地図上にVICS記号(→VICS記号・表示について)を表示することができます。以下は表示例です。
現況情報:(赤色:渋滞)、(橙色:混雑)、(水色:すいている道路)
統計情報:(赤色:渋滞)、(橙色:混雑)、(水色:すいている道路)
通常の地図
ハイウェイモード
地図上にVICS記号(→VICS記号・表示について)を表示することができます。以下は表示例です。
現況情報:(赤色:渋滞)、(橙色:混雑)、(水色:すいている道路)
統計情報:(赤色:渋滞)、(橙色:混雑)、(水色:すいている道路)
通常の地図
ハイウェイモード
表示させるには、「VICS・交通情報の表示設定」(→VICS・交通情報の表示設定)をご覧ください。
VICS・交通情報には、現況情報と統計情報があります。
現況情報と統計情報を同時に表示する設定にしている場合は、現況情報を優先して表示します。
現況交通情報・統計情報は表示されない地点があります。また、地図差分更新(→マップオンデマンド(地図差分更新))などにより今まで表示されていた地点でも、表示されなくなることがあります。
提供される現況交通情報・統計情報は、実際の交通状況と異なる場合がありますので、あくまでも参考としてください。
表示する地図の種類によっては、VICS・交通情報を表示させることができない場合があります。
交通情報量が多い場合は、表示までに時間がかかります。
1/16万図より広域な地図では、交通情報は表示されません。
VICSセンターから提供される現況の情報です。
現況情報は、1/16万図より詳細な地図で表示することができます。VICS記号によっては、1/16万図では表示できない記号もあります。
現況交通情報は、Tルート探索(→Tルート探索(プローブ情報付))すると取得することができます。
トヨタスマートセンターから提供されるプローブコミュニケーション交通情報です。(→Tルート探索(プローブ情報付))
過去の交通情報を統計処理した情報です。
この情報は、地図データに収録されています。現況情報が受信できないときでも、日時・時間帯に応じた情報を表示できます。
統計情報は、1/8万図より詳細な地図で表示することができます。
タイムスタンプを選択すると、現況情報の提供時刻や渋滞情報、渋滞・規制音声案内を出力することができます。(→渋滞・規制音声案内を再出力する)
現況情報が提供された時刻を示しています。(現況情報が受信された時刻ではありません。)
現況情報が継続して受信されないと、約30分後に自動的に消去され、[- -:- -]の表示になります。
現況情報が受信されていて、地図に表示する情報がないときも、表示が[- -:- -]になります。
パワースイッチをONモードにした直後など、現況情報が受信されるまでは、[- -:- -]の表示になります。
目的地案内中で現在地がルート上にあるとき、ルート上(約10km以内)に現況情報があると色がかわります。
スイッチ | 内容 |
---|---|
赤色() | 渋滞情報 |
橙色() | 混雑情報 |
黄色() | 交通規制情報 |
現況VICS情報を受信すると「VICS」、現況交通情報を受信すると「交通情報」と表示します。
現況VICS情報・現況交通情報の両方が受信されていないときは、「交通情報」が灰色になります。
1/16万図より広域な地図では「交通情報」と表示します。
パワースイッチをONモードにした直後など、現況情報が受信されるまでは「交通情報」と表示します。
現況VICS情報と現況交通情報を同時に表示できるときは、「VICS」と表示します。
VICS記号によっては、内容が表示されないこともあります。
VICS・交通情報を表示したときは、タイムスタンプが表示されます。
ハイウェイモード(→ハイウェイモードについて)では、「一般道のみ」に設定しているときでも、VICS・交通情報が表示されます。
作動表示灯が点灯している項目が表示されます。
渋滞・混雑、空き道は統計情報を表示することができます。また、現況情報と統計情報を同時に表示することもできます。ただし、同じ地点に両方の情報があるときは、現況情報を優先して表示します。
目的地案内中で、現在地がルート上にあるとき、ルート上(約10km以内)の現況情報を音声案内させることができます。
音声案内の例:
渋滞・規制音声自動発声の出力する/しないを設定できます。(→VICS渋滞・規制音声の自動発声を設定する)
