ETC(Electronic Toll Collection)サービスは、有料道路の通過をスムーズに行うために、自動で料金を精算するシステムです。
路側無線装置と車両のETC2.0ユニットとの間で通信を行い、料金はお客様が登録されたETCカードの引き落とし口座から後日引き落とされます。
ETC2.0ユニットのセットアップ手続きが完了しているかを確認してください。
「道路事業者からのお願い」(→道路事業者からのお願い)をよくお読みください。特に、次の点に注意してください。
知識
お車のナンバープレートが変更になった場合、お車をけん引可能な車両に改造した場合、再度ETC2.0ユニットのセットアップ手続きが必要になりますので、トヨタ販売店にご相談ください。
警告
安全のため、運転者は走行中にETCカードの抜き差し、およびETC2.0ユニットの操作を極力しないでください。
走行中の操作はハンドル操作を誤るなど思わぬ事故につながるおそれがあり危険です。車を停車させてから操作をしてください。
注意
ETC2.0ユニットを用いたサービスには、様々な制約があります。
サービス提供者が案内する利用方法をご確認ください。
路側無線装置との通信の妨げにならないよう、ETCアンテナ(インストルメントパネル中央付近に内蔵されています。)の上方には物を置かないでください。
ETCアンテナの近くに電波を発する電子機器を設置しないでください。電波干渉により、無線通信が正常に行われず、開閉バーが開かない、料金決済サービスが正しく受けられない等の原因となる可能性があります。
<干渉の可能性がある主な機器>
・Wi-Fi®を搭載した機器(モバイルルータ、携帯電話等)
・トヨタ純正品以外の無線機器
<干渉が発生した場合の対処>
・ETCアンテナからできるだけ距離を離し設置するか、干渉する機器を取り外して下さい。
・Wi-Fi®を搭載した機器は、2.4GHzワイヤレスネットワークを選択して下さい。(可能であれば)
フロントガラスのよごれや積雪がひどい場合は、それらを取り除いてください。
車両1台に対して複数のETCユニット又はETC2.0ユニットを取りつけると、ゲートの開閉バーが開かないことがあります。
ETCカードを挿入する前
注意
ETCカードに記載された有効期限を、あらかじめ確認してください。
ETCカードの有効期限が切れていると、開閉バーが開かず、思わぬ事故につながるおそれがあります。
セロハンテープ・シールなどが貼ってあるETCカードは使用しないでください。
ETCカード接点に汚れが付着していないかを確認してください。
汚れが付着していると、エラーが発生したり、開閉バーが開かなくなる恐れがあります。
ETCカードは汚れの付きにくい場所に保管するとともに、ETC接点部を定期的にクリーニングしてください。(→ETC2.0ユニット内部のカード接点のクリーニング)
ETCカードを挿入した後
注意
ETCを利用する際は、あらかじめETCカードが確実にETC2.0ユニットに挿入されていることと、ETC2.0ユニットが正常に作動していることを確認してください。
ETC2.0ユニットがETCカードを認証するまでには数秒かかりますので、料金所手前でETCカードを挿入すると、開閉バーが開かず、思わぬ事故につながるおそれがあります。
ETCゲート手前、ETCゲート、高速道路を走行中、ETCカードを抜いたり挿したりしないでください。ETCカード内のデータが破損したり、正しく料金清算が行われなくなる恐れがあります。
料金所を通過するときは
ETC料金所には、料金支払い方法に応じて、ETC専用車線、混在車線、一般車線(一般レーン)があります。
ETCを利用する場合は、ETC専用車線、混在車線に進入してください。ただし、高速道路利用中、カード書込みエラー通知などあった場合は、一般車線(一般レーン)もしくは、混在車線を利用してください。
注意
ETC車線(「ETC専用」又は「ETC/一般」)の進入は、十分な車間距離をとり、約20km/h以下の安全な速度で進入してください。
ETC車線を通行するときは、前車との車間距離を保持した上で、開閉バーの手前で安全に停止できるように十分に減速し、開閉バーが開いたことを確認してから通行してください。
ETC車線で、開閉バーが開かない等の理由で停止された場合には、危険ですので絶対に車をバックさせないでください。
スマートICについて
注意
スマートICは、ETC専用インターチェンジです。
車が停止した状態で通信のやりとりが行われ、開閉バーが開くシステムとなっておりますので、必ず開閉バーの手前で一旦停止してください。
車載器管理番号について
注意
車載器管理番号は、ETCの各種登録型サービスを受ける場合にあたって必要な番号です。『セットアップ申込書・証明書(お客様保存用)』を大切に保管していただくとともに、車載器管理番号を別に記録し、保管するようにしてください。
車載器管理番号シールを貼って大切に保管してください。