お手入れは、次の要領で実施してください。

室内の手入れ

  • 掃除機などでほこりを取り除き、水またはぬるま湯を含ませた布でふき取る

  • 汚れが落ちない場合は、中性洗剤を水で約1%に薄めてやわらかい布に含ませふき取る
    水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る

サテン仕上げ金属コーティング部分の手入れ

  • 重曹(炭酸水素ナトリウム)溶液をやわらかい布または合成セーム皮に含ませ、汚れをふき取る

    真水に重曹を10:1の割合で溶かした溶液を使用してください。

  • 乾いたやわらかい布で表面に残った水分を完全にふき取る

本革部分の手入れ

  • 掃除機などでほこりや砂を取り除く

  • 薄めた洗剤をやわらかい布に含ませ、汚れをふき取る

    ウール用の中性洗剤を水で約5%に薄めて使用してください。

  • 水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤をふき取る

  • 乾いたやわらかい布で表面の水分をふき取り、風通しのよい日陰で乾燥させる

合成皮革部分の手入れ

  • 掃除機などでほこりを取り除く

  • 中性洗剤を水で約1%に薄めてやわらかい布に含ませふき取る

  • 水を浸した布を固くしぼり、表面に残った洗剤・水分をふき取る

カーテンのお手入れ

カーテンは取りはずして清掃することができます。

注意

  • 取りはずす際にランナーやフックに無理な力をかけないでください。破損の原因になります。

  • カーテンに強い力を加えて引っ張らないでください。

リヤドアカーテンの取りはずし方

  1. ドアを開ける
  2. ドアガラスを全開にする(→開閉のしかた
  3. マジックテープを取りはずす(3箇所)
    • 車両後方側

    • 車両前方側

  4. 番号順に下側ランナーからフックを押して取りはずす
    • 車両後方側

    • 車両前方側

  5. 番号順に上側ランナーからフックを押して取りはずす
    • 車両後方側

    • 車両前方側

リヤカーテンの取りはずし方

  1. アームレストを倒す(→リヤアームレスト
  2. ヘッドレストを下方に移動させる(→上下前後調整するには(リヤ席)
  3. リヤカーテンを半開位置に移動させる(→リヤ席からの操作
  4. スナップを取りはずす(2箇所)
  5. 番号順に下側ランナーからフックを取りはずす
    車両外側に押すように取りはずしてください。
  6. 番号順に上側ランナーからフックを取りはずす
    車両外側に押すように取りはずしてください。

カーテンの洗濯について

カーテンの洗濯をするときは、カーテンに取り付いているタグの洗濯表示を参照してください。

リヤドアカーテンの取り付け方

  1. ドアを開ける
  2. ドアガラスを全開にする(→開閉のしかた
  3. 番号順に上側ランナーにフックを取り付ける
    車両前方側のカーテンはマジックテープが車両内側になるように取り付けてください
    • 車両後方側

    • 車両前方側

  4. 番号順に下側ランナーにフックを取り付ける
    • 車両後方側

    • 車両前方側

  5. マジックテープを取り付ける(3箇所)
    • 車両後方側

    • 車両前方側

リヤカーテンの取り付け方

  1. アームレストを倒す(→リヤアームレスト
  2. ヘッドレストを下方に移動させる(→上下前後調整するには(リヤ席)
  3. 番号順に上側ランナーにフックを取り付ける
    スナップが車両内側になるように取り付けてください
  4. 番号順に下側ランナーにフックを取り付ける
  5. スナップを取り付ける(2箇所)

知識

本革部分のお手入れの目安

品質を長く保つため、年に2回程度の定期的なお手入れをおすすめします。

カーペットの洗浄

カーペットは常に乾いた状態を保つことをおすすめします。洗浄には、市販の泡タイプクリーナーがご利用になれます。
スポンジまたはブラシを使用して泡をカーペットに広げ、円を描くように塗り込んでください。直接水をかけたりせず、ふき取ってから乾燥させてください。

シートベルト

刺激の少ない洗剤とぬるま湯で、布やスポンジを使って洗ってください。
シートベルトのすり切れ・ほつれ・傷などを定期的に点検してください。

警告

車両への水の浸入
  • 床・トランク内・駆動用電池冷却用吸入口など、車内に水をかけたり液体をこぼしたりしないでください。(→駆動用電池冷却用吸入口
    駆動用電池や電気部品などに水がかかると、故障や車両火災につながるおそれがあり危険です。

  • SRSエアバッグの構成部品や電気配線をぬらさないでください。(→SRSエアバッグ

    電気の不具合により、SRSエアバッグが作動したり、正常に機能しなくなり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

内装の手入れをするときは(特にインストルメントパネル)

艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。インストルメントパネルがフロントウインドウガラスへ映り込み、運転者の視界をさまたげ思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

注意

清掃するとき使用する溶剤について
  • 変色・しみ・塗装はがれの原因になるため、次の溶剤は使用しないでください。

    • シート・ハンドル以外の部分:ベンジン・ガソリンなどの有機溶剤や酸性またはアルカリ性の溶剤・染色剤・漂白剤

    • シート部分:シンナー・ベンジン・アルコール、その他の酸性やアルカリ性の溶剤

    • ハンドル:シンナーなどの有機溶剤、アルコール類を含むクリーナー

  • 艶出しワックスや艶出しクリーナーを使用しないでください。
    インストルメントパネルやその他内装の塗装のはがれ・溶解・変形の原因になるおそれがあります。

革の傷みを避けるために

皮革の表面の劣化や損傷を避けるために、次のことをお守りください。

  • 革に付着したほこりや砂はすぐに取り除く

  • 直射日光に長時間さらさないようにする
    特に夏場は日陰で車を保管する

  • ビニール製・プラスチック製・ワックス含有のものは、車内が高温になると革に張り付くおそれがあるため、革張りの上に置かない

床に水がかかると

水で洗わないでください。
オーディオやフロアカーペット下にある電気部品に水がかかると、車の故障の原因となったり、ボデーが錆びるおそれがあります。

フロントウインドウガラスの内側を掃除するときは

カメラセンサーのレンズに、ガラスクリーナーが付着しないようにしてください。
また、レンズにはふれないでください。(→Toyota Safety Sense で使用するセンサー

リヤウインドウガラスの内側を掃除するときは
  • 熱線やアンテナを損傷するおそれがあるため、ガラスクリーナーなどを使わず、熱線やアンテナにそって水またはぬるま湯を含ませた布で軽くふいてください。

  • 熱線やアンテナを引っかいたり、損傷させないように気を付けてください。

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