音声案内はあくまでも参考としてください。
音声案内の例は一般的なものであり、状況などにより異なった音声案内が出力されることがあります。
自車位置が正確に特定できないときなどに、音声案内が出力されなかったり、まれに遅れたり、誤った音声案内が出力されることがあります。
一度音声案内が出力されるとタイムスタンプが点灯し、操作することができます。
VICS渋滞・規制音声自動発声を「しない」に設定していても、タイムスタンプが点灯していれば、選択すると渋滞・規制音声案内を出力させることができます。
文字情報または図形情報に切り替えるときは、“文字”または“図形”を選択します。
前回情報を表示させたときに「自動送り」を選択していると、情報を表示すると同時に自動送りが開始されます。
情報のページを送るときは、・を選択します。
“自動送り”を選択すると、情報が自動で送られます。すべての情報が表示されたあとは、最初のページに戻ります。
走行中は自動送りできません。
情報の自動送りを中止するときは、“停止”を選択します。
自動送り中に・を選択して、情報を送ったときは、自動送りは中止されます。
文字情報または図形情報に切り替えるときは、“文字”または“図形”を選択します。
“目次”を選択すると、VICS情報目次画面が表示されます。(手順5の画面)
緊急情報を受信すると自動的に表示します。
気象・津波・火山噴火(地震を除く)の特別警報
詳細文字情報に切り替えるときは、“詳細情報”を選択。
対象エリアを確認するときは、“対象エリア”を選択。
約15秒以上操作しなかったときは、もとの画面に戻ります。
表示時間は調整することができます。(→自動割込表示時間を調整する)
一度表示した緊急情報を再表示することができます。
気象・災害情報を受信すると地図上に自動的に該当エリアがハイライト表示されます。
気象・災害情報エリアを回避するルートを探索することができます。(→ルートの再探索方法を選ぶ)
割込情報の表示設定をすると、ビーコンからの現況VICS情報が受信されたとき、VICS文字情報または図形情報を自動的に表示させることができます。
文字情報または図形情報に切り替えるとき、“文字”または“図形”を選択。
割込情報が複数ページある場合は、ページ送りできます。
を選択する、または約15秒以上操作しなかったときは、もとの画面に戻ります。
表示時間は調整することができます。(→自動割込表示時間を調整する)
“音声停止”:割込情報の音声を停止できます。(→自動割込を設定する)
表示させている画面により、割込情報が表示されないことがあります。
ETC2.0サービスでは、VICS文字情報・図形情報以外に、以下のサービスが受けられます。
ETC2.0サービスについては、「ETC2.0サービスについて」(→ETC2.0サービスについて)をご覧ください。
以下の割込情報の音量は、ナビの音量設定で調整することができます。(→音声案内の音量を設定する)
安全運転支援情報
前方状況情報提供サービス
施設情報提供サービス
見通しの悪いカーブ先の渋滞などを、高速道路などに設置されたITSスポットから受信して、音声と画面で案内します。
代表例として以下のような情報が提供されます。
見通しの悪いカーブの先の停止車両や渋滞情報をカーブへの侵入前に音声や画面表示で案内します。
を選択する、または約15秒以上操作しなかったときは、もとの画面に戻ります。
表示時間は調整することができます。(→自動割込表示時間を調整する)
以下のようなときは、ITSスポットから情報提供がなかったり、誤った情報が出ることがあります。
アンテナ付近に障害物があるとき
大型車と並んで走行しているとき
他のナビ音声案内、画面表示などと重なるとき
低速度で走行しているとき
自車位置が正確に特定できないとき
ITSスポット、車両検知センサ・カメラ等の路側システムが稼動していないとき
ITSスポットを通過するETC2.0ユニット装着車両が多いとき
アンテナの近くに電波を発する電子機器を設置され、無線通信が干渉しているとき
表示させている画面により、安全運転支援情報が画面に表示されないことがあります。
実際の音声や画面表示はITSスポットから提供されるものと異なることがあります。
その他の安全運転支援情報については、「VICS・ETC2.0(ITSスポット)・DSSSの問い合わせ先について」(→VICS・ETC2.0(ITSスポット)・DSSSの問い合わせ先について)をご覧ください。
