充電用USB端子

DC5V/2.1A(消費電力10.5W)の電源としてお使いください。
このUSB端子は充電専用でありデータ転送などは行えません。
また、使用する機器によっては、正常に充電できない場合があります。ご使用になる機器に付属の取扱説明書もお読みください。

充電用USB端子を使用するには

  • フロント

    フタを開けて使用する

  • リヤ

    フタを開けて使用する

    ★:

    グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

知識

充電用USB端子の作動条件

エンジンスイッチがACCまたはONのとき

充電用USB端子が正常に働かないおそれのある状況
  • DC5V/2.1A(消費電力10.5W)をこえる電力を要求する機器を接続したとき

  • パソコンと通信を行う機器を接続したとき

  • 接続機器の電源がOFFのとき(機器により異なります)

  • 炎天下に駐車したあとなど、車室内の温度が高いとき

使用する外部機器について

一部の機器では、充電中に充電がいったん停止後、再充電を開始する場合がありますが、故障ではありません。

注意

充電用USB端子の損傷を防ぐために
  • 端子部に異物を入れないでください。

  • 水や液体をかけないでください。

  • 強い力や衝撃を加えないでください。

  • 分解や改造、取りはずしをしないでください。

外部機器の損傷を防ぐために
  • 機器を車室内に放置しないでください。車室内が高温となり、故障の原因となります。

  • 機器が接続されているときに、外部機器や外部機器のケーブルを押し下げたり、不要な力を加えたりしないでください。

バッテリーあがりを防ぐために

エンジンが停止した状態で、充電用USB端子を長時間使用しないでください。

おくだけ充電(ワイヤレス充電器)を使うには

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

「Qi」マークについて

「Qi」、Qiマークは、ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)の登録商標です。

ワイヤレスパワーコンソーシアム(WPC)によるワイヤレス充電規格Qiに適合したスマートフォンやモバイルバッテリーなどの携帯機器を充電エリアに置くだけで、携帯機器を充電することができます。

充電エリアより大きい携帯機器には本機能を使用できません。また、携帯機器によっては、正常に作動しない場合があります。
ご使用になる携帯機器に付属の取扱説明書もお読みください。

各部の名称

  1. 電源スイッチ
  2. 作動表示灯
  3. 充電エリア

充電する

  1. 電源スイッチを押す
    押すごとにONとOFFが切りかわります。
    ONにすると作動表示灯が緑色に点灯します。
    ワイヤレス充電器の電源の状態(ON/OFF)はエンジンスイッチをOFFにしても記憶されます。
  2. 充電エリアに携帯機器を置く
    携帯機器の充電面が下になるように置いてください。
    充電中は作動表示灯が橙色に点灯します。
    充電が行われないときは、できるだけ充電エリアの中央付近に携帯機器を置き直してください。
    充電が完了すると作動表示灯が緑色に点灯します。

再充電機能

  • 充電が完了し、充電停止状態が一定時間経過すると充電を再開します。

  • 携帯機器が移動すると、いったん充電が停止しますが、ただちに充電を再開します。

作動表示灯の点灯状況

作動表示灯

状況

消灯

ワイヤレス充電器の電源がOFFのとき

緑(点灯)

待機中(充電可能状態)

充電完了時

橙(点灯)

充電エリアに携帯機器を置いたとき(携帯機器を検出中)

充電中

緑と橙が交互に点灯

次のような携帯機器が急速充電されます

  • WPC Ver 1.2.4に準拠した急速充電対応デバイス。

  • 7.5W充電可能なiPhone(iPhone 8以降)

※:

携帯機器によっては、充電完了後も表示灯が橙色に点灯し続ける場合があります。

作動表示灯が点滅したときは

エラーが発生した場合の作動表示灯の状況と、想定される原因の対処方法は次の通りです。

  • 1秒間に1回の点滅をくり返す(橙色)

    想定される原因

    対処方法

    車両とワイヤレス充電器の通信不良

    トヨタ販売店へお問い合わせください。

  • 3回連続の点滅をくり返す(橙色)

    想定される原因

    対処方法

    異物検知:携帯機器と充電エリアの間に異物がある

    携帯機器と充電エリアのあいだにある異物を取り除いてください。

    携帯機器のずれ:置かれた場所から携帯機器がずれている

    携帯機器を充電エリアの中央付近に置き直してください。

  • 4回連続の点滅をくり返す(橙色)

