告灯が点灯・点滅する場合があります。その際は、各警告灯が点灯・点滅したときの対処方法(→警告灯がついたときは)に従ってください。

知識

警告メッセージについて

文中の警告メッセージの表示は、使用状況や車両の仕様により実際の表示と異なる場合があります。

警告ブザーについて

状況によっては、外部の騒音やオーディオの音などにより、ブザー音が聞こえない場合があります。

“EVシステム停止のためハンドルが重くなります”が表示されたときは

走行中にEVシステムが停止したときにメッセージが表示されます。

ハンドル操作が通常より重いときは、ハンドルをしっかりと持ち、通常より強く操作してください。

“EVシステム高温 出力制限中です”が表示されたときは

負荷の高い走行状況(例えば、長い上り坂を走行)のときにメッセージが表示される場合があります。

対処方法:→オーバーヒートしたときは

“シフトシステム故障 シフト切りかえ不可 安全な場所まで走行し 停車”または“シフトシステム故障 走行を継続できません”が表示されたときは

シフト制御システムが故障しています。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

“Nレンジです アクセルを緩めて希望レンジに切りかえてください”が表示されたときは

シフトポジションがNで、アクセルペダルを踏んだときにメッセージが表示されます。

アクセルペダルから足を離し、シフトポジションをDまたはRにしてください。

“EVシステムが高温になるため停車時はブレーキを踏んでください”が表示されたときは

上り坂などでの停車時にアクセルペダルを踏んで車両を保持するとメッセージが表示される場合があります。

そのままの状態を続けるとEVシステムが過熱するおそれがあります。アクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏んでください。

“バッテリー保護のため自動で電源をOffしました”が表示されたときは

自動電源OFF機能が作動したときにメッセージが表示されます。次回EVシステム始動時に、約5分間EVシステムが作動した状態を保持し、補機バッテリーを充電してください。

“回生ブレーキ制限中 減速時はブレーキを踏んでください”が表示されたときは

次のような状況では、回生ブレーキが制限されることがあります。ブレーキペダルをしっかり踏んで減速して下さい。

  • 満充電により、これ以上回生ができないとき

  • 駆動用電池の温度が極端に高いとき、または極端に低いとき

  • 電気モーターやパワーコントロールユニットの温度が極端に高いとき

“電力消費が大きいため一部の空調・ヒータ作動を制限中です”が表示されたときは

不要な電装品をオフにし、電力消費を控えてください。電源状態が復帰するまでしばらくお待ちください。

“ヘッドランプシステム故障販売店で点検してください”が表示されたときは

次のシステムに異常があるおそれがあります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

  • LEDヘッドランプ

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

“機能停止 ソナーに水滴、雪等が付着しています”が表示されたときは

クリアランスソナーのセンサーに水滴・氷・雪・泥などが付着していることが考えられます。この場合はセンサーの水滴・氷・雪・泥などを取り除けば、正常に復帰します。
また、低温時にはセンサーの凍結などにより異常表示が出たり、静止物があっても検知しないことがあります。氷が解ければ、正常に復帰します。

汚れているセンサーの位置はディスプレイ上に表示されます。

水滴・氷・雪・泥がないのに異常表示が出ている場合は、センサーの異常が考えられますので、トヨタ販売店で点検を受けてください。

“機能停止 周辺監視用カメラ視界不良 取扱書を確認”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • RCD(リヤカメラディテクション)

  • PKSB(パーキングサポートブレーキ)

後方カメラの汚れや付着物を取り除いてください。

“機能故障 販売店で点検”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • RSA(ロードサインアシスト)

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

  • BSM(ブラインドスポットモニター)

  • RCTA(リヤクロストラフィックアラート)

  • 後方車両への接近警報

  • 安心降車アシスト

  • 後方車両接近告知

  • 周辺車両接近時サポート

  • セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)

  • クリアランスソナー

  • PKSB(パーキングサポートブレーキ)

  • RCD(リヤカメラディテクション)