代表例として以下のような情報が提供されます。
進行方向先の交通状況を模式図画面と音声、または音声で案内します。
ハイウェイラジオなどの情報を音声で案内します。
「現在の○○高速上り方向の情報をお知らせします。・・・・・」
読上げ中、“中止”を選択すると、読上げを中止します。
読上げ情報は、2回読上げると終了します。
約15秒以上操作しなかったときは、もとの画面に戻ります。
再度読上げ情報を聞くときは、「割込情報を呼び出す」(→割込情報を呼び出す)をご覧ください。
長文読上げサービスの音量は、オーディオの“VOL”スイッチで調整することができます。(→オーディオシステムをON/OFFする)
サービスエリアやパーキングエリアの混雑情報や施設情報を画面や音声で案内します。
割込情報の表示を「しない」に設定しているときに、受信された割込情報を表示させることができます。
また、一度表示された割込情報を再度表示させることもできます。
文字情報(ETC2.0呼出のときは、表示情報、読上げ情報)を表示したときも操作方法は同じです。
VICS呼出の文字情報または図形情報に切り替えるときは、“文字”または“図形”を選択します。
ETC2.0呼出の表示情報または読み上げ情報に切り替えるときは、“表示情報”または“読上げ情報”を選択します。
提供時刻より約30分以上経過した割込情報は、表示させることができません。
割込情報の表示/非表示の設定、および割込情報の表示時間の調整をすることができます。
選択するごとに、する/しないが切り替わります。
割込設定 | 内容 |
---|---|
自動割込VICS注意警戒情報 | VICS注意警戒情報を表示します。 |
自動割込VICS文字情報 | VICS文字情報を表示します。 |
自動割込VICS図形情報 | VICS図形情報を表示します。 |
自動割込ETC2.0表示情報 | ETC2.0情報、長文読上げ情報確認画面を表示します。 |
自動割込ETC2.0注意警戒情報 | ETC2.0注意警戒情報、安全運転支援情報を表示します。 |
ETC2.0音声案内 | 長文読上げ情報以外の音声情報の発話を設定します。 |
自動割込情報を「しない」に設定していても、緊急情報が受信されたときは、自動的に文字情報または図形情報が表示されます。
初期状態ではETC2.0音声案内は「しない」に設定されています。
ETC2.0サービスにより提供される自動割込は、注意警戒情報とETC2.0表示情報の設定項目でする/しないを設定できます。
各々の設定項目は割込み画面上部の情報種別と同じです。
初期状態ではETC2.0音声案内は「しない」に設定されています。
ETC2.0音声案内を「する」に設定した場合でも、割込み画面下の“音声停止”を選択すると、音声案内を中止できます。
同一割込み中において、発話中止後の再読み上げはできません。“音声停止”で中止した発話は次回割込み時に復帰します。
ETC2.0音声案内の音量は、別画面の「設定・編集」画面で設定できる音量設定値に従います。(→音声案内の音量を設定する)
音声案内中は表示時間が経過しても表示は消えません。音声案内終了後に消えます。
走行履歴などの情報(走行位置の履歴や車両に関する情報など)をETC2.0を通じて、ITSスポットへ送ることができます。詳しくは、「道路管理者からのお知らせとお願い」をご覧ください。(→道路管理者からのお知らせとお願い)
「する」または「しない」を選択後、画面表示の内容を確認の上、「はい」「いいえ」を選択。途中で設定を中止したい場合は、を選択。
初期状態では「する」に設定されています。
本設定が「しない」の場合、または「する」の場合でもTVキット等の車両速度をカットするような機器を装着時は、走行履歴などの情報を利用したサービスを受けられないことがあります。
ビーコンまたはトヨタスマートセンターなどから提供される現況情報が受信され、渋滞・規制情報が考慮されたルートが新たに見つかったとき、右画面に新ルートと元ルートの比較と分岐点までの距離を表示します。
渋滞考慮探索・新旧ルート比較表示を「する」に設定したとき、新旧ルート比較表示ができます。(→渋滞考慮探索を設定する、新旧ルート比較表示を設定する)
約20秒以上操作しなかったときは、新ルートで案内します。
