計器類(12.3インチマルチインフォメーションディスプレイ装着車)

メニュー
 
ブックマーク
あとで読む

走行に関する各種の情報がメーターに表示されます。

メーターの表示について

計器類の位置

マルチインフォメーションディスプレイのから、メーター表示タイプを切りかえることができます。(→設定について

知識

メーター・ディスプレイの作動条件

パワースイッチがONのとき

エンジン回転数について

ハイブリッド車のエンジン回転数は、燃費の向上や排気ガス低減などのため、ち密に制御されています。走行条件や運転条件が同じでも、エンジン回転数が異なる場合があります。

ハイブリッドシステムインジケーター
  1. チャージエリア
    回生ブレーキ機能により、エネルギーを回収している状態を示します。
    回生した電力は、駆動用電池を充電します。
  2. エコエリア
    エコ運転(環境に配慮した走行)をしている状態を示します。
    インジケーターのバー表示をエコエリアに保つことで、エコ運転が可能です。
  3. パワーエリア
    全開走行時など、エコ運転の範囲をこえている状態を示します。
  4. ハイブリッドエコエリア
    ガソリンエンジンの動力を使用しない状況を多く含む状態を示します。
    ガソリンエンジンは、各種の条件により自動的に停止・再始動します。
※:

ここでの回生の意味は、運動エネルギーを電気エネルギーに変換することです。

航続可能距離について
  • 運転履歴から学習した燃費と現在の燃料残量から算出した走行可能な距離を表示します。使用環境(気象、渋滞など)や運転方法(急発進、エアコンの使用など)に応じて燃費がかわるため、実際に走行できる距離とは異なります。

  • 燃料給油量が少量(約5L 以下)のとき、表示が更新されないことがあります。この場合、燃料計の表示と共に更新することができます。(→燃料計と航続可能距離の手動更新について

  • 「給油してください」と表示されたときは、燃料残量が少ないため、航続可能距離の計算ができません。その場合は、すみやかに給油してください。

燃料計と航続可能距離の手動更新について

燃料計と航続可能距離は連動しています。少量給油後に燃料計と航続可能距離の表示が更新されない場合、次の操作を行うことで表示を更新することができます。

  1. 車両を平坦な場所に停車させる
  2. ODO TRIPスイッチを押してオドメーター/トリップメーターディスプレイをオドメーター表示に切りかえる
  3. パワースイッチをOFFにする
  4. ODO TRIPスイッチを押したまま、パワースイッチをONにする
  5. そのまま約5秒間ODO TRIPスイッチを押し続け、オドメーターが点滅を開始したら手をはなす

オドメーターが約5秒間点滅したあと通常の表示にもどれば、更新は終了です。

外気温表示について
  • 外気温度を- 40 ℃~ 50 ℃のあいだで表示します。

  • 外気温度が約3 ℃以下のときは、外気温表示の横にが点滅し、そのあと点灯します。

  • 次の場合は、正しい外気温が表示されなかったり、温度表示の更新が遅くなったりすることがありますが、故障ではありません。

    • 停車しているときや、低速走行(約20km/h以下)のとき

    • 外気温が急激に変化したとき(車庫・トンネルの出入り口付近など)

  • “--”または“E”が表示されたときは、システム故障のおそれがあります。トヨタ販売店で点検を受けてください。

液晶ディスプレイについて

液晶ディスプレイについて

フリー/オープンソースソフトウェア情報について

本製品はフリー/オープンソースソフトウェアを含んでいます。

このようなフリー/オープンソースソフトウェアのライセンス情報やソースコードの両方またはどちらか片方は以下のURL で入手することができます。

https://www.denso.com/global/en/opensource/meter/toyota/

カスタマイズ機能

マルチインフォメーションディスプレイので、計器類の表示を変更できます。(→設定について

警告

低温時の画面表示について

画面の温度が極めて低いときは、画面表示の切りかえが遅れる場合がありますので、車室内を暖めてからご使用ください。

例えばシフトレンジ表示を使用した場合、シフト操作をしてもすぐにレンジの表示が切りかわらないことで運転者がダウンシフトしなかったと誤解し、再度ダウンシフトすることによって急激に過度のエンジンブレーキがかかり、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

注意

ハイブリッドシステムや構成部品への損傷を防ぐために

水温計の表示がHのレッドゾーンに入ったときは、オーバーヒートのおそれがあるので、ただちに安全な場所に停車してください。完全に冷えたあと、エンジンを確認してください。(→オーバーヒートしたときは

オドメーター/トリップメーターディスプレイ

表示項目

  • オドメーター

    走行した総距離を表示します。

  • トリップメーターA/トリップメーターB

    リセットしてからの走行距離を表示します。トリップA・トリップBの2種類で使い分けることができます。

表示の切りかえ

ODO TRIP スイッチを押すごとに、オドメーター/トリップメーターA /トリップメーターB の順に表示が切りかわります。

トリップメーターの表示中にスイッチを押し続けると、走行距離が0にもどります。

時計を操作するには

  • マルチメディアディスプレイ非装着車

マルチインフォメーションディスプレイのから、時計に関する次の設定を変更できます。

  • 分を00にする

  • 12時間表示/24時間表示の切りかえ

  • 時刻の調整

分を00にするには

  1. メーター操作スイッチのを長押しして、コンテンツ表示エリア(中央)にカーソルを表示させる
  2. またはを押してを選択し、を押す
  3. メーター操作スイッチのまたはを押して「時計設定」を選択する

時計設定」を選択中にメーター操作スイッチのを押すと、分を00に合わせることができます。

  • 0~29分は切り下げられます。

    (例えば、1:00~1:29は1:00になります)

  • 30~59分は切り上げられます。

    (例えば、1:30~1:59は2:00になります)

時刻を調整するには

  1. メーター操作スイッチのを長押しして、コンテンツ表示エリア(中央)にカーソルを表示させる
  2. メーター操作スイッチのまたはを押してを選択し、を押す
  3. メーター操作スイッチのまたはを押して「時計設定」を選択する
  4. 時計設定」を選択中にメーター操作スイッチのを長押しする
  5. メーター操作スイッチのまたはを押して「12H」/「24H」・「時」・「分」のいずれかの項目を選択する
  6. メーター操作スイッチのまたはを押して表示内容を変更する

設定が完了したら、を押して前の画面にもどします。

  • マルチメディアディスプレイ装着車

    マルチメディアディスプレイから、時計の設定を変更できます。

    詳しくは「マルチメディア取扱書」を参照してください。