T-Connectを利用するには、別途利用手続きをしていただく必要があります。(→利用手続きをする

安全にご利用するため注意すること

T-Connectをご利用になるときは、次の注意事項を必ずお守りの上、正しくお使いください。

走行中の操作、表示規制について

※:

T-Connectナビキット装着車

走行中にT-Connectをご利用になると、安全のため、操作の一部を制限したり、コンテンツによってはT-Connect Viewerのコンテンツ表示部分を覆って、メッセージを表示します。
このようなコンテンツをご覧になるときは、安全な場所に車を停車させてご覧ください。

消耗品について

※:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

エアバッグ作動による自動通報を補助するため、ヘルプネット専用補助バッテリーを搭載しています。
寿命による交換時期は、ヘルプネットスイッチの表示灯(赤点滅)でお知らせします。また、エアバッグ作動による自動通報を実施した際は、安全のため交換をお願いします。
ヘルプネット専用補助バッテリーの交換についてはトヨタ販売店にご相談ください。

警告

  • 安全のため、運転者は走行中に極力操作(音声操作も含む)をしないでください。
    走行中の操作はハンドル操作を誤るなど、思わぬ事故につながるおそれがあります。車を停車させてから操作をしてください。
    なお、走行中に画面を見るときは、必要最小限の時間にしてください。

掲載画面について

本書で使用している画面の表示内容は、サンプル表示となっております。

通信機器について

T-Connectは、通信モジュール(DCM)、Wi-Fi®テザリング対応機器(スマートフォン/Wi-Fi®ルーター等)を利用して、データ通信を行います。

※:

T-Connectナビキット装着車

通信モジュール(DCM)について

車両に装着した通信モジュール(DCM)で通信を行います。
ご利用にはT-Connect利用申込みのうえ、利用開始操作(→利用手続きをする)が必要です。
通信費はT-Connect利用料金に含まれます。利用料金は、トヨタ販売店またはT-ConnectのWebサイト(https://toyota.jp/tconnectservice/)でご確認ください。
リコール情報等のお車に関する大切なお知らせをトヨタまたはトヨタ販売店からリモートメンテナンスメールによりお送りするため、T-Connectの利用契約の有無にかかわらず、通信を行う場合があります。(この場合の通信費は無料です。)

Wi-Fi®機器について

※:

T-Connectナビキット装着車

お客様のスマートフォンがWi-Fi®テザリングに対応しているかをご確認ください。
詳しくは、ご契約されている通信事業者にご確認ください。

通信モジュール(DCM)について

通信モジュール(DCM)は通信アンテナを使用します。

通信アンテナは、ルーフ後部とインストルメントパネルに設置されています。

知識

  • 通信モジュール(DCM)は、電波法および電気通信事業法の基準に適合しています。製品本体のネームプレートはその証明ですので、ネームプレートの記載を削除しないでください。

  • 通信モジュール(DCM)を分解・改造すると、法律により罰せられることがあります。

  • フリー/オープンソースソフトウェア情報について

    • 本製品はフリー/オープンソースソフトウェアを含んでいます。
      このようなフリー/オープンソースソフトウェアのライセンス情報やソースコードの両方またはどちらか片方は以下のURLで入手することができます。
      https://www.denso.com/global/en/opensource/dcm/toyota/

ペースメーカーやその他の医療用電気機器をお使いの方は

データ通信時の電波について、次の点にご注意ください。

警告

  • 植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器以外の医療用電気機器をお使いの方は、T-Connectをお使いになる前に、医師や医療用電気機器の製造事業者などに個別にご相談ください。電波により医療用電気機器の動作に影響を与えるおそれがあります。

データ通信時の留意事項

T-Connectは、データ取得時に通信を行います。

次の点をご理解の上、正しくお使いください。

  • 通信方式は、KDDI株式会社のLTE方式です。
    LTEサービスエリアでは、最大150Mbpsのデータ通信サービスがご利用いただけます。サービスエリアは同社サービスエリア図をご参照ください。
    なお、通信状況は様々な要因で変動します。必ずしもサービスエリア内にいれば、常に通信が可能というわけではありません。

  • 次のような通信環境では、データ通信できません。

    • トンネルの中にいるとき

    • 地下駐車場にいるとき

    • 山奥などの通信圏外にいるとき

    • 回線が混雑しているなど、発信規制中のとき

  • リコール等の大切なお知らせをお送りするため、T-Connectを契約されない場合または解約された場合であっても、初度登録日から一定期間、通信事業者との間で通信回線を維持します。

  • 通信モジュール(DCM)の回線維持期間経過後にT-Connectを新たにご契約いただく場合、通信モジュール(DCM)の回線を接続するための費用が必要になることがありますので、あらかじめご了承ください。

  • この先、通信事業者にて通信に使用する電波が変更もしくは打ち切りになった場合、T-Connectが使用できなくなります。(その場合には事前にご連絡します。)

  • 画面上部(タイトル)に、ネットワーク接続中は「接続中」、コンテンツ読み込み中は「しばらくお待ちください」が表示されます。また、コンテンツ読み込み中は、タイトルの下に読み込み状況がバーで表示されます。バーの表示が消えて、コンテンツのタイトルが表示されたら、画面の操作を行ってください。

    • 走行中のためにコンテンツの表示が制限されている場合は、コンテンツの読み込みが終了すると、<ピッ>という音でもお知らせします。

  • 通信中は、ネットワーク接続中であることをお知らせするため、通信中マークが表示されます。

知識

  • T-Connectはデータ取得に通信を利用するため、通信環境の整わない状況では通信を利用するサービスはすべて利用できません。

  • データ取得までの時間は、本機の状態やデータの内容、電波状態によって異なります。

  • GPS信号を長い間(数カ月間)受信していないとき、または12Vバッテリーとの接続が断たれたときは、データ通信ができなくなることがあります。この場合は、GPS信号が受信できる場所(できるだけ見晴らしの良い場所)に車を移動し、再度試してみてください。

受信レベルについて

画面右上に受信レベルが表示されます。データ通信時の目安にしてください。

  • 通信モジュール(DCM)使用時

    レベル

    表示

    圏外

  • Wi-Fi®テザリング対応機器(スマートフォン/Wi-Fi®ルーター等)使用時

    レベル

    表示

    圏外/未接続

知識

  • 受信レベル表示が「圏外」の場合でも、本機はデータ取得動作を行いますが、一定時間経過してもデータ取得できない場合は、自動的に中止します。中止までの時間は本機の通信状態によって異なります。