新旧ルート比較表示を「しない」に設定していても、渋滞考慮探索(→渋滞考慮探索を設定する)を「する」に設定していて、渋滞を考慮したルートが新たに見つかったときは自動的に新しいルートで案内します。
新旧ルート比較表示では、VICS・交通情報の表示設定(→VICS・交通情報の表示設定)に関わらず渋滞情報が表示されます。
ただし、地図の縮尺によっては表示されないことがあります。(→VICS・交通情報について)
交通情報を受信する度に、新旧ルート比較が表示されます。
現況VICS情報を提供しているFM放送局を選ぶことができます。
初期状態は自動で受信するよう設定されています。自動で受信されないときのみ手動で放送局、または放送エリアを選択してください。
表示される画面は、前回選択していたモード(自動選択または手動選択)により異なります。
現在地がある都道府県の、VICS提供FM放送局が受信され、現在地を移動すると、自動的に放送局が切り替わります。
新規エリアについては周波数を手動で選択しないと受信できない場合があります。
選んだ都道府県のVICS提供FM放送局が受信されます。受信状態がかわると、選んだ都道府県内で自動的に放送局が切り替わります。
選んだ周波数の放送局が受信されます。受信状態がかわっても自動的に放送局は切り替わりません。
放送局の電波が受信されると、「受信中」が表示されます。
VICS(Vehicle Information and Communication System:道路交通情報通信システム)は、渋滞や事故・工事・所要時間・駐車場混雑状況などの道路交通情報をリアルタイムに送信し、ナビゲーションなどの車載のモニターに表示するシステムです。また、道路交通情報の提供を通して、安全性の向上・交通の円滑化による環境の保全などを促進することを目的としています。
VICSリンクデータベースの著作権は、一般財団法人日本デジタル道路地図協会・公益財団法人日本交通管理技術協会(TMT)が有しています。
VICS、およびこの機器に付与されたのロゴマークは一般財団法人 道路交通情報通信システムセンターの登録商標です。
本機は「VICSWIDE」に対応しています。従来のVICSに加えて、次のようなサービスを利用することができます。
プローブ情報に対応した渋滞情報の提供拡大
緊急情報(特別警報(地震を除く))の提供
気象・災害情報エリアの表示
VICSは、FM多重放送・電波ビーコン(ETC2.0/5.8GHz)・光ビーコンの3つのメディアを受信することができます。
3つのメディアはそれぞれ特長が異なります。
電波ビーコン(2.4GHz)は、本機では受信しません。
FM多重放送は、VICS提供FM放送局(NHK-FM)から電波の届く範囲の車両にVICS情報の提供が行われます。
電波ビーコン(ETC2.0/5.8GHz)は、おもに高速道路の路側に設置されており、その地点を通過する車両にETC2.0サービス情報の提供が行われます。また、電波ビーコンにて受信した情報をナビゲーションに蓄積し、高速道路上の任意の場所でタイミングよく情報提供が行われる場合もあります。
光ビーコンは、おもに一般道路の各車線ごとに設置されており、その車線を通過する車両にVICS情報の提供が行われます。
24時間運用されています。
ただし、FM多重放送は、第1・第3月曜日のAM1:00~5:00の間はメンテナンスのため休止する場合があります。
休止時間については、VICS FM多重放送の「お知らせ」で案内します。
VICSの運用時間は予告なく変更・廃止されることがあります。
FM放送局から遠い場所などでは受信状態が悪くなり、受信できない場合があります。
受信できない状態から、VICS情報を表示させようとした場合、VICS情報が表示されない、または地図画面上のVICSタイムスタンプが更新されません。
より有効にVICSを利用していただくために、以下の用語の説明をご一読ください。
津波情報などの緊急の伝達が必要とされる情報を受信すると、このシステムでは、ほかの情報より優先して提供・表示されます。
渋滞:交通の流れが非常に悪い状態を示します。
混雑:交通の流れがやや悪い状態を示します。
空車:駐車場(SA・PA)の利用が可能な状態を示します。
混雑:駐車場(SA・PA)において、利用率が高い状態を示します。
満車:駐車場(SA・PA)において、ほぼ満車の状態を示します。
不明:駐車場(SA・PA)の情報がない状態を示します。
閉鎖:駐車場が閉鎖されている状態を示します。
