正しいエンジンのかけ方(→エンジンを始動するには)に従っても、エンジンがかからないときは、次の状況の中であてはまるものを確認し、適切に対処してください。

スターターは正常にまわっているのにエンジンがかからない場合

次の原因が考えられます。

  • 燃料が入っていない可能性があります。
    給油してください。

  • 燃料を吸い込みすぎている可能性があります。
    再度、正しい手順(→エンジンを始動するには)に従って、エンジンをかけてください。

  • エンジンイモビライザーシステムに異常がある可能性があります。(→エンジンイモビライザーシステム

  • シフト制御システムに異常がある可能性があります。(→電子キーの機能が停止するとき

    ※:

    シフトポジションをP から切りかえることができない可能性があります。

スターターがゆっくりまわる/室内灯・ヘッドランプが暗い/ホーンの音が小さい、または鳴らない場合

次の原因が考えられます。

スターターがまわらない場合

電子キーの電池切れやヒューズ切れなど、電気系統異常の可能性があります。異常の種類によっては、エンジンを一時的な処置でかけることができます。(→緊急時の始動について

スターターがまわらない/室内灯・ヘッドランプが点灯しない/ホーンが鳴らない場合

次の原因が考えられます。

対処の方法がわからないとき、あるいは対処をしてもエンジンがかからないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。

緊急時の始動について

通常のエンジン始動操作でエンジンが始動しないときは、次の手順でエンジンが始動する場合があります。
緊急時以外は、この方法で始動させないでください。

  1. パーキングブレーキがかかっていることを確認するため、パーキングブレーキスイッチを引く(→マニュアルモード
    メーター内のパーキングブレーキ表示灯が点灯します。
  2. エンジンスイッチをACCにする
  3. ブレーキペダルをしっかり踏んでエンジンスイッチを約15秒以上押し続ける

上記の方法でエンジンが始動しても、システムの故障が考えられます。ただちにトヨタ販売店で点検を受けてください。

※1:

カスタマイズメニューでON / OFF を切りかえることができます。(→車両カスタマイズ設定一覧

※2:

ACC がない場合は、エンジンスイッチをON にしたあとにエンジンスイッチをOFF にして、5 秒以内に次の手順を実施してください。

このページは役に立ちましたか?