電子キーをポケットなどに携帯していると、次の操作が行えます。必ず運転者が携帯してください。
ドアを施錠・解錠する(→スマートエントリー&スタートシステムを使用する)
トランクを施錠・解錠する(→スマートエントリー&スタートシステムを使用して開く)
エンジンを始動する(→エンジンをかけるには)
電子キーをポケットなどに携帯していると、次の操作が行えます。必ず運転者が携帯してください。
ドアを施錠・解錠する(→スマートエントリー&スタートシステムを使用する)
トランクを施錠・解錠する(→スマートエントリー&スタートシステムを使用して開く)
エンジンを始動する(→エンジンをかけるには)
誤動作などによる予期せぬ事故や盗難を防ぐため、車内や車外で警告音が鳴ったり、マルチインフォメーションディスプレイにメッセージが表示されることがあります。メッセージが表示された場合は、状況に応じて適切に対処してください。(→警告メッセージが表示されたときは)
警告音のみが鳴る場合の状況と対処方法は次の通りです。
車外から警告音が“ピー”と5秒鳴るとき
状況 | 対処方法 |
---|---|
どちらかのドアが開いているときにスマートエントリー&スタートシステムもしくは、ワイヤレス機能で施錠しようとした | 全ドアを閉めたあと、再度施錠する |
車外から警告音が“ピー”と2秒鳴るとき
状況 | 対処方法 |
---|---|
全ドアが施錠されている状態で電子キーをトランク内に置いたままトランクを閉じた | トランク内から電子キーを取り出した後、トランクを閉じる |
車内から警告音が“ポーン、ポーン”と鳴り続けるとき
状況 | 対処方法 |
---|---|
運転席ドアが開いている状態でエンジンスイッチをACCにした(エンジンスイッチがACCのとき運転席ドアを開いた) | エンジンスイッチをOFFにしたあと、運転席ドアを閉める |
運転席ドアが開いている状態でエンジンスイッチをOFFにした | 運転席ドアを閉める |
長期駐車時に電子キーの電池と車両のバッテリーあがりを防止するため、節電機能が働きます。
次の状況では、スマートエントリー&スタートシステムによる解錠に時間がかかる場合があります。
車の外約2m以内に電子キーを10分以上放置した
5日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった
14日間以上スマートエントリー&スタートシステムを使用しなかった場合、運転席以外での解錠ができなくなります。この場合は、運転席のドアハンドルを握る、もしくは、ワイヤレス機能、メカニカルキーで解錠してください。
節電モードに設定すると、電子キーによる、電波の受信待機を停止し、電子キーの電池の消耗を抑えることができます。
電子キーのを押しながら、を2回押し、電子キーのインジケーターが4回光ることを確認してください。
節電モード中は、スマートエントリー&スタートシステムを使用できません。節電モードを解除するには、電子キーのいずれかのスイッチを押してください。
スマートエントリー&スタートシステムは微弱な電波を使用しています。次のような場合は電子キーと車両間の通信をさまたげ、スマートエントリー&スタートシステムやワイヤレスリモコン、エンジンイモビライザーシステムが正常に作動しない場合があります。
電子キーの電池が消耗しているとき
近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・空港があるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき
無線機や携帯電話・コードレス式電話などの無線通信機器を携帯しているとき
電子キーが、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき
アルミ箔などの金属の貼られたカード
アルミ箔を使用したタバコの箱
金属製の財布やかばん
小銭
カイロ
CDやDVDなどのメディア
近くで他の電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき
電子キーを、次のような電波を発信する製品と同時に携帯しているとき
無線機や携帯電話・コードレス式電話などの無線通信機器
他の車の電子キーや電波式ワイヤレスリモコン
パソコンや携帯情報端末(PDAなど)
デジタルオーディオプレーヤー
ポータブルゲーム機器
リヤガラスに金属を含むフィルムなどが貼ってあるとき
充電器など電子機器の近くに電子キーを置いたとき
純正用品以外の部品を取りつけたとき
コインパーキングなど通信をさまたげる電波がある場所に駐車したとき
