前方カメラを使って特定の道路標識を認識し、ディスプレイに表示して道路標識の情報を運転者にお知らせします。
認識した道路標識の制限速度に対し、運転者が制限速度を超過して走行、または禁止行為を行っている等とシステムが判断した場合に、告知表示およびブザー音で運転者に告知します。
グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
前方カメラを使って特定の道路標識を認識し、ディスプレイに表示して道路標識の情報を運転者にお知らせします。
認識した道路標識の制限速度に対し、運転者が制限速度を超過して走行、または禁止行為を行っている等とシステムが判断した場合に、告知表示およびブザー音で運転者に告知します。
RSAは、道路標識の情報を知らせることで運転者を支援しますが、運転者自身の確認や認識を代行するものではありません。安全運転を行う責任は運転者にあります。常に周囲の状況を把握し、安全運転に努めてください。
前方カメラによって標識を認識すると、マルチインフォメーションディスプレイに表示します。
運転支援機能情報を選択したときは、最大3つ(縦型ディスプレイ)または、2つ(横型ディスプレイ)の標識を表示できます。(→マルチインフォメーションディスプレイ(縦型ディスプレイ), マルチインフォメーションディスプレイ(横型ディスプレイ))
運転支援機能情報以外を選択したときは、次のいずれかの標識が表示されます。
最高速度標識
車両進入禁止標識(告知時のみ)
速度制限標識以外を認識した場合、速度標識の重複表示にてお知らせします。
電光標識も含めて、次の種類の道路標識を認識します。
ただし、規定外の標識、新しく導入された標識は認識されない場合があります。
最高速度
車両進入禁止
一時停止
はみ出し通行禁止
終わり
マルチインフォメーションディスプレイに、表示されません。
次の状況では、システムが告知表示で運転者に告知します。
自車の車速がマルチインフォメーションディスプレイに表示されている制限速度より、一定の速度を超過すると、最高速度標識の強調やブザーの吹鳴をします。
システムが進入禁止の標識を認識し、自車が進入禁止区域に進入したと判定したときには、マルチインフォメーションディスプレイに表示される車両進入禁止標識の点滅やブザーの吹鳴をします。
はみ出し通行禁止標識がマルチインフォメーションディスプレイに表示されているときに、自車の追い越しを検出すると、はみ出し通行禁止標識の点滅やブザーの吹鳴をします。
状況によっては、告知表示が正常に作動しない場合があります。
次の状況では、最高速度・はみ出し通行禁止の標識表示が消えます。
一定の距離を走行中、新しい標識が認識されないとき
右左折等により走行する道路が変わったとシステムが判定したとき
終わり標識の下に対象標識を認識したとき
次の状況では、一時停止・車両進入禁止の標識表示が消えます。
標識を通過したとシステムが判定したとき
右左折等により走行する道路が変わったとシステムが判定したとき
次のような状況では、システムが正常に標識を認識できず、正しい標識の表示がされない場合があります。
前方カメラやセンサー周辺への強い衝撃などにより、センサーの位置や向きがずれているとき
汚れ・雪・ステッカー等がフロントウインドウの前方カメラの近くにあるとき
悪天候時(霧・雪・砂嵐・大雨など)
強い光(太陽光や対向車のヘッドランプ光など)が前方カメラに直接あたっているとき
標識に汚れ・色あせ・傾きや曲がりがあるとき
電光標識のコントラストが低いとき
標識の全体または一部が、木・電柱などで隠れているとき
前方カメラが標識を認識する時間が短いとき
運転の状況(曲がる・車線変更等)が誤って判断されたとき
標識が高速道路の分岐した直後、または合流直前の隣の車線にあるとき
先行車の後部分にステッカーが貼ってあるとき
システムが対応している標識と類似した標識が認識されたとき
側道の速度標識が前方カメラの認識範囲内に入ったとき
ロータリー(環状交差路)を走行しているとき
重い荷物を積むなど車両が傾いているとき
十分な光がなかったり、明るさが急激に変化したりしたとき
トラックなどの車両を対象にした標識を認識したとき
マルチインフォメーションディスプレイとナビゲーションシステムに表示される最高速度標識が異なる場合があります。
マルチインフォメーションディスプレイに最高速度標識が表示されているときに、パワースイッチをOFFにすると、次回パワースイッチをONにした時には再度同じ標識が表示されます。
システムに異常があるおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてください。
一部の機能は、設定を変更することができます。(→ユーザーカスタマイズ機能一覧)