1 お客様は、共通ネットワーク仕様書の著作権その他知的所有権を一般財団法人道路交通情報通信システムセンター、一般社団法人UTMS協会および一般財団法人道路新産業開発機構が所有しまたは管理すること、並びに共通ネットワーク仕様書以外のVICS技術情報等の著作権その他知的所有権および使用許諾権を一般財団法人道路交通情報通信システムセンターが所有しまたは管理することに同意する。
2 お客様は、一般財団法人道路交通情報通信システムセンター、一般社団法人UTMS協会および一般財団法人道路新産業開発機構の共通ネットワーク仕様書の著作権その他知的所有権の保護に努める、並びに一般財団法人道路交通情報通信システムセンターの共通ネットワーク仕様書以外のVICS技術情報等の著作権その他知的所有権および使用許諾権の保護に努める。
以下の内容はトヨタ販売店にご相談ください。
ナビゲーションシステム、ETC2.0ユニットの調子・機能・使用方法・表示・その他に関するもの
以下の内容はVICSセンターにご相談ください。
VICS、ETC2.0、DSSSサービスで提供される情報、およびご利用可能な場所に関するもの
電話番号(受け付け時間…平日9:30 ~ 17:45、土曜・日曜・祝日・年末年始休暇を除く)
0570-00-8831(全国共通・PHS、IP電話等を除く)
FAX番号(受け付け時間…24時間)
ホームページ
次のアドレスでも連絡先をご覧いただけます。
連絡先およびアドレスは、予告なしに変更・休止することがあります。ご了承ください。
国土交通省、東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社、名古屋高速道路公社、福岡北九州高速道路公社及び広島高速道路公社(以下、「道路管理者」と言います。)は、ETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビから収集する車載器のID付きプローブ情報の利用や取り扱いの方針について、次の通り定めます。
車載器のID付きプローブ情報を提供いただくことで、経路情報を活用したサービスを提供することが可能となり、渋滞等を迂回する経路を走行したドライバーを優遇することなどが期待されます。
1.車載器のID付きプローブ情報
(1)ここで「車載器のID付きプローブ情報」とは、ETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビに記録された走行位置の履歴など「プローブ情報」に車両を特定するための「車載器のID」を付与した情報で、道路管理者が管理するITSスポット(DSRC路側無線装置)と通信を行うことによりETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビから収集される情報を言います。
道路管理者とプローブ情報の収集に関する協定等を結んだ者が管理するITSスポットを含みます。
(2)「車載器のID付きプローブ情報」として収集される情報は次のとおりです。
ETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビに関する情報(無線機に関する情報(製造メーカ、型番等)、カーナビゲーションに関する情報(製造メーカ、型番等))
車両に関する情報
走行位置の履歴
急な車両の動きの履歴
ただし、個別サービスの種類によっては、車載器のID付きプローブ情報として収集される情報以外の情報を利用する場合があるため、このようなサービスを利用する場合には、その利用や取り扱いについて、当該サービス提供者の説明を受け、同意した上で当該サービスを利用してください。
車載器のセットアップの際にご提供いただいた車両情報です。車両を特定するための車載器のIDに関する情報や自動車登録番号、車両番号が含まれます。ただし自動車登録番号、車両番号については4桁の一連番号は含まれません(例:「品川 500 あ 1234」では「1234」の部分は含まれません。)。
走行開始地点や走行終了地点は収集されません。
2.車載器のID付きプローブ情報の利用目的
(1)渋滞等を迂回する経路を走行したドライバーを優遇する等の経路情報を活用したサービスが実用化した場合、道路管理者は車載器のID付きプローブ情報を当該サービスの提供に利用します。
(2)道路管理者は、車載器のID付きプローブ情報を、経路情報を活用したサービスの有効性検証等のために利用する場合があります。
