レバー操作でワイパーの作動を自動/手動に切りかえたり、ウォッシャーを作動させたりすることができます。

注意

フロントウインドウガラスが乾いているとき

ワイパーを使わないでください。
ガラスを傷付けるおそれがあります。

操作のしかた

次のようにレバーを操作すると、ワイパーまたはウォッシャーが作動します。

  • 間欠時間調整式ワイパー

    1. 停止
    2. 間欠作動(INT)
    3. 低速作動(LO)
    4. 高速作動(HI)
    5. 一時作動(MIST)

    間欠作動を選択しているとき、間欠時間を調整することができます。

    1. 間欠ワイパーの作動頻度(増)
    2. 間欠ワイパーの作動頻度(減)
    1. フロントウインドウガラス洗浄用のウォッシャー液を出す
      レバーを手前に引くとワイパーと連動してフロントウインドウガラス洗浄用ウォッシャーが作動します。(ワイパーが数回作動したあと、液だれ防止としてさらにもう1回作動します。ただし、走行中は液だれ防止作動は行いません)
    2. カメラ洗浄用のウォッシャー液を出す
      レバーを前方へ押すとパノラミックビューモニターのバックカメラ洗浄用ウォッシャーが作動します。
      ★:

      グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

      ※:

      カメラ洗浄システムについては、別冊「マルチメディア取扱書」を参照してください。

  • 雨滴感知式ワイパー

    1. 停止
    2. AUTO モード
    3. 低速作動
    4. 高速作動
    5. 一時作動

    を選択しているとき、雨滴量と車速に応じてワイパーが作動します。

    が選択されているときは、次のようにツマミをまわして、雨滴センサーの感度を調整できます。

    1. 雨滴センサーの感度調整(高)
    2. 雨滴センサーの感度調整(低)
    1. フロントウインドウガラス洗浄用のウォッシャー液を出す
      レバーを手前に引くとワイパーと連動してフロントウインドウガラス洗浄用ウォッシャーが作動します。(ワイパーが数回作動したあと、液だれ防止としてさらにもう1 回作動します。ただし、走行中は液だれ防止作動は行いません)
      ヘッドランプクリーナー装着車:パワースイッチがONの状態でヘッドランプが点灯しているとき、5回手前に引くごとにヘッドランプクリーナーが作動します。
    2. カメラ洗浄用のウォッシャー液を出す
      レバーを前方へ押すと次のカメラ洗浄用ウォッシャーが作動します。
      • デジタルインナーミラーのカメラ(→カメラのお手入れについて

      • パノラミックビューモニターのバックカメラ

      • ドライブレコーダーの後方カメラ

      ★:

      グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

      ※:

      カメラ洗浄システムについては、別冊「マルチメディア取扱書」を参照してください。

知識

作動条件

パワースイッチがONのとき

音声対話サービスでの操作について
★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

音声対話サービスを使用して次の操作をすることができます。

  • ワイパーを1回のみ作動

  • フロントウインドウガラス洗浄用のウォッシャー液を出す(停車中のみ操作可能)

音声対話サービスについては、別冊「マルチメディア取扱書」を参照してください。

車速による作動への影響
  • 間欠時間調整式ワイパー装着車

    低速作動選択時は停車時のみ間欠作動へ切りかわります。(間欠ワイパーの作動頻度が最大に調整されているときは、低速作動を続けます)

  • 雨滴感知式ワイパー装着車

    低速作動選択時は停車時のみ間欠作動へ切りかわります。(雨滴センサーの感度調整が最高に調整されているときは、低速作動を続けます)

雨滴感知センサー(雨滴感知式ワイパー装着車)
  • 雨滴感知センサーが雨滴量を判定します。

    光学センサーを使用しているため、フロントウインドウガラスに朝日や夕日が断続的にあたるときや、虫などで汚れたときに、正しく作動しないことがあります。

  • パワースイッチがONのときにワイパースイッチをにすると、動作確認のためワイパーが1 回作動します。

  • 雨滴感知センサーの温度が85℃以上または-15℃以下のときは、AUTO作動しないことがあります。その場合は、AUTOモード以外でワイパーを使用してください。

フロントドア開連動ワイパー停止機能(雨滴感知式ワイパー装着車)

