電子キーと車両間の通信がさまたげられたり(→機能が正常に働かないおそれのある状況)、電子キーの電池が切れたときは、スマートエントリー&スタートシステムとワイヤレスリモコンが使用できなくなります。このような場合、次の手順でドアを開けたり、EVシステムを始動したりすることができます。
電子キーが正常に働かないときは(スマートエントリー&スタートシステム装着車)
知識
- 電子キーが正常に働かないときは
車両カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムの設定を確認し、非作動になっている場合には、作動可能に設定変更してください。(→ユーザーカスタマイズ機能一覧)
電子キーが節電モードに設定されていないことを確認してください。
設定されている場合は解除してください。(→電子キーの節電モードについて)
注意
- スマートエントリー&スタートシステムの故障などで販売店に車両を持っていくとき
車両に付属しているすべての電子キーをお持ちください。
ドアの施錠・解錠
EVシステム始動の方法
- パーキングブレーキがかかっていることを確認し、ブレーキペダルを踏む
- 電子キーのトヨタエンブレム面で、パワースイッチにふれる電子キーを認識するとブザーが鳴り、ONへ切りかわります。車両カスタマイズ機能でスマートエントリー&スタートシステムの設定が非作動になっているときは、ACCへ切りかわります。
- ブレーキペダルをしっかりと踏み込んで、スマートエントリー&スタートシステム表示灯が緑色に点灯していることを確認する
- パワースイッチを短く確実に押す
処置をしても作動しないときは、トヨタ販売店にご連絡ください。
知識
- EVシステム停止方法
通常のEVシステムの停止方法と同様に、パーキングブレーキをかけ、パワースイッチを押します。
- 電池交換について
ここで説明しているEVシステムの始動方法は一時的な処置です。電池が切れたときは、ただちに電池の交換をおすすめします。(→キーの電池交換)
- モードの切りかえ
EVシステム始動方法の手順3で、ブレーキペダルから足を離してパワースイッチを押すと、EVシステムが始動せず、スイッチを押すごとにモードが切りかわります。(→パワースイッチを切りかえるには)