すみやかにトヨタ販売店で点検を受けてください。

“機能停止 取扱書を確認”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • RSA(ロードサインアシスト)

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

  • BSM(ブラインドスポットモニター)

  • RCTA(リヤクロストラフィックアラート)

  • 後方車両への接近警報

  • 安心降車アシスト

  • 後方車両接近告知

  • 周辺車両接近時サポート

  • セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)

  • クリアランスソナー

  • PKSB(パーキングサポートブレーキ)

  • RCD(リヤカメラディテクション)

次の対処法に従ってください。

  • バッテリー電圧を確認する

  • Toyota Safety Senseで使用するセンサーに付着物がないか確認し、あった場合には取り除いてください。(→Toyota Safety Senseで使用するセンサー

  • バックドアが開いていないか確認してください。

センサーが正しく作動していないおそれがあります。(→センサーが正しく作動しないおそれがあるとき, システムが正しく作動しないおそれがある状況, 後方車両接近告知が正しく作動しないおそれがある状況, 周辺車両接近時サポートが正しく作動しないおそれがある状況, 後方車両への接近警報が正しく作動しないおそれがある状況, セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)が正しく作動しないおそれがある状況, システムが正しく作動しないおそれがある状況, システムが正常に作動しないおそれのある状況, システムが正常に作動しないおそれがある状況, システムが正常に作動しないおそれがあるとき, システムが正常に作動しないおそれのある状況, システムが正常に作動しないおそれのある状況, システムが正常に作動しないおそれがあるとき

  • BSM、RCTA、後方車両への接近警報、安心降車アシスト、後方車両接近告知、周辺車両接近時サポート、セカンダリーコリジョンブレーキ(停車中後突対応)で使用するセンサー周辺のリヤバンパーに付着物がないか確認し、ある場合は取り除いてください。(→システムを正しく作動させるために

  • クリアランスソナー、PKSBで使用するセンサーとカメラに付着物がないか確認し、あった場合には取り除いてください。
    センサーが正しく作動しなくなる状況が解決すると、表示が消える場合があります。

“機能停止 前方カメラ視界不良 取扱書を確認”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • RSA(ロードサインアシスト)

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

次の対処法に従ってください。

  • ワイパー機能を使って、フロントウインドウガラスの汚れや付着物を取り除く。

  • エアコン機能を使って、フロントウインドウガラスの曇りを取り除く。

  • ボンネットを閉じる、またはステッカーを剥がすなど、カメラの視界を遮らないようにする。

“機能停止 前方カメラ作動温度範囲外 常温までお待ちください”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • RSA(ロードサインアシスト)

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

次の対処法に従ってください。

  • 炎天下での駐車時など、前方カメラが高温のときは、エアコンでカメラ周辺の温度を下げる

  • 特に駐車時に太陽光を反射するサンシェードなどをフロントウインドウガラスに使用すると前方カメラが高温になりやすくなります

  • 極寒での駐車時など、前方カメラが低温の時は、エアコンで前方カメラ周辺の温度を上げる

“機能停止 前方レーダー汚れ 汚れを除去してください”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

次の対処法に従ってください。

  • レーダーおよびレーダー専用カバーに付着物がないか確認し、あった場合には取り除いてください。(→ヒーター機能付レーダー専用カバーについて)

  • 砂漠・草原・郊外などの、周辺車両や構造物が少ない広々とした地域を走行すると表示される場合があります。

車両周辺に構造物や車両などが存在する場所まで走行すると、表示が消える場合があります。

“機能停止 前方レーダー作動温度範囲外 常温までお待ちください”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

次の対処法に従ってください。

  • レーダー周辺の温度が作動条件外です。適切な温度になるまでお待ちください。

“機能停止 前方レーダー向き調整中 取扱書を確認”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • PCS(プリクラッシュセーフティ)

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)

  • LTA(レーントレーシングアシスト)

  • AHS(アダプティブハイビームシステム)