スマートエントリー&スタートシステムでドアを施錠・解錠できない場合は、次の方法を試してください。
ドアハンドルに電子キーを近づけて操作する
ワイヤレス機能を使用する
上記の方法でも施錠・解錠できない場合は、メカニカルキーを使用してください。(→ドアの施錠・解錠)
また、スマートエントリー&スタートシステムでエンジンが始動できない場合は、エンジン始動の方法を参照してください。
電子キーが作動範囲内(検知エリア内)にあっても、次のような場合は正しく作動しないことがあります。
ドアの施錠・解錠時に電子キーがドアガラスやドアハンドルに近付きすぎる、または地面の近くや高い場所にある場合
トランクの解錠時に電子キーが地面の近くや高い場所にある、またはリヤバンパー中央に近付きすぎた場合
エンジン始動時またはエンジンスイッチの切りかえ時に電子キーがインストルメントパネルやフロア上・リヤシート後方のパッケージトレイ上・ドアポケット、またはグローブボックス内などに置かれていた場合
インストルメントパネル上面・ドアポケット付近に電子キーを置いたまま車外に出ると、電波の状況によっては車外アンテナに検知されて車外からのドアロックが可能になる場合があり、電子キーが車内に閉じ込められるおそれがあるため注意してください。
電子キーが作動範囲内にあれば、電子キーを携帯している人以外でも施錠・解錠できます。ただし、電子キーを検知しているドア以外では、解錠できません。
車外でもドアガラスに近い位置に電子キーがあるときは、エンジンの始動が可能になる場合があります。
電子キーが作動範囲内にある場合、洗車や大雨などでドアハンドルに大量の水がかかると、ドアが施錠・解錠することがあります。(解錠された場合でも、ドアの開閉操作がなければ約30秒後に自動的に施錠されます)
車両に近い位置に電子キーがあるときにワイヤレスリモコンなどで施錠を行うと、スマートエントリー&スタートシステムによる解錠ができなくなることがあります。(ワイヤレスリモコンで解錠すると復帰します)
手袋を着用していると施錠・解錠しないことがあります。
ロック操作は、連続で3回まで有効で、4回目以降はロック動作しません。
キーを携帯して洗車などで水をドアハンドルにかけた場合、施錠/解錠動作をくり返すことがあります。その場合は次のような処置をして、洗車などをしてください。
電子キーを車両から2m以上離れた場所に保管する(電子キーの盗難に注意してください)
電子キーを節電モードに設定し、スマートエントリー&スタートシステムの作動を停止する(→電子キーの節電モードについて)
車内にキーがあるときに、洗車機で洗車するなどして水をドアハンドルにかけた場合、警報がマルチインフォメーションディスプレイに表示され、車外のブザーが吹鳴することがあります。その場合は全ドアを施錠すれば警報は表示されなくなります。
ロックセンサーの表面に氷や雪、泥が付着した場合、センサーが反応しない場合があります。反応しない場合は表面に付着した氷や雪、泥を取り除いて再度操作してください。
すばやいドアハンドル操作や、車外アンテナの作動範囲内へ入ってすぐのドアハンドル操作では、解錠しないことがあります。センサーにふれ解錠したことを確認してからドアハンドルを引いてください。
作動範囲内に他の電子キーがあるときは、ドアハンドルを握ってから解錠するまでの時間が少し長くなる場合があります。
盗難防止のため、電子キーを車両から2m以上離しておいてください。
あらかじめスマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることができます。(→スマートエントリー&スタートシステムを非作動にするには)
電子キーを節電モードに設定すると、電池の消耗を抑えることができます。(→電子キーの節電モードについて)
電子キーを必ず携帯した上で作動させてください。また、車外から操作する場合は電子キーを車両に近付けすぎないようにしてください。
作動時の電子キーの位置や持ち方によっては、電子キーが正しく検知されず、システムが正しく作動しないことがあります。(誤って警報が鳴ったり、キー閉じ込み防止機能が働かないこともあります。)
機能の一部は、設定を変更することができます。(→ユーザーカスタマイズ機能一覧)
ドアの施錠・解錠:ワイヤレス機能、またはメカニカルキーを使ってドアの施錠・解錠ができます。(→ワイヤレス機能を使用する, ドアの施錠・解錠)
エンジンの始動・エンジンスイッチのモード切りかえ:→エンジン始動の方法
エンジンの停止:→エンジンを停止するには