AUTOモード選択中にシフトポジションがPにあり、ワイパーが作動しているとき、フロントドアを開けるとワイパーの水しぶきが車両の近くにいる人にかかるのを防ぐためにワイパーの作動が停止します。フロントドアを閉めると作動を再開します。

ウォッシャー液が出ないとき

ウォッシャー液量が不足していないのにウォッシャー液が出ないときは、ノズルのつまりを点検してください。

走行中にハイブリッドシステムを緊急停止したとき

ハイブリッドシステムを停止したときにワイパーが作動していた場合は、高速作動でワイパーの作動が継続します。車両停止後にパワースイッチをONにすると通常作動を再開し、運転席ドアを開けるとワイパーの作動を停止します。

カスタマイズ機能

機能の一部は、設定を変更することができます。(カスタマイズ一覧:→ユーザーカスタマイズ機能一覧

警告

AUTOモード時のワイパー作動について(雨滴感知式ワイパー装着車)

AUTO モードでは、センサーにふれたり、フロントウインドウガラスに振動があるなどの要因で不意にワイパーが作動するおそれがあります。ワイパーで指などを挟まないように注意してください。

フロントウインドウガラス洗浄用ウォッシャーを使用するときの警告

寒冷時はフロントウインドウガラスが暖まるまでウォッシャー液を使用しないでください。ウォッシャー液がフロントウインドウガラスに凍り付き、視界不良を起こして思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

注意

ウォッシャー液が出ないときは

ウォッシャースイッチを操作し続けないでください。
ポンプが故障するおそれがあります。

ノズルがつまったときは

ノズルがつまったときはトヨタ販売店へご連絡ください。
ピンなどで取り除かないでください。
ノズルが損傷するおそれがあります。

ワイパーアームを立てるとき

ワイパーを積雪時の停止位置に切りかえてから立ててください。(→ワイパーの停止位置切りかえ/ワイパーの立て方
停止位置を切りかえずに立てると、ワイパーアームとボンネットが干渉し、傷が付くおそれがあります。

雨滴感知センサー (雨滴感知式ワイパー装着車)

フロントウインドウガラスに撥水コーティングを行うと雨滴感知センサーが雨滴量を正確に感知できず、オート作動が正常に作動しないことがあります。

補機バッテリーあがりを防止するために

ハイブリッドシステムを停止した状態でワイパーを長時間作動しないでください。

ワイパーの停止位置切りかえ/ワイパーの立て方

ワイパーは使用していないとき、ボンネット下に格納されています。寒冷時やワイパーゴムを交換するときは、ワイパーの停止位置を格納位置からサービスポジションに切りかえた上でワイパーを立ててください。

サービスポジションへ切りかえる

パワースイッチをOFFにしたあと約45秒以内に、ワイパースイッチをの位置で約2秒以上保持する

ワイパーがサービスポジションに移動します。

ワイパーを立てる

ワイパーアームのフック部を持ってガラス面から引き上げる

知識

ワイパーを格納位置にもどすには

ワイパーを倒した状態でパワースイッチをONにし、いずれかのワイパー操作をしてください。作動後は格納位置で停止します。

注意

ワイパーを立てるときは
  • ワイパーがボンネット下の格納位置にあるとき、ワイパーを立てないでください。この位置でワイパーを立てるとボンネットに干渉し、傷が付くおそれがあります。

  • ワイパーブレードのみを持ってワイパーを立てないでください。ブレードが変形するおそれがあります。

  • ワイパーを立てた状態でワイパーを作動させないでください。ワイパーがボンネットに干渉し、傷が付くおそれがあります。

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