  • レーダークルーズコントロール

  • 発進遅れ告知

  • PDA(プロアクティブドライビングアシスト)

次の対処法に従ってください。

  • レーダーおよびレーダー専用カバーに付着物がないか確認し、あった場合には取り除いてください。(→ヒーター機能付レーダー専用カバーについて

  • レーダの向きがずれている可能性があり、レーダーが走行中に自動で再調整しています。しばらく走行を続けてください。

“クルーズコントロール 使用できません 取扱書を確認してください”が表示されたときは

次のいずれかのシステムが停止しています。

  • レーダークルーズコントロール

  • クルーズコントロール

走行支援スイッチを短時間に繰り返し操作したときにメッセージが表示されることがあります。

走行支援スイッチを短く確実に押してください。

“ドライバーモニター作動温度範囲外 常温までお待ちください”が表示されたときは

次のシステムが停止しています。

  • ドライバーモニター

ドライバーモニターカメラの温度が作動条件外です。適切な温度になるまでお待ちください。

“ドライバーモニター使用できません 取扱書を確認してください”が表示されたときは

ドライバーモニターカメラのレンズが汚れている可能性があります。

レンズを傷付けないよう乾いたやわらかい布で汚れをふき取ってください。

“アクセルを戻してください”が表示されたとき

次の機能が作動したときに表示されます。

アクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏んでください。

“アクセルが踏まれています”が表示されたとき

次の機能が作動したときに表示されます。

アクセルペダルから足を離し、ブレーキペダルを踏んでください。

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

販売店での点検をうながすメッセージが表示されたときは

警告メッセージで名称が表示されたシステム、または部位などに問題が発生しています。すみやかにトヨタ販売店で点検を受けてください。

シフト操作に関するメッセージが表示されたときは

誤ったシフトポジションの選択や、停車中の意図せぬ車両の動き出しなどを防止するため、自動的にシフトポジションが切りかわったり、シフトポジションの操作が指示されたりすることがあります。その場合は、画面の指示に従ってシフトポジションを変更してください。

取扱書の確認をうながすメッセージが表示されたときは
  • 次のメッセージが表示されたときは、対処方法に従ってください。

  • 次のメッセージが表示されたときは、故障している可能性があります。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

    • “スマートエントリー&スタートシステム故障 取扱書を確認”

    • “バッテリ系故障”

    • “アクセル系故障”

    • “プラグイン充電システム故障”

    • “EVシステム故障”

    • “シフトシステム故障 取扱書確認”

    • “シフトシステム故障 駐車時は パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “P スイッチ故障 駐車時は パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “シフトシステム故障 安全な場所に停車して 取扱書確認”

    • “シフトシステム不作動 駐車時 パーキングブレーキ をかけ 取扱書確認”

    • “バッテリ充電不足 シフト切りかえ できません 取扱書確認”

  • 次のメッセージが表示されたときは、故障している可能性があります。ただちに安全な場所に停車し、トヨタ販売店へ連絡してください。走行を続けると危険です。

    • “故障のためブレーキ力が低下 安全な場所に停車して取扱書を確認”

注意

“電力消費が大きいため一部の空調・ヒータ作動を制限中です”がひんぱんに表示されるときは

充電系の異常や補機バッテリーが劣化している可能性があります。トヨタ販売店で点検を受けてください。

“バッテリ充電不足”がひんぱんに表示されるときは

補機バッテリーが劣化している可能性があります。その状態で放置しておくと、補機バッテリーのバッテリーあがりを起こすおそれがあるため、トヨタ販売店で補機バッテリーの点検を受けてください。

“駆動用電池の点検を販売店で受けてください”が表示されたときは

駆動用電池の点検・交換時期になったことをお知らせしています。すみやかにトヨタ販売店で点検を受けてください。

  • 駆動用電池の点検を受けないまま車を使用し続けると、EVシステムを始動することができなくなります。

  • 万一、EVシステムが始動できなくなったときは、ただちにトヨタ販売店へご連絡ください。

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