マルチメディアシステムのWi-Fi®を利用するとき、特に気を付けていただきたいことがあります。
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この機器の使用周波数帯では、電子レンジ等の産業・科学・医療用機器のほか、工場の製造ライン等で使用されている移動体識別用の構内無線局(免許を要する無線局)及び特定小電力無線局(免許を要しない無線局)並びにアマチュア無線局(免許を要する無線局)が運用されています。(上記3種の無線局を以下「他の無線局」と略します)この機器を使用する前に、近くで「他の無線局」が運用されていないことを確認してください。万一、この機器から「他の無線局」に対して有害な電波干渉事例が発生した場合には、速やかに使用場所を変更して電波干渉を回避してください。
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この機器の使用周波数帯は2.4GHz帯です。変調方式としてDS-SS変調方式、OFDM変調方式を採用しています。想定与干渉距離は40m以下です。この機器は全帯域を使用し、かつ移動体識別装置の帯域を回避可能です。
ペースメーカーやその他の医療用電気機器をお使いの方は
Wi-Fi®通信時の電波について、次の点にご注意ください。
警告
Wi-Fi®通信用の車両側アンテナはマルチメディアシステムに内蔵されています。
植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器以外の医療用電気機器を使用される場合は、電波による影響について医師や医療用電気機器製造業者などに事前に確認してください。電波により医療用電気機器の動作に影響を与えるおそれがあります。
Wi-Fi®とBluetooth®を同時に使用するとき
Wi-Fi®は2.4GHz帯周波数を用いた無線通信を行うベストエフォート型機能です。Wi-Fi®と同じ2.4GHz帯無線通信を使用するBluetooth®と同時使用する場合には、相互に影響を与える可能性があります。
Wi-Fi®について知っておいていただきたいこと
知識
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Wi-Fi®はWi-Fi Alliance®の登録商標です。
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WPA™、WPA2™、WPA3™は、Wi-Fi Alliance®の商標です。
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本機能はベストエフォート型の機能です。
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本機能は持ち込み機器との接続にてご利用ください。持ち込み機器以外の接続を行っている場合、環境によって切断される可能性があります。
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DCMが通信圏外となった場合は、Wi-Fi® Hotspot機能による通信は切断されます。
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接続されている機器がWi-Fi®圏外になった場合、接続は切断されます。
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Wi-Fi® Hotspotに接続しているBluetooth®機器を使用すると、通信速度が低下する場合があります。
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Wi-Fi® Hotspotを利用する環境によって、通信速度が遅くなったり通信不可になる場合があります。
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車両がラジオアンテナ、ラジオ局、またはその他の強い電波や電気ノイズの発生源の近くにある場合、通信速度が遅くなったり通信不可になる場合があります。
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お客さまのご利用環境(無線アンテナの設置場所、近隣での各種無線機器利用など)により、通信速度が低下したり本サービスをご利用いただけないことがあります。
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マルチメディアシステムは、電波法に基づく特定無線設備の工事設計の認証を取得しています。
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本製品は、電波法および電気通信事業法の基準に適合しています。製品に貼り付けてあるシールはその証明です。シールをはがさないでください。
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本製品を分解または改造すると、法律により罰せられることがあります。
- 対応Wi-Fi®通信方式
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IEEE 802.11b/g/n(2.4GHz)
- 対応セキュリティ方式
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WEP
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WPA™
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WPA2™
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WPA3™
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