• 運転
  • 運転のアドバイス

寒冷時に備えて、準備や点検など正しく処置していただいた上で適切に運転してください。

冬を迎える前の準備について

  • 次のものはそれぞれ外気温に適したものをお使いください。

    • エンジンオイル

    • 冷却水

    • ウォッシャー液

  • バッテリーの点検を受けてください。

  • 冬用タイヤ(4輪)やタイヤチェーン(後部タイヤ用)を使用してください。
    タイヤは4 輪とも必ず、指定サイズ・同一サイズ・同一メーカー・同一銘柄および同一トレッドパターン(溝模様)のタイヤを装着し、タイヤチェーンはタイヤサイズに合ったものを使用してください。
    (タイヤについて:→タイヤについて

知識

タイヤチェーンについて

取り付け・取りはずし・取り扱い方法については次の指示に従ってください。

  • 安全に作業できる場所で行う

  • 後2輪に取り付ける

  • タイヤチェーンに付属の取扱説明書に従う

  • 取り付け後、約100m走行したら締め直しを行う

警告

冬用タイヤ装着時の警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあります。

  • 指定サイズ・同一サイズ・同一メーカー・同一銘柄および同一トレッドパターン(溝模様)のタイヤを使用する

  • 空気圧を推奨値に調整する

  • 装着する冬用タイヤの最高許容速度や制限速度をこえる速度で走行しない

  • 冬用タイヤを装着する際は、必ず4輪とも装着する

タイヤを修理・交換するとき(タイヤ空気圧警報システム装着車)

トヨタ販売店へご依頼ください。
タイヤの取り付け・取りはずしはタイヤ空気圧バルブ/送信機の作動に影響します。

タイヤチェーン装着時の警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、安全に車を運転することができずに、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

  • 装着したチェーンに定められた制限速度、もしくは30km/hのどちらか低い方をこえる速度で走行しない

  • 路面の凹凸や穴を避ける

  • 急加速、急ハンドル、急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキの使用は避ける

  • カーブの入り口手前で十分減速して、車のコントロールを失うのを防ぐ

注意

タイヤチェーンの使用について

この車両に適合したトヨタ純正タイヤチェーンのご使用をおすすめします。
なお、トヨタ純正品以外のタイヤチェーンの中には、使用すると車体にあたり、走行のさまたげとなるおそれがあるものもあります。市販のタイヤチェーンを使用する場合は、車体に干渉しないことをあらかじめご確認ください。
詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。

タイヤチェーンの装着(タイヤ空気圧警報システム装着車)

タイヤチェーンを装着すると、タイヤ空気圧バルブ/送信機が正しく作動しないおそれがあります。

運転する前に

状況に応じて次のことを行ってください。

  • ドアやワイパーが凍結したときは無理に開けたり動かしたりせず、ぬるま湯をかけるなどして氷を溶かし、すぐに水分を十分にふき取ってください。

  • フロントウインドウガラス前の外気取り入れ口に雪が積もっているときは、エアコンのファンを正常に作動させるために、雪を取り除いてください。

  • 外装ランプ・ドアミラー・ドアガラス・車両の屋根・タイヤの周辺やブレーキ装置に雪や氷が付いているときは、取り除いてください。

  • 雪道を走行したり、吹雪の中で駐車したときは、足まわりに雪や氷が凍結し、ハンドルの切れやブレーキの効きが悪くなることがあります。付着している雪や氷を取り除いてください。

  • 乗車する前に靴底に付いた雪をよく落としてください。

  • ブレーキシステムに雪や氷が付着したまま凍結するとブレーキの効きが悪くなることがあります。

  • 走行前に付着している雪や氷を取り除いてください。

  • 走行を開始するとき、お車や道路の状況に十分注意してブレーキの効きを確認してください。効きが悪い場合には、回復するまで走行中にブレーキペダルを軽く踏み続けてください。

  • 繰り返しペダルを踏み続けてもブレーキの効きが回復しないときは、ブレーキの異常が考えられますので、直ちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

  • ドアガラスが凍結した状態でドア開閉を行うと、安全装置が作動し、ドア連動ガラス開閉機能が正常に作動しなくなる場合があります。
    その場合は、氷を溶かした後に、以下の作業を行ってください。

  1. すべてのドアが閉まっている状態でドアガラスを半分程度の位置まで下げる
  2. パワーウインドウスイッチを自動全開の位置で押し続け、ドアガラスを全開にしたあと、さらにスイッチを約1秒間押し続ける
  3. パワーウインドウスイッチを自動全閉の位置で引き続け、ドアガラスを全閉にしたあと、さらにスイッチを約1秒間引き続ける
    ドアガラス作動途中でスイッチから手を離すと、最初からやり直しとなります。
    以上の操作を行っても反転して閉じ切らない、または全開にならない場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。

ガラス位置の再設定が行われ、安全装置作動状態が解除されます。

知識

寒冷地用ワイパーブレードについて
  • 降雪期に使用する寒冷地用ワイパーブレードは、雪が付着するのを防ぐために金属部分をゴムで覆ってあります。トヨタ販売店で各車指定のブレードをお求めください。

  • 高速走行時は、通常のワイパーブレードよりガラスがふき取りにくくなることがあります。その場合には速度を落としてください。

注意

ガラスに付いた氷を除去するとき

氷をたたいて割らないでください。
ガラスがひび割れるおそれがあります。

運転するときは

ゆっくりスタートし、車間距離を十分にとって控えめな速度で走行してください。

駐車するときは

  • パーキングブレーキをかけると、ブレーキ装置が凍結して解除できなくなるおそれがあります。パーキングブレーキはかけずに、シフトレバーをオートマチック車はP、マニュアル車は下り坂ではR上り坂では1速に入れて駐車し、必ず輪止めをしてください。

  • オートマチック車:パーキングブレーキをかけずに駐車するときは、シフトレバーをPに入れた状態でシフトレバーが動かないことを確認してください。

※1:

輪止めは、トヨタ販売店で購入することができます。

※2:

ブレーキペダルを踏まないでPからシフトするときにロックがかかります。シフトできる場合は、シフトロックシステムなどの故障が考えられます。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

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