    想定される原因

    対処方法

    ワイヤレス充電器内の温度上昇

    いったん充電を停止し、しばらく待ってから充電を開始してください。

知識

作動条件

エンジンスイッチがACCまたはONのとき

使用できる携帯機器について
  • ワイヤレス充電規格Qi準拠機器を使用できます。ただし、すべてのQi準拠機器と互換性を保証しているものではありません。

  • 携帯電話やスマートフォンをはじめとする携帯機器を対象とした5W以下の低電力給電を対象としています。

携帯機器にカバーやアクセサリーを付けるときは

携帯機器に、「Qi」非対応のカバーやアクセサリーを付けた状態で充電しないでください。カバーやアクセサリーの種類によっては充電できない場合があります。充電エリアに携帯機器を置いても充電が行われないときは、カバーやアクセサリーをはずしてください。

充電中に、AMラジオにノイズが入るときは

ワイヤレス充電器の電源をOFFにして、ノイズが低減するか確認してください。ノイズが低減する場合は、充電中にワイヤレス充電器の電源スイッチを約2秒間押し続けることで、充電の周波数を切りかえてノイズを低減することができます。また、その際、作動表示灯が橙色に2回点滅します。

充電についての留意事項
  • 車室内で電子キーを検出できない場合は、充電することができません。ドアの開閉時は、一時的に充電が停止することがあります。

  • 充電中は、ワイヤレス充電器と携帯機器が温かくなりますが、異常ではありません。充電中に携帯機器が温かくなったときは、携帯機器側の保護機能により、充電が停止することがあります。この場合、携帯機器の温度が十分に下がってから、再度、充電を行ってください。

作動中の音について

電源スイッチを押して電源をONにしたときや、携帯機器を検出中は“ジー”と作動音がしますが、異常ではありません。

清掃について

内装の手入れ

警告

運転中の注意

携帯機器を充電する場合、安全のため、運転者は運転中に携帯機器本体の操作をしないでください。

電波がおよぼす影響について

植込み型心臓ペースメーカー、植込み型両心室ペーシングパルスジェネレータおよび植込み型除細動器などの医療用電気機器を装着されている方は、ワイヤレス充電器のご使用にあたっては医師とよくご相談ください。ワイヤレス充電器の動作が医療用電気機器に影響を与えるおそれがあります。

故障ややけどを防ぐために

次のことをお守りください。

お守りいただかないと装置の故障や損傷、発火、発熱によるやけどにつながるおそれがあります。

  • 充電中に、充電エリアと携帯機器のあいだに金属物を挟まない

  • 充電エリアや携帯機器にアルミなどのシールや金属製のものを貼り付けない

  • 布などをかぶせて充電しない

  • 指定された携帯機器以外は充電しない

  • 分解や改造、取りはずしをしない

  • 強い力や衝撃をかけない

注意

機能が正常に働かないおそれのある状況

次のような場合は正常に充電しない場合があります。

  • 携帯機器が満充電

  • 充電エリアと携帯機器のあいだに異物がある

  • 充電により、携帯機器の温度が高温になっている

  • 携帯機器の充電面を上にして置いた

  • 携帯機器の置き場所が充電エリアからずれている

  • 近くにテレビ塔や発電所・ガソリンスタンド・放送局・大型ディスプレイ・空港があるなど、強い電波やノイズの発生する場所にいるとき

  • 携帯機器が、次のような金属製のものに接していたり、覆われたりしているとき

    • アルミ箔などの金属の貼られたカード

    • アルミ箔を使用したタバコの箱

    • 金属製の財布やかばん

    • 小銭

    • カイロ

    • CDやDVDなどのメディア

  • 近くで電波式ワイヤレスリモコンを使用しているとき

また、上記以外で、充電が正常に行われない、または、作動表示灯が点滅したままのときは、ワイヤレス充電器の異常が考えられます。トヨタ販売店へお問い合わせください。

故障やデータ破損を防止するために
  • 充電中に、充電エリアにクレジットカード・ETCカードなどの磁気カードや磁気記録メディアなどを近付けると、磁気の影響によりデータが消えるおそれがあります。また、腕時計などの精密機器を近付けると、こわれたりするおそれがありますので、近付けないでください。

  • 携帯機器は車室内に放置しないでください。炎天下など車室内が高温となり、故障の原因となります。

バッテリーあがりを防止するために

エンジンを停止した状態で、ワイヤレス充電器を長時間使用しないでください。

アクセサリーソケットを使うには

DC12V/10A(消費電力120W)未満の電気製品を使用するときの電源としてお使いください。

フタを開けて使用する

知識

作動条件

エンジンスイッチがACCまたはONのとき

エンジンスイッチをOFFにするとき

モバイルバッテリーなどの、充電機能を備えた電気製品をはずしてください。接続したままにしておくと、エンジンスイッチを正常にOFFすることができなくなる場合があります。

