バックドアは次の方法で施錠・解錠および開閉することができます。
スマートエントリー&スタートシステムを使用する
電子キーを携帯して操作します。
- 全ドアを解錠する施錠操作後3秒間は解錠できません。
- 全ドアを施錠する必ず施錠されたことを確認してください。
ワイヤレス機能を使用する
知識
- 作動の合図
- 解錠操作のセキュリティ機能
バックドアは次の方法で施錠・解錠および開閉することができます。
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
走行前にバックドアが閉まっていることを確認してください。
完全に閉まっていないと走行中に突然開き、車外のものにあたったり、荷物が投げ出されたりして思わぬ事故につながるおそれがあります。
ラゲージスペースでお子さまを遊ばせないでください。
誤って閉じ込められた場合、熱射病などを引き起こすおそれがあります。
お子さまにはバックドアの開閉操作をさせないでください。
不意にバックドアが開いたり、閉めるときに手・頭・首などを挟んだりするおそれがあります。
走行中はバックドアを閉めてください。
開けたまま走行すると、バックドアが車外のものにあたったり荷物が投げ出されたりして、思わぬ事故につながるおそれがあります。
ラゲージスペースには絶対に人を乗せないでください。
急ブレーキ・急旋回をかけたときや衝突したときなどに、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、体を挟むなどして重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
バックドアを開ける前に、バックドアに貼り付いた雪や氷などの重量物を取り除いてください。開いたあとに重みでバックドアが突然閉じるおそれがあります。
バックドアを開閉するときは、十分に周囲の安全を確かめてください。
人がいるときは、安全を確認し、動かすことを知らせる「声かけ」をしてください。
強風時の開閉、中間保持には十分注意してください。
バックドアが風にあおられ、勢いよく開いたり閉じたりするおそれがあります。
パワーバックドア非装着車:半開状態で使用すると、バックドアが突然閉じて重大な傷害を受けるおそれがあります。
特に傾斜した場所では、平坦な場所よりもバックドアの開閉がしにくく、急にバックドアが開いたり閉じたりするおそれがあります。必ずバックドアが静止していることを確認して使用してください。
パワーバックドア装着車:傾斜が急な場所で半開状態で使用すると、バックドアが突然閉じて重大な傷害を受けるおそれがあります。必ずバックドアが静止していることを確認して使用してください。
バックドアを閉めるときは、指などを挟まないよう十分注意してください。
パワーバックドア非装着車:バックドアは必ず外から軽く押して閉めてください。バックドアハンドルを持ったままバックドアを閉めると、手や腕を挟むおそれがあります。
バックドアダンパーステー(パワーバックドア非装着車)(→ダンパーステーについて)、またはスピンドルユニット(パワーバックドア装着車)(→スピンドルユニットについて)を持ってバックドアを閉めたり、ぶら下がったりしないでください。手を挟んだり、バックドアダンパーステー(パワーバックドア非装着車)またはスピンドルユニット(パワーバックドア装着車)が破損したりして、思わぬ事故につながるおそれがあります。
バックドアにキャリアなどの重いものを取り付けると、開けたあとにドアが突然閉じて、手・頭・首などを挟むおそれがあります。バックドアへのアクセサリー用品の取り付けは、トヨタ純正品を使用することをおすすめします。
電子キーを携帯して操作します。
バックドアオープンスイッチを押したまま、バックドアを持ち上げる
バックドアオープンスイッチを押した直後はバックドアを閉めることができません。
バックドアハンドルを持って、横方向に力をかけないように引き下げ、必ず外から押して閉めてください。
グレード、オプションなどにより装備の有無があります。
バックドアが半ドア状態になったとき、イージークローザーが作動し自動で完全に閉まります。
エンジンスイッチがどの状態であっても、イージークローザーは作動します。
バックドアハンドルを操作したままドアを閉めたときは、イージークローザーが作動しないことがあります。
イージークローザーが作動中でも、バックドアハンドルを操作してバックドアを開けることができます。
バックドアのロックを内側から解除することができます。
バックドアが半ドア状態になったとき、バックドアイージークローザーが作動し自動で完全に閉まります。また、作動し始めるまでに数秒かかります。指などを挟まないように注意してください。骨折など重大な傷害を受けるおそれがあります。
バックドアイージークローザーの作動中は無理な力をかけないでください。無理な力をかけると、バックドアイージークローザーの故障の原因になります。
バックドアにはバックドアを支えるためのダンパーステーが取り付けられています。ダンパーステーの損傷や作動不良を防ぐため次のことをお守りください。
ビニール片・ステッカー・粘着材などの異物をステーのロッド部(棒部)に付着させない
ロッド部を軍手などでふれない
バックドアにトヨタ純正品以外のアクセサリー用品をつけない
ステーに手をかけたり、横方向に力をかけたりしない
スイッチを約1秒押し続ける
ブザーが鳴りバックドアが自動で開閉します。
カスタマイズ機能により、施錠時からでも作動できるように設定できます。
バックドアを解錠してから操作してください。
開閉作動中にスイッチを押すと、作動が停止します。作動が停止した状態から再度スイッチを約1秒間押し続けると、バックドアは反転作動します。
