設定温度に合わせて吹き出し口と風量を自動で調整します。
エアコン操作パネルと、トヨタマルチオペレーションタッチのエアコン操作画面で操作します。
トヨタマルチオペレーションタッチについての詳しい説明はトヨタマルチオペレーションタッチ(T-Connectナビゲーションシステム装着車)を参照してください。
設定温度に合わせて吹き出し口と風量を自動で調整します。
エアコン操作パネルと、トヨタマルチオペレーションタッチのエアコン操作画面で操作します。
トヨタマルチオペレーションタッチについての詳しい説明はトヨタマルチオペレーションタッチ(T-Connectナビゲーションシステム装着車)を参照してください。
グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。
設定温度を上げるときは、エアコン操作パネルにある温度調整スイッチのを押す、またはエアコン操作画面にある温度調整スイッチのを選択する
設定温度を下げるときは、エアコン操作パネルにある温度調整スイッチのを押す、またはエアコン操作画面にある温度調整スイッチのを選択する
スイッチを押し続けるまたは選択し続けると、温度が連続して変化します。
冷房・除湿スイッチの作動表示灯が点灯していない場合は、送風または暖房で使用できます。
風量を増やすときはエアコン操作パネルの風量増スイッチを押す、またはエアコン操作画面の風量増スイッチを選択する
風量を減らすときはエアコン操作パネルの風量減スイッチを押す、またはエアコン操作画面の風量減スイッチを選択する
エアコン操作パネルのOFFスイッチを押すと、ファンが止まります。
エアコン操作画面の吹き出し口切りかえスイッチを選択する
スイッチを選択するたびに吹き出し口が切りかわります。
:上半身に送風
:上半身と足元に送風
:足元に送風
:足元に送風・フロントウインドウガラスの曇りを取る
エアコン操作画面の内外気切りかえスイッチを選択する
スイッチを選択するたびに内気循環/外気導入が切りかわります。
内気循環を選択しているときは、スイッチの表示灯が点灯します。
エアコン操作画面の冷房・除湿スイッチを選択する
冷房・除湿機能がONのときは、スイッチの作動表示灯が点灯します。
燃費を優先するため冷房/暖房の効きを抑えます。
エアコン操作画面のエコ空調スイッチを選択する
エコ空調モードがONのときは、スイッチの作動表示灯が点灯します。
エアコン操作パネルのフロントデフロスタースイッチを押す
除湿機能が作動し、風量が増えます。内気循環にしている場合は、外気導入にしてください。(自動的に外気導入に切りかわることがあります)
風量を強くし、設定温度を上げると、より早く曇りを取ることができます。曇りが取れたら再度フロントデフロスタースイッチを押すと前のモードにもどります。
フロントデフロスターがONのときは、スイッチの作動表示灯が点灯します。
リヤウインドウガラスの曇りを取るときや、ドアミラーから雨滴や霜を取るときに使用してください。
エアコン操作パネルのリヤウインドウデフォッガー&ミラーヒータースイッチを押す
リヤウインドウデフォッガー&ミラーヒーターがONのときは、スイッチの作動表示灯が点灯します。
リヤウインドウデフォッガーとミラーヒーターは、約15分後に自動的にOFFになります。
エアコン操作画面のオプション画面表示スイッチを選択する
次の機能のON/OFFを切りかえることができます。
機能がONのときは、表示灯が点灯します。
車室内の湿度が高いときはガラスが曇りやすくなります。その場合は、冷房・除湿機能をONにすると、吹き出し口から除湿された風が出るため、効果的に曇りを取ることができます。
冷房・除湿機能をONからOFFにすると、ガラスが曇りやすくなります。
内気循環を使うとガラスが曇る場合があります。
オート設定時、湿度センサーでフロントウインドウガラス内側の曇りを検知し、エアコンを自動的に制御して曇りを防ぎます。
トンネルや渋滞などで、汚れた外気を車内に入れたくないときや、外気温度が高いときに冷房効果を高めたい場合は、内気循環にすると効果的です。
設定温度や室内温度などにより、自動的に切りかわる場合があります。
冷房・除湿スイッチを選択しても除湿機能が働かない場合があります。
エコドライブモードは燃費性能を優先させるため、空調システムが次のように制御されます。
FCシステムやコンプレッサーの作動を制御し、暖房/冷房の能力を抑制します。
オート設定での使用時、ファンの風量を抑制します。
空調の効きをよりよくしたいときは、次の操作を行ってください。
風量を調整する
エコドライブモードを解除する(→走行モードを選択するには)
エコ空調モードを解除する
エコドライブモード時は自動でエコ空調モードに切りかわっていますが、その場合でもエコ空調スイッチを選択するとエコ空調モードを解除することができます。
内気循環に切りかわり、上半身に送風して花粉を除去します。
花粉除去モードは、しばらくすると自動的にOFFになります。
外気温が低いときは、フロントウインドウガラスの曇りを防止するために除湿機能が作動する、または内気循環に切りかわらない場合があります。
花粉除去モードがOFFのときも花粉はフィルターで取り除かれています。
エアコンには「ナノイー」発生装置が搭載されています。この装置は助手席側の吹き出し口を通じて、水に包まれた肌や髪にやさしい弱酸性の「ナノイー」を放出し、室内を爽やかな空気で満たします。
ファンが作動すると、自動的に「ナノイー X」が作動します。
「ナノイー X」の作動中、次の条件で効果を発揮します。次の条件以外では、効果が十分に得られない場合があります。
吹き出し口が上半身に送風、上半身と足元に送風または足元に送風のとき
助手席側の吹き出し口が開いているとき
