EV ドライブモードは、駆動用電池から電力を供給し、電気モーターのみを使って走行するモードです。早朝、深夜の住宅街や屋内の駐車場などで、騒音や排気ガスを気にすることなく走行することができます。
EVドライブモードスイッチを押す
EV ドライブモードになると、EV ドライブモード表示灯が点灯します。
もう一度スイッチを押すと通常走行(ガソリンエンジンと電気モーターによる走行)にもどります。
知識
- EV ドライブモードの切りかえについて
次のときはEVドライブモードに切りかわらない場合があります。EVドライブモードに切りかわらないときはブザーが鳴り、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されます。
ハイブリッドシステムが高温のとき
炎天下に駐車したあとや登降坂、高速走行後など
ハイブリッドシステムが低温のとき
長時間駐車したあとなど
ガソリンエンジンが暖機運転中のとき
駆動用電池の充電量が低いとき
エネルギーモニターに表示される駆動用電池の残量が少ない状態(→エネルギーモニターの見方)
車速が高いとき
アクセルペダルを大きく踏み込んだときや坂道など
フロントウインドウガラスの曇り取りを使用しているとき
- ガソリンエンジンが冷えているときのEVドライブモードの切りかえについて
ハイブリッドシステム始動操作後、READYインジケーターが点灯したら、ガソリンエンジンが始動する前にEVドライブモードスイッチを押してください。
ただし、車両状態によってはEVドライブモードが解除され、通常走行(ガソリンエンジンと電気モーターによる走行)にもどる場合があります。
- EV ドライブモードの自動解除について
EV ドライブモードで走行中、次のときは自動的に通常走行(ガソリンエンジンと電気モーターによる走行)になることがあります。EVドライブモードが解除されるときは、ブザーが鳴り、EVドライブモード表示灯が点滅したあと消灯し、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されます。
駆動用電池の充電量が低下したとき
エネルギーモニターに表示される駆動用電池の残量が少ない状態(→エネルギーモニターの見方)
車速が高いとき
アクセルペダルを大きく踏み込んだときや坂道など
- EV ドライブモードの走行可能距離
EV ドライブモードの走行可能距離は数百m から約1km程度です。ただし、車両の状況によってはEVドライブモードが使用できない場合があります。(走行距離は、駆動用電池の充電量や走行状態によって異なります)
- 燃費について
ハイブリッドシステムは、通常走行(ガソリンエンジンと電気モーターによる走行)において、最も燃費がよくなるように制御されています。EVドライブモードを多用すると、燃費が悪くなることがあります。
警告
- 走行中は
EV ドライブモードではエンジン音がしないため、周囲の人が車両の発進や接近に気が付かない場合があります。車両接近通報装置が作動していても、周囲の騒音などが大きい場合は、車両の接近に気が付かない場合がありますので、十分注意して運転してください。