植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器を装着されている方は、アンテナ(→アンテナの位置)から約22cm以内に近付かないようにしてください。電波により植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器の作動に影響を与えるおそれがあります。
植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器以外の医療用電気機器を使用される場合は、電波による影響について医療用電気機器製造業者などに事前に確認してください。電波により医療用電気機器の動作に影響を与えるおそれがあります。
スマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることもできます。(→スマートエントリー&スタートシステムを非作動にするには)
次の場合、スマートエントリー&スタートシステムを非作動にすることができます。
植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器の機器を装着されている方がお車に乗車するとき
長期間お車を使用しないとき、またはスマートエントリー&スタートシステムを使用しないとき
やむを得ず電子キーを車室内やお車の周辺に保管したいとき
スマートエントリー&スタートシステム非作動中は、ワイヤレスリモコンで施錠・解錠してください。
エンジンを始動するときは、電子キーをエンジンスイッチにふれる必要があります。(→エンジン始動の方法)
スマートエントリー&スタートシステムの作動を停止するには、ドア開閉による方法とワイヤレスリモコンによる方法があります。
選択した手順をもう一度行うと、スマートエントリー&スタートシステムの作動を復帰させることができます。
このときブザーが鳴ります。
手順4および手順6では、ドアロックスイッチを確実に押してください。スイッチを押す間隔が短い場合、機能が停止しないときがあります。
ワイヤレスリモコンによる方法は暗証コード式スマートエントリーの暗証番号を登録すると使用できます。(→暗証コード式スマートエントリーで解錠する)
どちらの作動停止方法を行ったか分からなくなった場合、エンジンスイッチを押してください。
ワイヤレスリモコンによる方法でスマートエントリー&スタートシステムを非作動にした場合、室内ブザーが鳴ります。
ドア開閉による方法の場合、ブザーは鳴りません。
機能の一部は、設定を変更することができます。(→ユーザーカスタマイズ機能一覧)
植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器の機器を装着されている方は、必ずドア開閉による方法で機能停止または復帰させてください。
ワイヤレスリモコンによる方法は誤操作により機能が復帰する可能性があります。
5ケタの暗証番号を登録しておくと、トランクオープンスイッチを押すことにより電子キーを使わずにすべてのドアと給油扉を解錠することができます。
手順7から手順9と同じ手順でトランクオープンスイッチを押してください。
盗難防止のため、5ケタとも同じ数字や12345の登録はできません。また、お車の登録番号や簡単なものは避けてください。
0を登録するときは10回トランクオープンスイッチを押してください。
登録操作を間違えた場合は、一度ドアまたはトランクをワイヤレスリモコンで解錠し、登録をキャンセルしてください。
その後手順1から登録操作を始めてください。ただし、手順10で押し間違えた場合は、再度ブザーが鳴ってから、手順10をもう一度やり直すことができます。
暗証番号を消去するときは、同じ手順で22222を登録します。
新しい暗証番号を登録したら必ず解錠することを確認してください。
ワイヤレスリモコンによる方法でスマートエントリー&スタートシステムを停止している場合、暗証コード式スマートエントリーの暗証番号は消去できません。(→スマートエントリー&スタートシステムの作動を停止させるとき)
次の場合は、同じ手順で暗証番号を登録しなおしてください。
暗証番号を忘れてしまった
暗証番号を変更したい
暗証番号は定期的に変更してください。
他人にお車を貸したときは、暗証番号が変更または消去されていないか確認してください。変更または消去されているときは、新しい暗証番号を登録しなおしてください。
電子キーが作動エリア内にあるときはスマートエントリーの動作が優先されます。
解錠中に操作を間違えた場合は、5秒以上待って最初からやり直してください。
連続5回操作ミスをするとブザーが約2秒間鳴り、5分間操作を受け付けません。