「ナノイー X」作動時は、微量のオゾンが発生し、かすかに臭うことがありますが、森林など、自然界に存在する程度の量なので、人体に影響はありません。
作動中、かすかに作動音が聞こえることがありますが、故障ではありません。
「ナノイー X」とは「ナノイー」発生装置のことです。
「nanoe」、「ナノイー」および「nanoe」マークは、パナソニック株式会社の商標です。
温湿度環境、風量・風向きによっては「ナノイー」の効果が十分に得られない場合があります。
車室外の空気を車室内に取り入れたいときは、外気導入にしてください。
エアコン使用中に、車室内外のさまざまな臭いがエアコン装置内に取り込まれて混ざり合うことにより、吹き出し口からの風に臭いがすることがあります。
エアコン始動時に発生する臭いを抑えるために、オート設定での使用時または花粉除去モードがONの時にはエアコン始動直後、しばらく足元からの送風に切りかわったり、送風が停止したりする場合があります。
駐車時に自動で外気導入に切りかえることにより駐車中の換気をうながし、始動時に発生する臭いを緩和します。
外気の湿度が非常に高いときにエアコンを低い設定温度で作動させているときは、フロントデフロスタースイッチを押さないでください。外気とガラスの温度差でガラスの外側が曇り、視界をさまたげる場合があります。
ドアミラーの表面が非常に熱くなります。やけどをするおそれがあるのでふれないでください。
このシステムは高電圧の部品を含むため、分解・修理はしないでください。修理が必要な場合は、トヨタ販売店にお問い合わせください。
FCシステム停止中は、エアコンを必要以上に使用しないでください。
フロントウインドウガラスの曇り検知のために、フロントウインドウガラスの温度やその付近の湿度などを監視するセンサーが装着されています。センサーの故障を防ぐため、次のことをお守りください。
湿度センサーを分解しない
ガラスクリーナーなどを吹きかけたり、強い衝撃を与えたりしない
湿度センサーにシールなどを貼らない
助手席側の吹き出し口の近くでスプレーを使用したり、吹き出し口にものをはめ込んだり貼ったりしないでください。システムが正常に働かなくなるおそれがあります。
風量や吹き出し口を切りかえると、AUTOスイッチの作動表示灯が消灯しますが、操作した機能以外のオート設定は継続します。
風量は温度設定と外気の状態により自動で調整されるため、AUTOスイッチを押した直後、温風や冷風の準備ができるまでしばらく送風が停止する場合があります。
次のいずれかの操作をすると、左右独立モードがONになります。
エアコン操作画面の“DUAL”スイッチを選択する
助手席側の温度調整スイッチで設定温度を変更する
左右独立モードになり、DUALスイッチの作動表示灯が点灯します。
作動表示灯が点灯しているときにDUALスイッチを選択すると、作動表示灯が消灯して左右独立モードがOFFになり、助手席の設定温度が運転席と同じ設定温度になります。
次のいずれかの操作をすると、“3-ZONE”モードがONになります。
エアコン操作画面の“3-ZONE”スイッチを選択する
運転席以外の温度調整スイッチで設定温度を変更する
左右独立モードになり、“3-ZONE”スイッチの作動表示灯が点灯します。
作動表示灯が点灯しているときに“3-ZONE”スイッチを選択すると、作動表示灯が消灯して左右独立モードがOFFになり、各席の設定温度が運転席と同じ設定温度になります。
エアコンの送風がフロント席に優先されるよう、送風を自動的に制御する機能です。助手席に乗員がいない場合は、運転席のみへの送風に切りかわることがあります。無駄な冷暖房を抑えることで、燃費の向上に貢献します。
フロント席集中送風モードは、次のような状況で作動します。
リヤ席に乗員を検知していない
フロントウインドウガラスの曇り取りが作動していない
花粉除去モードが作動していない
作動中は、が点灯します。
フロント席集中送風モードは、スイッチ操作によりフロント席のみへの送風と全席への送風を切りかえることができます。このとき、送風の自動制御は作動しなくなります。
エアコン操作画面のオプション画面からを選択し、送風を切りかえます。
表示灯が点灯:フロント席のみへの送風
表示灯が消灯:全席への送風
車室内を快適に保つために、FCシステム始動直後や外気温によっては、乗員がいないシートにも送風されることがあります。
FCシステム始動後に乗員が車室内を移動した場合や乗降した場合は、乗員の有無を正しく検知できず、送風の自動制御は作動しません。
手動でフロント席のみへの送風に切りかえた場合でも、リヤ席に乗員がいると自動的に全席に送風されることがあります。
フロントウインドウガラスとワイパーブレードの凍結を防ぐために使用してください。
フロントワイパーデアイサーがONのとき、スイッチの作動表示灯が点灯します。
フロントワイパーデアイサーは、約15分後に自動的にOFFになります。
フロントウインドウガラス下部およびフロントピラー横の表面が熱くなっており、やけどをするおそれがあるのでふれないでください。
トヨタのマルチオペレーションタッチでエアコン操作画面を選択し、リアエアコン操作画面を選択します。
リヤエアコン操作画面に切り替えた後、20秒以上操作をしないと、フロントエアコン操作画面に戻ります。
吹き出し口の切りかえ設定により、風が出る位置や風量が変化します。
吹き出し口をさえぎるようなものを置かないでください。送風がさえぎられ、曇りが取れにくくなることがあります。
T-Connect対応スマートフォンアプリからの操作により、離れた場所からエアコンの始動や停止ができます。
燃料電池で作られた電力を使用して、乗車前に車内を空調することができます。
リモートエアコンの詳細については、別冊「ナビゲーションシステム取扱書」を参照してください。