この車は、次の方法で駆動用電池を充電することができます。

充電方法の種類

普通充電(→普通充電のしかた

ACコンセントと普通充電ケーブル、または普通充電器(スタンド)などで行う充電方法です。

タイマー充電を設定することで、ご希望の日時に充電を行うことも可能です。(→タイマー充電機能を使う

CHAdeMO(チャデモ)規格に準拠した急速充電器(スタンド)を使用して行う充電方法です。普通充電にくらべて短時間で駆動用電池を充電できます。

※:

CHAdeMOはチャデモ協議会が提案する商標名です。

車両とV2H機器双方向に給電することを「V2H(ヴィーツーエッチ)」といいます。V2H機器から車両へ充電を行うことを「V2H充電」、V2H機器を経由して車両から自宅へ給電することを「V2H給電」といいます。

このシステムを使用するには、V2H機器が必要です。(車両には付属していません)

V2Hの詳細については、各V2H機器の取扱説明書などをご確認いただくか、V2H機器の製造元へお問い合わせください。

※:

車両から自宅へ電力を供給するために、車両から取り出したDC(直流)電力をAC(交流)電力に変換する機器。一般社団法人電動車両用給電システム協議会が発行する電動自動車用充放電システムガイドラインV2H DC版に準拠したもの。

ソーラー充電システム(→ソーラー充電システム

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

駐車中、車両のルーフに搭載されたソーラーパネルで発電した電力を駆動用電池に蓄えることができる、充電補助システムです。

充電に連携する機能について

この車両には、充電に連携する各種の機能が搭載されています。

マイルームモード(→マイルームモードを使う

車両に充電ケーブルを接続した状態のとき、外部電源からの電力で、車両のエアコンやオーディオなどの電装品を使用できます。

※:

状況により、駆動用電池の電力が消費される場合があります。

駆動用電池ヒーター

外気温が低い場合、車両に充電ケーブルが接続されていると、駆動用電池が一定以上の温度になるように、自動で昇温します。

  • 車両から充電ケーブルをはずす、または充電ケーブルを接続したまま、およそ3日が経過すると、システムが自動で停止します。

  • タイマー充電時(→タイマー充電機能を使う)は、タイマー設定内容に応じて作動します。

駆動用電池冷却

駆動用電池の温度が高いとき、車両に普通充電ケーブルが接続されていると、駆動用電池を冷却し、保護します。

高速道路で高い速度で連続運転するときや急速充電中などの場合には、作動することがあります。

知識

急速充電中のマイルームモード使用について

急速充電中のマイルームモード使用について

駆動用電池ヒーターについて
  • 駆動用電池ヒーターの作動中は、充電インジケーターが点灯します。

  • 充電中に駆動用電池ヒーターが作動すると、通常よりも充電時間が長くなる場合があります。

  • 駆動用電池ヒーターが作動すると、駆動用電池の残量が低下するため、駆動用電池の残量を補うために再度充電を行うことがあります。

駆動用電池冷却について
  • 普通充電のみ:マルチインフォメーションディスプレイで“駆動用電池冷却”の設定変更が可能。

  • 駆動用電池冷却の待機中、または作動中のときは、充電インジケーターが点灯します。

  • 駆動用電池冷却は、最大で約30分作動します。

  • 駆動用電池の残量が少ないときは、駆動用電池が高温であっても、駆動用電池冷却が作動しない場合があります。

  • 駆動用電池冷却の作動中に次の操作を行うと、駆動用電池の冷却作動が停止します。

    • ボンネットを開けたとき

    • パワースイッチをOFF以外にしたとき

    • シフトポジションをP以外にしたとき

    • リモートエアコンシステム(→リモートエアコンシステム)を作動させたとき

    • 駆動用電池の残量が一定未満になったとき

  • 駆動用電池冷却は、駆動用電池と外部電源からの電力を利用します。

    • 駆動用電池冷却の作動中は、駆動用電池残量が一定の幅で増減し、通常充電時のように駆動用電池残量が増加しません。

    • 駆動用電池冷却の作動中も、充電器(スタンド)からは充電中と認識されます。
      よって、充電時間に応じて課金される充電器(スタンド)では、駆動用電池冷却の作動中にも課金が発生します。

駆動用電池冷却の設定を変更するには

マルチインフォメーションディスプレイの画面で、駆動用電池冷却の設定を変更することができます。

メーター操作スイッチ(→表示を切りかえるには)を操作して、“車両設定”、“充電設定”、“電池冷却”の順に選択し、設定を変更してください。

“Off”を選択すると、走行状況に応じて駆動用電池の出力を制限される場合があります。

このページは役に立ちましたか?