• 運転
  • 運転のアドバイス

寒冷時に備えて、準備や点検など正しく処置していただいた上で適切に運転してください。

冬を迎える前の準備について

  • 次のものはそれぞれ外気温に適したものをお使いください。

    • エンジンオイル

    • 冷却水

    • ウォッシャー液

  • バッテリーの点検を受けてください。

  • 冬用タイヤ(4輪)やタイヤチェーン(前2 輪)を使用してください。
    タイヤは4輪とも指定サイズで同一銘柄のものを、タイヤチェーンはタイヤサイズに合ったものを使用してください。
    (タイヤについて:→タイヤについて

    ※:

    18 インチタイヤ装着車には、タイヤチェーンを取り付けないでください。

知識

タイヤチェーンについて
  • 17 インチタイヤ装着車

    取り付け・取りはずし・取り扱い方法については次の指示に従ってください。

  • 安全に作業できる場所で行う

  • 前2 輪に取り付ける

  • タイヤチェーンに付属の取扱説明書に従う

  • 取り付け後約0.5 ~ 1.0km 走行したら締め直しを行う

  • 17 インチタイヤ非装着車

    タイヤとボデーの隙間が狭いため、タイヤチェーンを装着できません。

警告

冬用タイヤ装着時の警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、車両のコントロールが不能となり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡事故につながるおそれがあります。

  • 指定サイズのタイヤを使用する

  • 空気圧を推奨値に調整する

  • 装着する冬用タイヤの最高許容速度や制限速度をこえる速度で走行しない

  • 冬用タイヤを装着する際は、必ず4輪とも装着する

タイヤチェーンを装着するとき(17 インチタイヤ装着車)

次のことを必ずお守りください。お守りいただかないと、安全に車を運転することができずに、思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

  • 装着したチェーンに定められた制限速度、もしくは30km/h のどちらか低い方をこえる速度で走行しない

  • 路面の凹凸や穴を避ける

  • 急加速・急ハンドル・急ブレーキやシフト操作による急激なエンジンブレーキの使用は避ける

  • カーブの入り口手前で十分減速して、車のコントロールを失うのを防ぐ

  • LTA(レーントレーシングアシスト)を使用しない

  • LDA(レーンディパーチャーアラート)を使用しない

注意

タイヤチェーンの使用について(17 インチタイヤ装着車)

この車両に適合したトヨタ純正タイヤチェーンのご使用をおすすめします。
なお、トヨタ純正品以外のタイヤチェーンの中には、使用すると車体にあたり、走行のさまたげになるおそれがあるものもあります。市販のタイヤチェーンを使用する場合は、車体に干渉しないことをあらかじめご確認ください。詳しくはトヨタ販売店にご相談ください。

運転する前に

状況に応じて次のことを行ってください。

  • ドアやワイパーが凍結したときは無理に開けたり動かしたりせず、ぬるま湯をかけるなどして氷を溶かし、すぐに水分を十分にふき取ってください。

  • フロントウインドウガラス前の外気取り入れ口に雪が積もっているときは、エアコンのファンを正常に作動させるために、雪を取り除いてください。

  • 外装ランプ・ドアミラー・ドアガラス・車両の屋根・タイヤの周辺やブレーキ装置に雪や氷が付いているときは、取り除いてください。

  • 乗車する前に靴底に付いた雪をよく落としてください。

知識

寒冷地用ワイパーブレードについて
  • 降雪期に使用する寒冷地用ワイパーブレードは、雪が付着するのを防ぐために金属部分をゴムで覆ってあります。トヨタ販売店で各車指定のブレードをお求めください。

  • 高速走行時は、通常のワイパーブレードよりガラスがふき取りにくくなることがあります。その場合には速度を落としてください。

注意

ガラスに付いた氷を除去するとき

氷をたたいて割らないでください。
ガラスがひび割れるおそれがあります。

運転するとき

ゆっくりスタートし、車間距離を十分にとって控えめな速度で走行してください。

駐車するとき

  • パーキングブレーキのオートモードをOFF にしてください。パーキングブレーキが自動的に作動し、ブレーキ装置が凍結して解除できなくなるおそれがあります。

    また、次のシステムの使用は控えてください。オートモードをOFF にしていても、パーキングブレーキが自動的に作動します。

    • ブレーキホールドシステム

  • パーキングブレーキをかけると、ブレーキ装置が凍結して解除できなくなるおそれがあります。パーキングブレーキはかけずに、シフトレバーをPにして駐車し、必ず輪止めをしてください。
    輪止めをしないと、車が動き思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。

  • パーキングブレーキがオートモードのときは、シフトレバーをP にしたあとにパーキングブレーキを解除してください。(→オートモードをOFFにする

    パーキングブレーキスイッチを押しながら、エンジンスイッチをOFFしてください。

  • パーキングブレーキをかけずに駐車するときは、シフトレバーをPにした状態でシフトレバーが動かないことを確認してください。

  • 寒冷時にブレーキ部品がぬれた状態で車を駐車したままにすると、凍結するおそれがあります。

※:

輪止めは、トヨタ販売店で購入することができます。

このページは役に立ちましたか?