(3)道路管理者は、(1)または(2)の目的以外で車載器のID付きプローブ情報を利用しません。
3.車載器のID付きプローブ情報の収集
(1)道路管理者は、道路管理者が管理するITSスポットによって、車載器のID付きプローブ情報を収集する場合があります。
(2)ETC2.0対応カーナビと連動するETC2.0車載器の利用者は、設定により1.(2)で示す情報のうちカーナビゲーションに関する情報、走行位置の履歴、急な車両の動きの履歴について、道路管理者への提供の可否を選択できる場合があります。
ETC2.0対応カーナビと連動せず単独でプローブ情報を記録できるETC2.0車載器の利用者は、設定により道路管理者へ車載器のID付きプローブ情報の提供を拒否する選択は行えません。また、ETC2.0対応カーナビと連動せず単独でプローブ情報を記録できるETC2.0車載器の利用者は、道路管理者からのお知らせとお願いとして周知している「プローブ情報の利用及び取り扱いについて」におけるプローブ情報の収集についても同様に、設定により道路管理者への情報の提供を拒否する選択は行えません。「プローブ情報の利用及び取り扱いについて」はETC2.0車載器の説明書または道路管理者Webサイト等に掲載されています。ETC2.0車載器を取得する前に、車載器の説明書等によりあらかじめ確認し、取得するETC2.0車載器を選択してください。
(3)ETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビ利用者は、設定により道路管理者への(2)で示す車載器のID付きプローブ情報の提供を拒否する選択をした場合、2.(1)の経路情報を活用したサービスによる優遇は受けられません。
カーナビゲーションに関する情報、走行位置の履歴、急な車両の動きの履歴を提供する機能の無いカーナビゲーションは経路情報を活用したサービスによる優遇が受けられません。
4.車載器のID付きプローブ情報の第三者への提供
(1)道路管理者は、2.(1)及び(2)の目的のため、収集した車載器のID付きプローブ情報を個別の車両を特定できないよう統計的に処理した情報を、他の情報提供主体、大学等の研究機関、その他第三者に提供する場合があります。
(2)道路管理者は、ETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビ、ITSスポット等の関係設備について、障害発生時の対応や、これらの研究・開発の目的のため、車載器のID付きプローブ情報又はこれらを統計的に処理した情報を、製造・開発メーカー等に提供する場合があります。
(3)道路管理者は、(1)及び(2)以外で車載器のID付きプローブ情報を第三者に提供しません。
5.車載器のID付きプローブ情報の取り扱い等
(1)道路管理者は、車載器のID付きプローブ情報を安全に管理し、情報の漏えい等の防止に努めます。
(2)道路管理者は、車載器のID付きプローブ情報が不要となった時点で、当該車載器のID付きプローブ情報を消去します。
(3)道路管理者は、車載器のID付きプローブ情報の提供先における情報の安全管理および提供した情報が不要となった時点で情報を消去することについて、提供先を適切に指導します。
6.問い合わせ先
国土交通省 道路局道路交通管理課高度道路交通システム推進室
03-5253-8111(代)
東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社保全・交通部管制技術グループ、阪神高速道路株式会社情報システム部システム技術課、本州四国連絡高速道路株式会社保全計画部保全管理課、名古屋高速道路公社、福岡北九州高速道路公社、広島高速道路公社
2015年7月現在
国土交通省、東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社、名古屋高速道路公社、福岡北九州高速道路公社及び広島高速道路公社(以下、「道路管理者」と言います。)は、ETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビからプローブ情報を収集する場合における情報の利用や取り扱いについて、次の通りお知らせします。
