正常にAC外部給電できないときは

 
ブックマーク
あとで読む

正しい手順に従って作業しても外部給電が開始されない場合は、それぞれ次の事項をご確認ください。

AC 外部給電システムが正常に作動しないとき

次の記載を参照して、それぞれ必要な処置を行ってください。

外部給電モードの選択画面(→AC外部給電を開始するときは)が表示されない

考えられる原因

対処方法

ヴィークルパワーコネクタがしっかりと接続されていない

ヴィークルパワーコネクタを接続してからパワースイッチをONにする際、しっかりと接続されていないと外部給電モードの選択画面が表示されません。

いったんヴィークルパワーコネクタを取りはずし、再度、“カチッ”と音がするまで確実に挿し込んでください。

ブレーキペダルを踏みながらパワースイッチを操作している

ブレーキペダルから足を離してパワースイッチを操作してください。

パワースイッチがACCになっている

パワースイッチがOFFの状態から、ブレーキペダルを踏まずに、パワースイッチをONにしてください。

シフトレバーがP以外にある

シフトレバーがPの位置にあることを確認してください。

HV給電モードを選択できない

考えられる原因

対処方法

燃料が不足している

燃料残量警告灯(→燃料残量警告灯)を確認し、点灯している場合はすみやかに燃料を補給してください。

EV給電モードを選択できない

考えられる原因

対処方法

駆動用電池の残量が不足している

駆動用電池の残量を確認し(→計器類の位置)、残量が少なくなっているときは、駆動用電池を充電してください。(→普通充電のしかた

ヴィークルパワーコネクタの電源スイッチを押してもAC外部給電が開始されない

考えられる原因

対処方法

電源スイッチを2回押す間隔が長すぎる、または電源スイッチを2回よりも多く押している

電源スイッチは、約3秒以内に2回連続で押してください。(→AC外部給電を開始するときは

消費電力の合計が1500W をこえている

電気製品の電源プラグを抜き、消費電力の合計が1500W 以下になっているかを確認後、パワースイッチをOFF にし、はじめから操作をやり直してください。

電気製品が故障している

電気製品の電源プラグを抜き、製品自体が故障していないかを確認してください。

特に外気温が高いときなど、駆動用電池が高温になっている

いったんヴィークルパワーコネクタを取りはずしてから車両を日陰に移動したり、エアコンを使用したりするなどして車内の温度を下げ、再度、AC 外部給電を開始してください。

特に外気温が低いときなど、駆動用電池が低温になっている

いったんヴィークルパワーコネクタを取りはずしてからしばらく走行したり、エアコンを使用したりするなどして駆動用電池をあたためてから使用してください。

コンセントがショートしている

電気製品の電源プラグを抜き、下記項目を確認後、はじめから操作をやり直してください。

  • ピンなどの異物が挿さっていないか

  • 飲料水、雨水、雪などが付着していないか

  • ほこりやごみが付着していないか

駆動用電池の残量が不足している

駆動用電池の残量を確認してください(→計器類の位置)。

残量が少なくなっているときは、ヴィークルパワーコネクタを取りはずし、ブレーキペダルをしっかり踏みながらパワースイッチを押して、駆動用電池の残量を回復させてください。または、普通充電を実施し、駆動用電池の残量を回復させてください(→普通充電のしかた)。

このページは役に立ちましたか?