スイッチを約1秒押し続ける
ブザーが鳴りバックドアが自動で開閉します
バックドアを解錠してから操作してください。
開閉作動中にスイッチを押すと、作動が停止します。作動が停止した状態から再度スイッチを約1 秒間押し続けると、バックドアは反転作動します。
開ける
バックドア解錠時:バックドアオープンスイッチを押す
バックドア施錠時:電子キーを携帯して、バックドアオープンスイッチを押し続ける
ブザーが鳴りバックドアが自動で開きます。
バックドアが開く途中でバックドアのスイッチを押すと、作動が停止します。作動が停止した状態から再度バックドアオープンスイッチを押すと自動で開き、バックドアクローズスイッチを押すと自動で閉じます。
閉じる
バックドアクローズスイッチを押す
ブザーが鳴りバックドアが自動で閉まります。
バックドアが閉まる途中でバックドアのスイッチを押すと、作動が停止します。作動が停止した状態から再度バックドアオープンスイッチを押すと自動で開き、バックドアクローズスイッチを押すと自動で閉じます。
閉じると同時に全ドアを施錠する(クローズ&ロック機能)
パワーバックドアを閉じると同時に全ドアを施錠します。
通常ブザーと異なるブザー音が鳴り、パワーバックドアが自動で閉まります。閉まると同時にすべてのドアが施錠されたことをドアロックアンサーバックでお知らせします。
バックドアハンドルを持ってバックドアを引き下げると、ブザーが鳴りバックドアが自動で閉まります。
バックドアが半ドア状態になったとき、イージークローザーが作動し自動で完全に閉まります。
エンジンスイッチがどの状態であっても、イージークローザーは作動します。
次の作動条件を満たしているときに作動します。
パワードアオフスイッチがOFFのとき(→パワーバックドアの機能を停止するには(パワーバックドア装着車))
バックドアが解錠されているとき
ただし電子キーを携帯してバックドアオープンスイッチを押し続けたときはバックドアが施錠されていてもパワーバックドアは作動します。(→バックドアのスイッチを使用して開閉する)
エンジンスイッチがONのとき開作動するには、上記に加え、車速が約3km/h未満でシフトレバーがPの位置にある必要があります。
作動開始時にブザーが鳴り、非常点滅灯が2回点滅します。
パワードアオフスイッチがONのときは、パワーバックドアは作動しませんが手動で開閉できます。
パワーバックドアが自動で開いているときに、人や異物などにより異常を感知すると、作動が停止します。
パワーバックドアの左右端部には、センサーが付いています。ドアを自動で閉めているときに、挟み込みなどによりセンサーが押されると挟み込み防止機能が作動し、その位置からドアは自動的に反対方向に少し動き、作動が停止します。
パワーバックドアの自動閉作動中に、あらかじめ全ドアの施錠を予約する機能です。
次の操作をすると、パワーバックドア以外のすべてのドアが施錠され、パワーバックドアも閉まると同時に施錠されます。
予約ドアロック機能使用時、施錠操作をしたあとに、キーを車内にもどすと、車内にキーが閉じ込められることがあります。
予約ドアロック機能は、必ずキーを携帯した状態で使用してください。
予約ドアロック操作をしてパワーバックドアが自動閉作動中に、挟み込み防止機能が作動するなど停止操作が行われると、予約ドアロック機能が解除されすべてのドアが解錠されます。
車から離れるときは、すべてのドアが閉まり施錠されたことを確認してください。
クローズ&ロック機能は、次のような状況では作動しないことがあります。
電子キーを持った手でクローズ&ロック機能の操作をしたとき
地面に置いたかばんなどに電子キーを入れたままクローズ&ロック機能の操作をしたとき
車両側面のバックドアクローズスイッチから離れた位置からクローズ&ロック機能の操作をしたとき
パワーバックドアを適切に作動させるために、初期設定としてバックドアを手動で一度全閉にしてください。
バックドアのロックを内側から解除することができます。
機能の一部は、設定を変更することができます。(カスタマイズ一覧:→ユーザーカスタマイズ機能)
バックドアが半ドア状態になったとき、バックドアイージークローザーが作動し自動で完全に閉まります。また、作動し始めるまでに数秒かかります。指などを挟まないように注意してください。骨折など重大な傷害を受けるおそれがあります。
バックドアイージークローザーは、パワーバックドアの作動がOFFのときにも作動するため、指などの挟み込みには十分注意してください。
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、体を挟むなどして重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
周辺の安全を確かめ、障害物がないか、身のまわりの品が挟み込まれる危険がないか確認してください。
人がいるときは、作動させる前に安全を確認し、動かすことを知らせる「声かけ」をしてください。
自動開閉中にパワーバックドアの作動をOFFにすると、作動が停止し手動操作に切りかわります。この場合、バックドアが急に開いたり閉じたりするおそれがあるので、十分注意してください。
自動開閉中に作動条件(→パワーバックドアの作動条件)を満たさなくなったときは、ブザーが鳴り、作動が停止し手動操作に切りかわる場合があります。
この場合、坂道などの傾斜した場所ではバックドアが急に開いたり閉じたりするおそれがあるので十分注意してください。
傾斜した場所では、開いたあとにドアが突然閉じる場合があります。必ずドアが静止していることを確認してください。
