自動で運転席・ハンドル・ヘッドアップディスプレイを動かし、乗り降りしやすい位置に調整したり、お好みのドライビングポジションに調整したりします。

ドライビングポジションは、2パターンまで登録できます。

ドライビングポジションを電子キーに登録することで、電子キーごとにドライビングポジションを自動で呼び出すことができます。

運転席への乗り降りをしやすくするには(パワーイージーアクセスシステム)

次のすべての操作を行ったとき、シートとハンドルが乗り降りしやすい位置に自動で調整されます。

  • シフトレバーをPに入れる

  • パワースイッチをOFFにする

  • シートベルトをはずす

次のいずれかの操作を行ったとき、シートとハンドルがもとの位置にもどります。

  • パワースイッチをACCまたはONにする

  • シートベルトを着用する

知識

パワーイージーアクセスシステムの作動について

降車時に、シートの位置が最後方付近にあるなど、パワーイージーアクセスシステムが作動しない場合があります。

カスタマイズ機能

パワーイージーアクセスシステムによる設定を変更できます。
(カスタマイズ一覧:→ポジションメモリー

ドライビングポジションを登録する/呼び出すには(ポジションメモリー)

登録方法

  1. シフトレバーがPの位置にあることを確認する
  2. パワースイッチをONにする
  3. 運転席・ハンドル・ヘッドアップディスプレイ表示をお好みの位置に調整する
  4. SET ボタンを押しながら、またはSET ボタンを押したあと3秒以内に1、2のうち登録したいボタンをブザーが鳴るまで押す
    すでに同じボタンに登録されている場合は、上書きされます。

呼び出し方法

  1. シフトレバーがPの位置にあることを確認する
  2. パワースイッチをONにする
  3. 1、2のうち呼び出したいポジションのボタンをブザーが鳴るまで押す

知識

ポジションの呼び出し作動を途中で止めたいとき

次のいずれかの操作をします。

  • SETボタンを押す

  • 1、2のボタンを押す

  • シート調整スイッチのいずれかを操作する(シートのみ作動停止)

  • ハンドル位置調整スイッチを操作する(ハンドルのみ作動停止)

音声対話サービスでの操作
★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

音声対話サービスを使用して次の操作をすることができます。

  • ドライビングポジションの登録

  • ドライビングポジションの呼び出し(シフトレバーがPの位置にあるときのみ操作可能)

音声対話サービスについては、別冊「マルチメディア取扱書」を参照してください。

登録できるシート位置(→調整するには

次のシート位置が登録できます。

  • 前後位置調整

  • リクライニング調整

  • クッション前端の上下調整

  • シート全体の上下調整

パワースイッチOFF後の作動

運転席ドアを開けて180秒以内、または運転席ドアを閉めて60秒以内に呼び出したいポジションのボタンを押すと、シートの位置が調整されます。

ポジションメモリーを正しくお使いいただくために

登録位置がシート各調整位置の最端部にある状態で、さらに同じ方向に操作をすると、呼び出し位置にずれが生じることがあります。

ポジションを呼び出すとき

ヘッドレストが天井にあたらないよう注意してください。

登録したシート位置が呼び出せないとき

シート位置を特定の範囲内に登録した場合、状況によってはシート位置を呼び出せないことがあります。詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。

警告

シート調整時の警告

シート調整中は、シートがリヤ席乗員にあたったり、運転者の体がハンドルに圧迫されたりしないよう注意してください。

電子キーにドライビングポジションを登録/呼び出し/解除するには(メモリーコール機能)

登録方法

お好みのドライビングポジションをあらかじめ1、2のいずれかのボタンに登録しておきます。

登録させたいキーのみ携帯して、運転席ドアを閉めてください。
車内にキーが2つ以上あると、正確に登録できません。

  1. シフトレバーがPの位置にあることを確認する
  2. パワースイッチをONにする
  3. 登録させたいドライビングポジション(1、2)を呼び出す
  4. 呼び出したドライビングポジションのボタンを押しながら、ドアロックスイッチの施錠側または解錠側を“ピー”とブザーが鳴るまで押す
    登録できなかった場合は、約3秒間ブザーが鳴り続けます。

呼び出し方法

  1. ドライビングポジションを登録した電子キーを携帯し、運転席ドアをスマートエントリー&スタートシステムまたはワイヤレスリモコンで解錠してドアを開ける
    ハンドルおよびヘッドアップディスプレイ表示を除くドライビングポジションが登録された位置へ動きますが、シート位置は乗り込みやすくするために、登録された位置より少し後方に動きます。
    ドライビングポジションがすでに登録された位置にある場合は、シートは動きません。
  2. パワースイッチをACCまたはONにするか、運転席シートベルトを着用する
    シート・ハンドル・ヘッドアップディスプレイ表示(パワースイッチをONにしたときのみ)が登録したドライビングポジションに動きます。

解除方法

解除させたいキーのみ携帯して、運転席ドアを閉めてください。
車内にキーが2つ以上あると、正確に解除できません。

  1. シフトレバーがPの位置にあることを確認する
  2. パワースイッチをONにする
  3. SETボタンを押しながら、ドアロックスイッチの施錠側または解錠側を“ピッピッ”とブザーが鳴るまで押す
    解除できなかった場合は、約3秒間ブザーが鳴り続けます。

知識

メモリーコール機能によるドライビングポジションの呼び出しについて
  • 電子キーごとにドライビングポジションを登録できるため、携帯する電子キーによっては呼び出されるドライビングポジションが異なる場合があります。

  • 運転席ドア以外のドアをスマートエントリー&スタートシステムで解錠した場合は、ドライビングポジションの呼び出しは行われません。その場合は、登録したドライビングポジションのボタンを押してください。

カスタマイズ機能

メモリーコール機能による解錠ドアの設定などを変更できます。
(カスタマイズ一覧:→ポジションメモリー

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