プローブ情報をご提供いただくことで、より精度の高い道路交通情報などをドライバーの方々に提供することなどが可能となり、道路がより使いやすくなると期待されます。また、交通事故の削減や道路渋滞の緩和など環境負荷低減の取り組みにも活用する予定です。
なお、道路管理者はこのお知らせを変更することがあります。この場合には変更後のお知らせを道路管理者Webサイト等に掲載します。
1.プローブ情報
(1)ここで「プローブ情報」とは、ETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビに記録された走行位置の履歴などの情報で、道路管理者が管理するITSスポット(DSRC路側無線装置)と無線通信を行うことによりETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビから収集される情報を言います。
なお、このプローブ情報から車両又は個人を特定することはできません。
プローブ情報として収集する情報は次の通りです。
ETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビに関する情報(無線機に関する情報(製造メーカー、型番等)、カーナビゲーションに関する情報(製造メーカー、型番等))
車両に関する情報
走行位置の履歴
急な車両の動きの履歴
道路管理者とプローブ情報の収集に関する協定等を結んだ者が管理するITSスポットを含みます。
ただし、個別サービスの種類によっては、車載器のID付きプローブ情報として収集される情報以外の情報を利用する場合があるため、このようなサービスを利用する場合には、その利用や取り扱いについて、当該サービス提供者の説明を受け、同意した上で当該サービスを利用してください。
車載器のセットアップの際にご提供いただいた車両情報の一部です。なお、この情報に、車台番号や、自動車登録番号又は車両番号の4桁の一連番号は含まれないため、車両又は個人を特定することはできません(例:「品川 500 あ 1234」では「1234」の部分は含まれません。)。
走行開始地点や走行終了地点などの個人情報にかかわる情報は、収集されません。
2.プローブ情報の利用目的
(1)道路管理者は、プローブ情報を道路交通情報や安全運転支援情報の提供などドライバーへのサービス、道路に関する調査・研究、道路管理の目的に利用します。
例えば、収集した走行位置の履歴を統計的に処理することで、区間の走行所要時間や、渋滞の影響を高い精度で把握し、ドライバーに情報提供することができます。また、急な車両の動きを統計的に処理することで、道路上の障害物の検知や、走行に注意が必要な箇所を把握し、ドライバーに情報提供することが考えられます。
(2)道路管理者は、(1)の目的以外でプローブ情報を利用しません。
3.プローブ情報の収集
(1)道路管理者は、道路管理者が管理するITSスポットによって、プローブ情報を収集する場合があります。
(2)ETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビ利用者は、設定により、1.(1)で示す情報のうちカーナビゲーションに関する情報、走行位置の履歴、急な車両の動きの履歴について、道路管理者への提供の可否を選択することができる場合があります。選択の方法はETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビの取扱説明書をご覧下さい。
カーナビゲーションに関する情報、走行位置の履歴、急な車両の動きの履歴を提供する機能の無いカーナビゲーションは該当しません。
ETC2.0対応カーナビと連動せず単独でプローブ情報を記録できるETC2.0車載器の利用者は、設定により道路管理者への(2)で示す情報の提供を拒否する選択を行えません。
(3)ETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビ利用者は、カーナビゲーションに関する情報、走行位置の履歴、急な車両の動きの履歴を提供することで、これを利用した様々な追加サービスの提供を受けられる場合があります。
4.プローブ情報の第三者への提供
(1)道路管理者は、2.(1)の目的のため、プローブ情報を統計的に処理した情報を、他の情報提供主体、大学等の研究機関、その他第三者に提供する場合があります。