注意

ヒューズが切れるのを防ぐために

DC12V/10A(消費電力120W)以上の電気製品を使用しないでください。

ショートや故障を防ぐために

ソケットに異物が入ったり、飲料水などがかかったりしないように、使用しないときはフタを閉めておいてください。

バッテリーあがりを防止するために

エンジンが停止した状態でアクセサリーソケットを長時間使用しないでください。

リヤアームレスト

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

手前に倒して使用します。

注意

アームレストの破損を防ぐために

過度の負荷をかけないでください。

電動サンシェード

★:

グレード、オプションなどにより、装備の有無があります。

電動サンシェードを開閉する

  1. 短押し:開ける
    長押し:自動全開
  2. 短押し:閉める
    長押し:自動全閉
※:

途中で停止するときは、 スイッチをもう一度押します。

知識

作動条件

エンジンスイッチがONのとき

エンジン停止後の作動

エンジンスイッチをACCまたはOFFにしたあとでも、約45秒間は電動サンシェードの操作ができます。ただし、そのあいだに運転席ドアを開閉すると作動しなくなります。

挟み込み防止機能

次の状況で異物の挟み込みを感知すると、作動が停止し少し開きます。

  • 電動サンシェードを閉めるとき

電動サンシェードが正常に閉まらないとき

次の操作を行ってください。

  1. 車を停止する
  2. エンジンスイッチをONにする
  3. スイッチのCLOSE側を押し続け、反転後も約10秒間スイッチを押し続けると閉じ切り作動を開始します。
  4. 電動サンシェードが完全に閉まったことを確認し、スイッチから手を離す
※:

途中でスイッチから手を離すと、最初からやり直しとなります。

以上の操作を行っても反転して閉じ切らない場合は、トヨタ販売店で点検を受けてください。

警告

次のことを必ずお守りください。
お守りいただかないと、重大な傷害におよぶか、最悪の場合死亡につながるおそれがあります。

電動サンシェードを開閉するときは
  • 電動サンシェードを開閉するときは、乗員の手・腕・頭・首を挟んだり巻き込んだりしないように注意してください。

  • お子さまには、電動サンシェードの操作をさせないでください。
    電動サンシェードに挟まれたり巻き込まれたりするおそれがあります。

挟み込み防止機能
  • 挟み込み防止機能を故意に作動させようとして、乗員の手・腕・頭・首などを挟んだりしないでください。

  • 挟み込み防止機能は、電動サンシェードが完全に閉まる直前に異物を挟むと作動しない場合があります。また、挟み込み防止機能は、スイッチを押し続けた状態では作動しません。指などを挟まないように注意してください。

やけどやけがを防ぐために

ルーフの下側と電動サンシェードの隙間にはふれないでください。
手を挟んでけがをするおそれがあります。また、車を直射日光のあたる場所に長時間駐車するとルーフの下側が熱くなるため、やけどをするおそれもあります。

アシストグリップ

天井に取り付けられているアシストグリップは、走行中にシートに座っている状態で体を支えるときにお使いください。

警告

アシストグリップについて

アシストグリップは、乗降時やシートから立ち上がるときなどに使用しないでください。

注意

破損を防ぐために

アシストグリップに重いものをかけたり、過度の負荷をかけないでください。

コートフックを使うには

コートフックは、リヤのアシストグリップに付いています。

警告

コートフックへかけてはいけないもの

ハンガーや他の硬いもの、鋭利なものをかけないでください。
SRSカーテンシールドエアバッグがふくらんだときにそれらのものが飛び、重大な傷害または死亡につながるおそれがあります。

サンバイザーを使うには

  1. 前方をさえぎるには、バイザーを下ろす
  2. 側方をさえぎるには、バイザーを下ろした状態でフックからはずし、横へまわす

バニティミラーを使うには

カバーをスライドして開ける

バニティランプ装着車:ランプが点灯します。

知識

バッテリーあがりを防ぐために

バニティランプ装着車:エンジンスイッチがOFFの場合、バニティランプが点灯したままのときは約20分後に自動消灯します。

注意

使用しないときは

バニティミラーを必ず閉じてください。

バッテリーあがりを防止するために

エンジンが停止した状態で長時間ランプを点灯しないでください。