安心降車アシストは、リヤバンパー内側にある後側方レーダーセンサーを使用し、各席乗員による降車時のドアと車両・自転車の衝突可能性の判断の支援をすることで、事故被害低減に貢献するシステムです。
グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
安心降車アシストは、リヤバンパー内側にある後側方レーダーセンサーを使用し、各席乗員による降車時のドアと車両・自転車の衝突可能性の判断の支援をすることで、事故被害低減に貢献するシステムです。
グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
安全運転を行う責任は運転者にあります。常に周囲の状況を把握し、安全運転に努めてください。
安心降車アシストは、停車中に接近してくる車両や自転車の存在を乗員に提供する補助的なシステムです。本システムだけで安全を判断できるものではないため、システムを過信すると思わぬ事故につながり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。
状況によっては本システムが有効に機能しないことがあるため、乗員は自らの目視やミラーなどによる安全確認を行う必要があります。
強い日差しのもとでは、ドアミラーインジケーターが見えづらいことがあります。
大音量のオーディオや周辺環境などで大きな音がする場合、ブザー音が聞こえづらくなる場合があります。
機能の一部は、設定を変更することができます。(→設定を変更するには)
安心降車アシストのセンサーは、車両リヤバンパー内側に左右ひとつずつ設置されています。システムを正しく作動させるために次のことをお守りください。
センサー周辺のリヤバンパーは常にきれいにしておく
センサー周辺のリヤバンパーに汚れや着雪がある場合、警告表示とともにシステムが作動しなくなることがあります。その場合、汚れや雪を落としたあと、安心降車アシスト機能がON の状態でしばらく走行してください(目安:約10 分)。それでも警告表示が消えない場合はトヨタ販売店にて点検を受けてください。
センサーやセンサー周辺のリヤバンパーにアクセサリーを付けたり、ステッカー(透明なものを含む)やアルミテープなどを貼ったりしない
センサー周辺のリヤバンパーへの強い衝撃を避ける
センサーの位置や向きが少しでもずれると、車両を正しく検知できなくなったり、装置が正常に動作しなくなるおそれがあります。次のような場合には、必ずトヨタ販売店にて点検を受けてください。
センサーやセンサー周辺に強い衝撃を受けた
センサー周辺のリヤバンパーなどに傷や凹みがある、一部が外れている
センサーを分解しない
センサーやセンサー周辺のリヤバンパーを改造しない
センサーやリヤバンパーの脱着や交換が必要な場合は、トヨタ販売店にご相談ください。
リヤバンパーの塗装修理の際にはトヨタ設定色以外への変更は行わないでください
マルチインフォメーションディスプレイの (4.2インチディスプレイ)または(7インチディスプレイ/12.3インチディスプレイ)から、安心降車アシストのON/OFFを切りかえることができます。(→設定を変更するには)
安心降車アシストがOFF になると、運転支援情報表示灯が点灯し、マルチインフォメーションディスプレイに「安心降車アシスト OFF」と表示されます。エンジンスイッチがONになるたび、安心降車アシストはON になります。
安心降車アシストは後側方レーダーセンサーにより自車の後方を走行する次の車両・自転車を検知し、ドアミラーインジケーター、ブザー、メーターの表示によってその車両の存在を乗員に知らせます。
次の範囲に入った車両・自転車を検知します。
接近する車両・自転車の速度が速いほど、ドアミラーインジケーターは車両・自転車がより遠くにいる状況で点灯・点滅します。
次の条件をすべて満たしているときに作動します。
エンジンスイッチがONのとき、エンジンOFF後3 分以内、およびドアを開けて車内に乗り込んでから3 分以内(ドア開閉が行われた場合は、作動継続時間がさらに延長される場合があります)
安心降車アシストがON のとき
停車中
シフトレバーがR 以外のとき
安心降車アシストは、次のような状況で検知範囲に入った車両を検知します。
停車している自車と並行に走行する車両や自転車がドア(バックドアを除く)を開けた範囲付近を通過するとき
安心降車アシストは、次のような車両・自転車や車両・自転車以外のものを検知対象としません。
接近する車両・自転車の速度が遅いとき
ドア(バックドアを除く)を開いたときに、衝突する可能性が低いと判断された車両・自転車
真うしろから接近する車両・自転車
前方から接近する車両・自転車
ガードレール・壁・標識・駐車車両などの静止物
歩行者・動物など
状況によっては検知をすることがあります。
安心降車アシストは、次のような状況では作動しません。
エンジンOFF 後に3 分以上経過した場合(ドア開閉が行われた場合は、作動継続時間が延長される場合があります)
自車が完全に停車していないとき
次のような状況では車両や自転車を有効に検知しないおそれがあります。
センサーやセンサー周辺への強い衝撃などにより、センサーの位置や向きがずれているとき
泥・雪・氷・ステッカーなどがセンサーやセンサー周辺のリヤバンパーに付着したとき
大雨・雪・霧などの悪天候時、水たまりなどのぬれた路面に停車しているとき
隣の駐車車両に後続する車両や自転車
後方で急な進路変更をして接近する車両や自転車
発進した直後の車両や自転車
バックドアが開いているとき
車両後部に自転車キャリアなどのアクセサリーやスロープを装着しているとき
後方に駐車車両や壁・標識などの静止物や人がいるとき
道路に対して傾いて停車しているとき
接近する車両や自転車の周囲に走行する車両があるとき
接近する車両や自転車が壁・標識などの静止物の横を走行しながら接近しているとき
車両や自転車が高速で接近するとき
けん引しているとき
急勾配の坂道に停車しているとき
カーブの途中や終了地点に停車しているとき
特に次のような状況では不要な検知が増えることがあります。
センサーやセンサー周辺への強い衝撃などにより、センサーの位置や向きがずれているとき
自車の後方からずれた状態で車両や自転車が接近するとき
道路に対して傾いて停車しているとき
斜めに駐車している後方を車両や自転車が接近するとき
後方に駐車車両や壁・標識などの静止物や人がいるとき
後方で急な進路変更をして接近する車両や自転車
接近する車両や自転車が壁・標識などの静止物の横を走行しながら接近しているとき
バックドアが開いているとき
車両後部に自転車キャリアなどのアクセサリーやスロープを装着しているとき
車両や自転車が高速で接近するとき
けん引しているとき
急勾配の坂道に停車しているとき
カーブの途中や終了地点に停車しているとき
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