(2)道路管理者は、ETC2.0車載器及びETC2.0対応カーナビ、ITSスポット等の関係設備について、障害発生時の対応や、これらの研究・開発の目的のため、プローブ情報又はこれを統計的に処理した情報を、製造・開発メーカーに提供する場合があります。
(3)道路管理者は、(1)及び(2)以外でプローブ情報を第三者に提供しません。
5.プローブ情報の取り扱い
(1)道路管理者は、プローブ情報を安全に管理し、情報の漏えい等の防止に努めます。
(2)道路管理者は、プローブ情報が不要となった時点で、当該プローブ情報を消去します。
(3)道路管理者は、プローブ情報の提供先における情報の安全管理について、提供先を適切に指導します。
6.問い合わせ先
国土交通省 道路局道路交通管理課高度道路交通システム 推進室
03-5253-8111(代)
東日本高速道路株式会社、中日本高速道路株式会社、西日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社保全・交通部管制技術グループ、阪神高速道路株式会社情報システム部システム技術課、本州四国連絡高速道路株式会社保全計画部保全管理課、名古屋高速道路公社、福岡北九州高速道路公社、広島高速道路公社
2015年7月改定
2014年10月改定
2010年10月現在
本機でのプローブ情報の選択の可否を設定する方法は、「ETC2.0走行情報のアップリンクの設定をする」(→ETC2.0走行情報のアップリンクの設定をする)をご覧ください。
この製品を使用する際には、以下の条項に同意しなければなりません。
甲=一般財団法人道路交通情報通信システムセンター
1 契約者は、共通ネットワーク仕様書の著作権その他知的所有権を甲、一般社団法人UTMS協会及び一般財団法人道路新産業開発機構が所有し又は管理すること、並びに共通ネットワーク仕様書以外のVICS技術情報等の著作権その他知的所有権及び使用許諾権を甲が所有し又は管理することに同意する。
2 契約者は、甲、一般社団法人UTMS協会及び一般財団法人道路新産業開発機構の共通ネットワーク仕様書の著作権その他知的所有権の保護に努める、並びに甲の共通ネットワーク仕様書以外のVICS技術情報等の著作権その他知的所有権及び使用許諾権の保護に努める。
記号 | 道路の種類・状況 |
---|---|
(黒色) | 通行止めの区間 |
(赤色) | 渋滞している道路 |
(橙色) | 混雑している道路 |
(水色) | すいている道路 |
夜画のときは白色で表示されます。
記号 | 施設情報 |
---|---|
/ (青色) | 駐車場/臨時駐車場(空車) |
/ (燈色) | 駐車場/臨時駐車場(混雑) |
/ (赤色) | 駐車場/臨時駐車場(満車) |
/ (黒色) | 駐車場/臨時駐車場(不明) |
/ (赤色) | 駐車場/臨時駐車場(閉鎖) |
(青色) | SA・PA(空車) |
(燈色) | SA・PA(混雑) |
(赤色) | SA・PA(満車) |
(黒色) | SA・PA(不明) |
(赤色) | SA・PA(閉鎖) |
(青色) | 充電施設(空車) |
(燈色) | 充電施設(混雑) |
(赤色) | 充電施設(満車) |
(黒色) | 充電施設(不明) |
(赤色) | 充電施設(閉鎖) |
記号 | 規制情報 |
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事故 | |
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提供されるVICS情報はあくまでも参考としてください。(提供されるVICS情報は、最新ではないことがあります。)
電波や光の信号がうまく受信されないときは、一部の表示が乱れることがありますが、新しい信号が正しく受信されれば正しい表示に更新されます。
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VICSによる交通情報(渋滞や混雑の矢印など)の地図への表示は、毎年、追加・更新・削除され、その削除された部分は経年により、一部の情報が表示されなくなることがあります。
FM多重放送は、一定周期で情報が更新されますので、情報が揃うまでに時間がかかることがあります。
以下のようなときは、VICS情報が受信されないことがあります。
トンネルの中にいるとき
高層ビルの谷間にいるとき
高架道路の下にいるとき
盆地にいるとき
大型車とすれちがったとき