次のような場合、システムが異常と判断して自動作動が停止し、手動操作に切りかわることがあります。この場合、バックドアが急に開いたり閉じたりするおそれがあるので、十分注意してください。
自動作動中、障害物に干渉したとき
エンジン停止時でパワーバックドアが自動作動しているときに、エンジンスイッチをONにしたりエンジンを始動したりして、バッテリー電圧が急に低下したとき
バックドアにキャリアなどの重いものを取り付けると、自動で作動できずにパワーバックドアが故障したり、開いたあとにドアが突然閉じて、手・頭・首などを挟むおそれがあります。バックドアへのアクセサリー用品の取り付けは、トヨタ純正品を使用することをおすすめします。
次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、体を挟むなどして重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
挟み込み防止機能を故意に作動させようとして、体の一部を挟んだりしないでください。
挟み込み防止機能は、バックドアが完全に閉まる直前に異物を挟むと作動しない場合があります。指などを挟まないように注意してください。
挟み込み防止機能は、挟まれるものの形状や挟まれかたによっては作動しない場合があります。指などを挟まないように注意してください。
バックドアにはバックドアを支えるためのスピンドルユニットが取り付けられています。スピンドルユニットの損傷や作動不良を防ぐため次のことをお守りください。
ビニール片・ステッカー・粘着材などの異物をスピンドルユニットに付着させない
バックドアにトヨタ純正品以外のアクセサリー用品を付けない
スピンドルユニットに手をかけたり、横方向に力をかけたりしない
パワーバックドアを作動させる前に、凍結によるバックドアの貼り付きがないことを確認してください。バックドアに無理な力がかかっている状態で作動させると、故障の原因になります。
パワーバックドアの作動中は、バックドアに無理に力をかけないでください。
パワーバックドア左右端部のセンサー(→挟み込み防止機能)を刃物などの鋭利なもので傷付けないように注意してください。センサーが切断されると自動で閉めることができなくなります。
クローズ&ロック機能でパワーバックドアを閉じると、通常ブザーと異なるブザー音が鳴り作動します。
正常に作動開始したことを確認するため、通常ブザーと異なるブザー音が鳴ったことを確認してください。
またパワーバックドアが完全に閉じ施錠されると、すべてのドアが施錠されたことをドアロックアンサーバックでお知らせします。
車から離れるときは、ドアロックアンサーバックを確認し、全ドアが施錠されたことを確認してください。
グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
バックドアを保持したい位置で、外からバックドアを10cm程度押し、手を離すとバックドアが途中で保持されます。
バックドアが静止していることを確認して使用してください。
中間保持状態からはバックドアを開かないでください。保持した後は、閉じる方向にのみ動かすことができます。
中間保持状態を解除するときは、バックドアを1度閉めてから、再度バックドアを開けてください。
開度調整機構のソケットを取り外してフリーストップバックドアを非作動にすることができます。
取り付けるときは、取り外したときと逆の手順でソケットを取り付けます。
フリーストップバックドアは、バックドア全閉付近では保持することができません。
使用環境(気温、路面の傾斜)によって保持できる範囲は変わることがあります。
バックドアが中間保持状態でバックドアが開く方向に大きな荷重が加わると、内部保護機能が作動し、大きな音とともにバックドアが少し開きます。ただし、思わぬ故障につながるおそれがあるため、故意に作動させないでください。
次のことを必ずお守りください。お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
開度調整機構のケーブルをバックドアの開度調整以外の目的で使用しないでください。
バックドアが中間保持状態でバックドアにもたれかからないでください。バックドアが急に開いたり閉じたりするおそれがあります。
バックドアを中間保持状態で長時間放置しないでください。バックドアが意図せず閉まるおそれがあります。
マルチインフォメーションディスプレイの設定画面から、パワーバックドアの設定を変更することができます。(→ユーザーカスタマイズ機能)
パワーバックドアの設定を変更した場合、エンジンスイッチをOFFにしても設定内容はリセットされません。設定をもとにもどすには、再度、マルチインフォメーションディスプレイの設定画面での設定操作が必要です。
パワーバックドアを自動で開けたときに、開く位置を調整できます。
バックドアオープンスイッチとバックドアクローズスイッチを同時に約6秒間押し続けてください。
ブザーが4回鳴ったあと、さらに2回鳴ります。次回パワーバックドアを開ける操作をすると、初期状態の位置までバックドアが開きます。
マルチインフォメーションディスプレイからもパワーバックドアの自動開停止位置の変更ができます。(→ユーザーカスタマイズ機能)
車両側面のパワーバックドア開閉スイッチまたはマルチインフォメーションディスプレイのうち、最後に設定した方の停止位置が優先されます。
パワードアオフスイッチをONにしてパワーバックドアの機能を停止します。
OFFにすると、スイッチ左右部にオレンジ色のマークが表れます。
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